消費生活用製品安全法に基づく事故報告 2008年度公表

この事故報告は、「東芝グループ製品安全に関する基本方針」により公表するものです。
掲載の内容は、速報段階のものであり、今後の追加情報、調査進展等により変更される可能性があります。
「重大製品事故」とは消費生活用製品安全法に規定された下記の事故です。

  1. 死亡事故
  2. 重傷病事故(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)又は後遺障害事故
  3. 一酸化炭素中毒事故
  4. 火災(消防が火災として確認したもの)

重大製品事故情報一覧

(1)製品起因が疑われる事故

事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 関連情報
2008年
10月20日
電気冷蔵庫 GR-76A 当該製品の天板部付近の操作パネル及びコンセントが焼損する火災が発生した。当該製品は、天板後部に操作パネル(庫内温度設定部)とサービスコンセントを有している。事故原因は、長期使用(約40年)に伴う経年劣化によって操作パネル内部のコントロールスイッチの接点が荒れたため、接触不良による異常発熱が生じ、最終的に発火に至ったものと考えられる。(製造から40年以上経過した製品) ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800758
2008年
4月16日
殺菌ランプ GL20-A 当該製品を量販店から購入し、キッチンライトとして使用していたところ、2名が皮膚の炎症を発症し、うち1名が重傷となった。事故原因は、殺菌専用の紫外線ランプである当該製品を一般の蛍光ランプと誤って購入し、台所の照明として使用した誤った使用方法が原因であったものの、当該製品が目や皮膚に有害であることを示す文字が小さかった上に、一般の蛍光ランプと酷似した包装であったことや販売店で同じ場所で販売していたことも影響したと考えられる。 ----- 東芝ライテック(株) 宮城県 A200800269
2008年
6月8日
電気洗濯乾燥機 TW-741EX 当該製品を運転したまま外出したところ、火災が発生した。事故の原因は、当該製品の温度ヒューズリード線のコネクター端子カシメ部付近で芯線が断線して、断続的通電が繰り返されたため、異常発熱が生じ、発火したものと考えられた。断線の原因は、焼損が著しく特定できなかった。なお、当該製品は、断線によるヒーターへの通電エラー等によって複数回運転が停止していた記録が確認されており、また、当該事業者のサービス会社による修理が行われていた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800286
2009年
2月22日
電気洗濯乾燥機 TW-150VC 当該製品を運転中、廊下に煙が充満しているのに気付き確認したところ、当該製品上部から火が出ていた。調査の結果、当該製品内部上部にある乾燥用ヒーターのヒーターリード線に溶融痕が確認され、当該箇所から焼損していた。乾燥用ファンモーターの固定ネジの締め付け不良によって振動が発生し、リード線に影響を及ぼした可能性も考えられたが、事故原因を特定することはできなかった。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 三重県 A200801313
2009年
1月16日
電気冷蔵庫 GR-2027T1 当該製品の背面下部から発煙し、床及び壁の一部が焼損した。事故原因は、長期間の使用(約30年)によって、圧縮機用の始動リレーの接点が劣化し、トラッキング現象によって出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 長野県 A200801140
2008年
11月19日
電気冷蔵庫 GR-1808TC 当該製品から発煙した。事故原因は、当該製品の圧縮機用の始動リレー付近の焼損が著しいことから、長期間の使用(製造後約30年経過)によって、始動リレーが劣化したために出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800893
2008年
11月10日
食器乾燥機 VD-410F 当該製品からの焦げ臭いにおいに気づき、電源を抜いて消火し、周辺が汚損した。調査の結果、当該製品下部にある電装品収納部内の基板及び基板周辺の焼損が著しく、また、収納部の腐食が著しかったことから、事故の原因は、長期間の使用(約30年)によって、収納部に水分等が浸入したため、基板が絶縁劣化し、トラッキング現象が生じて出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝テック(株) 高知県 A200800840
2008年
6月13日
電気冷蔵庫 GR-2008TC 当該製品背面下部付近から発煙していたため消火した。事故原因は、長期使用により電気部品の絶縁性能が低下し、内部短絡を生じて、発煙・発火に至ったものと思われる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 福島県 A200800305
2008年
10月20日
電気温水器 HPL-TL374MK 当該製品から焦げ臭いにおいがしたため、修理依頼をし、確認したところ、製品内部の部品が溶解していた。事故の原因は、当該製品内部の電気部品(リレー)の接点部で異常発熱が生じ、当該製品から発煙したものと考えられたが、異常発熱をした理由は特定できなかった。 ----- 東芝機器(株) 東京都 A200800760
2008年
9月19日
電気洗濯機 AW-B80VP 当該製品を運転中に外出して、しばらくして戻ってくると、当該製品の右後部から発煙・発火していた。事故原因は、当該製品の漏電検知用回路基板にはんだ付けされたジャンパー線の先端が製造時の不具合によって変形していたため、基板上の絶縁距離が短くなり、トランジスター充電部との間でトラッキング現象が生じて、出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 山口県 A200800641
