ソフトウェア製品
システム構築からプログラミング、デバッグ、試運転調整、保守運用まで、Vシリーズシステムのライフサイクル全般にわたってサポートする多様なソフトウェア製品を提供しています。
シンクロトレンド (SynchroTrend)
Vツール2/3アドインソフト
シンクロトレンドは、統合コントローラ Vシリーズ内の任意のデータをエンジニアリングツールで収集し、ヒストリカル保存するアドインソフトです。 コントローラの各タスク(超高速/高速/メイン)のスキャン周期に同期してデータを時系列に収集、トレンドグラフにて表示すると共に、ファイルに保存します。 この機能を使用することにより、システムの試運転・調整の効率が大幅に向上、大規模システムの立ち上げ期間短縮に貢献します。
- 対応コントローラ
- S3PU55B バージョンV2.70以上
- 対応Vツール2
- バージョンV.2.6.0以上
新計装ファンクションブロックライブラリ
Vツール2/3アドインソフト
新計装FBライブラリは、計装制御分野で頻出する調節計や、自動化に必要なシーケンス操作を実行する機能ブロックを集約したライブラリパッケージです。 Vシリーズのエンジニアリングツール(Vツール2/3)に、このFBライブラリを加えることで、計装制御分野のアプリケーションを効率よく作成することができます。
新計装FBライブラリは、次の4つの特長を備えています。
- 1. 高い生産性
- 2. 処理の高速性
- 3. 柔軟な機能拡張性
- 4. コードの安全性
- 対応コントローラ
- DS型: L3PU21 バージョンV1.1B以上 / L2PU22 バージョンV1.18以上
- MCS型: L1PU11H/12H/LC511/512 バージョンV2.23以上 / LC521/522 バージョンV2.30以上
- 対応Vツール2
- バージョンV.2.6.1以上
インターロック診断パッケージ(Permissive Fault Diagnosis)
Vツール2/3アドインソフト
インターロック診断パッケージは、ラダー回路で作成されたインターロック回路の、現在および過去最新の不成立要因を診断し、 その要因接点だけを抽出して見やすく表示するアドインソフトです。
- ①どの信号が原因で自動運転許可条件が成立していないのか?
- 原因接点だけを抽出して表示します
- ②自動運転許可条件が落ちた!どの信号が最初に落ちたのか?
- 最初に落ちた信号を記憶して表示します
インターロック回路が多段に構成されている場合でも、自動的にバックトラックして、その原因接点を発見します。
インターロック診断パッケージを使用することによって、システムの試運転調整及び異常発生時のトラブルシューティングの効率化が可能となります。
- 対応コントローラ
- S3PU55A/S3PU55B バージョン:V02.76以上
- 対応コントローラ
- S3PU65A バージョン:V03.78以上
- 対応Vツール2
- V2.12.0以上
- 対応Vツール3
- V3.6.0以上
リモートエンジニアリングパッケージ
独立パッケージソフト
リモートエンジニアリングパッケージは、インターネットを利用したリモートエンジニアリング環境を提供します。
HTTPカプセリング技術とWindowsリモートデスクトップとの組み合わせにより、お客様のネットワークセキュリティポリシーを変更することなく、 安全性の高いリモートメンテナンスを実現します。
主な特長
- 国内外を問わず遠隔地のお客様システムを、SIメーカ様の自社からリモートメンテナンスを行うことが可能
- インターネットへの接続環境があれば利用可能
インターネット接続で一般的に使われているポート80及び443のみ使用します - ファイアウォールを変更する必要がないため、お客様のネットワークインフラをそのままご利用できます
- データは暗号化して通信するため、セキュリティ面も安全です
- 導入コスト、運用コストも低価格で実現できます
動作環境
エンドユーザ側PC(操作される側)の動作環境一覧表
この表は横スクロールできます。
ハードウェア | PC/AT互換機 (CPU/メモリ/ディスク容量は特に規定しません。搭載アプリケーションの規定に従ってください) |
---|---|
オペレーティングシステム(OS) | Microsoft Windows XP professional または Windows server 2003 |
ネットワークインタフェースカード(NIC) | 2枚必要 (1)アプリケーション(Vツール、SCADAなど)が、監視・操作の対象とする機器とLAN接続 (2)お客様の社内LAN(インターネットへアクセスできること)に接続 |
リモート接続ソフト(RDP) | Windows リモートデスクトップ (Windows XP Professional 及び Windows server 2003に標準装備) |
リモート接続対象アプリケーション | 統合コントローラVシリーズ エンジニアリングツール2/3(Vツール2/3)、 または 任意のアプリケーション(東芝サポート外です) |
ネットワーク環境 | インターネット接続が可能なネットワーク環境 (イントラネット、インターネットの別を問いません) |
SIメーカ側PC(操作する側)の動作環境一覧表
ハードウェア | PC/AT互換機 (CPU/メモリ/ディスク容量は特に規定しません。搭載アプリケーションの規定に従ってください) |
---|---|
オペレーティングシステム(OS) | Microsoft Windows XP Home Edition、Windows XP Professional Edition、Windows 2000 Professional、 または Windows server 2003 |
ネットワークインタフェースカード(NIC) | 1枚(ルータとLAN接続) |
リモート接続ソフト(RDP) | Windows リモートデスクトップ (Windows XP Home Edition、Professional 及び Windows server 2003に標準装備。 その他のOSは、Windows XPのセットアップCD-ROMを使ってインストール可能) |
ネットワーク環境 | インターネット接続が可能なネットワーク環境 (グローバルIPアドレスが必要です) |
Vシミュレータ
独立パッケージソフト
Vシミュレータは パソコン上でコントローラの動作を模擬するソフトウェアパッケージです。
試験用のコントローラ実機が準備できない早期段階から、パソコンだけでアプリケーションプログラムの単体試験ができますので、 ソフト開発効率向上・ソフト品質向上に貢献します。
主な特長
- パソコン上で実機動作を模擬。エンジニアリングツールのモニタ/データ設定機能でアプリの動作確認が可能
(一部の命令を除く) - 内部I/O変数にアクセスするためのWindowsAPIを準備。外部アプリケーションとの結合も可能
- Vシミュレータを搭載したパソコンと外部機器(HMI/SCADAなど)をネットワーク(Ethernet)で接続することで、外部機器を使ったコンピュータリンク手順通信やソケット通信の接続確認が可能
- エンジニアリングツールとVシミュレータの接続は、
①1台のパソコンに両方を入れ動作させるスタンドアロン型と、
②各々別のパソコンに入れネットワークで接続するネットワーク型の 2つから選択できます
動作環境
動作環境一覧表
この表は横スクロールできます。
ハードウェア | PC/AT互換機 (CPU/メモリ/ディスク容量は、Vシリーズ エンジニアリングツールの規定に準じます) |
---|---|
オペレーティングシステム(OS) | Microsoft Windows 2000 または Windows XP |
ネットワークインタフェースカード(NIC) | ネットワーク型の場合には Ethernetカードが必要 |
サポートモジュール | シーケンスコントローラ S3(S3PU45、S3PU55、S3PU65) シーケンスコントローラ S2(S2PU72、S2PU72D、S2PU82) ループコントローラ L3(L3PU21) Ethernetモジュール(EN711、EN721、EN731、EN741、EN751A、EN761) Ethernetモジュール(EN611、EN621、EN631、EN641、EN651A、EN661) Ethernetモジュール(FN711) |
ご注意
- Microsoft,Windows,WindowsNTは、米国マイクロソフト社の米国および他の国における登録商標です。
- Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
- Pentiumは、米国インテル社の米国およびその他の国における登録商標です。
- その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※記載内容は、設計変更その他の理由によりお断りなく変更させていただくことがあります。