2008年
9月9日
電気冷蔵庫 GR-A12T 当該製品から発煙しているのに気付き、扉を開けたところ庫内から煙が出てきた。事故原因は、庫内の温度調整等の操作ボックス内にある2本のリード線が交差する部分で、リード線が断線し溶融痕が見られたことから、当該部分でリード線がショートし発火に至ったものと考えられたが、ショートした原因は特定できなかった。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 広島県 A200800622
2008年
8月6日
換気扇(浴室用) VFB10A 当該製品から出火する火災が発生した。事故原因は、モーター用コンデンサーが長期使用により内部素子及び絶縁油が徐々に絶縁劣化を起こし、最終的に内部圧力が上昇したことによりショートが生じて発煙・発火したものと思われる。 ----- 東芝キヤリア(株) 徳島県 A200800598
2008年
8月15日
扇風機 H-30AW 当該製品のスイッチを入れ、しばらくするとパチパチと音がし、当該製品から出火した。事故原因は、長期使用によるモーター内の潤滑油が劣化したために、回転軸が摩擦により発熱し、出火に至ったものと考えられる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 福井県 A200800540
2008年
8月11日
エアコン RAS-406LDR 当該製品を運転してしばらくすると、異常音がして室内機右側から発煙した。事故原因は、ファンモータ電源コネクタ部に電気を通しやすい物質が付着し、トラッキングが生じ、発煙に至ったものと思われる。(2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 神奈川県 A200800513
2008年
7月26日
扇風機 W-30SH 当該製品から出火し、周辺が焼損した。長期使用(約35年)によるコンデンサーの絶縁不良によって内部短絡が生じて発火に至ったものと考えられる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 和歌山県 A200800490
2008年
7月24日
電気洗濯機 AW-2820 当該製品を運転してしばらくして、異臭がしたので確認すると、製品内部より発煙していた。事故原因は、長年使用によりモーターの巻線内絶縁が劣化し、レアショートを起こしたためと思われる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 東京都 A200800456
2008年
7月16日
エアコン RAS-406LDR 当該製品使用中に異音がし、発煙した。事故原因は、ファンモータ電源コネクタ部にエアコン洗浄液等の電気を通しやすい物質が付着し、トラッキングが生じ、発煙に至ったものと思われる。(2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 兵庫県 A200800436
2008年
6月27日
扇風機 SF-40M 当該製品から出火し、本体及び壁の一部が焼損した。事故原因は、コンデンサーが長期使用の間に吸湿等で絶縁劣化を起こし、コンデンサの内部素子が絶縁破壊されショートが生じて発煙・発火したものと思われる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 千葉県 A200800364
2008年
6月11日
テレビ(ブラウン管型) 29BS66 当該製品で視聴中に電源が切れ、後方から発煙した。事故原因は、電解コンデンサーの不具合により、安全弁が作動し、内部の電解液が気化して蒸気が漏れたものと思われる。 ----- (株)東芝 神奈川県 A200800336
2008年
6月11日
電気冷蔵庫 GR-2028T 当該製品付近より発煙したため、当該製品背面側を確認したところ、圧縮機付近から火が出ていたため消火した。事故原因は、長期使用(約30年)により、コンプレッサーの始動リレーの絶縁性能が低下し、リレーケース内にリーク電流が流れ、短絡・スパークし出火したものと推定される。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 北海道 A200800304
2008年
6月3日
照明器具 FT-21301-GH16 当該製品から発煙した。事故原因は、コンデンサー内部が炭化していることから、経年劣化によってコンデンサーの内部でショートが発生し、発煙に至ったものと考えられる。 ----- 丸文化学工業(株)(東芝ライテック(株)ブランド) 大阪府 A200800273
2008年
1月18日
電気冷蔵庫 GR-R31VD 当該製品の扉スイッチが焦げ、ボタンを操作した際に火花が出た。事故原因は、扉スイッチに庫内から漏れた飲料水などの水溶性の異物が付着し、扉を閉めた際にスイッチ内部に浸入し、長期間の使用(約19年)も影響して、スイッチ(庫内灯)接点付近の炭化が進行し、トラッキング現象によって焼損したものと考えられる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 埼玉県 A200800189
2008年
4月10日
テレビ(ブラウン管型) 28W1 当該製品で視聴中に発煙した。事故原因は、電解コンデンサーの安全弁が作動し、内部の電解液が気化して蒸気が漏れたものと思われる。 ----- (株)東芝 東京都 A200800071
事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 関連情報
2008年
10月20日
電気冷蔵庫 GR-76A 当該製品の天板部付近の操作パネル及びコンセントが焼損する火災が発生した。当該製品は、天板後部に操作パネル(庫内温度設定部)とサービスコンセントを有している。事故原因は、長期使用(約40年)に伴う経年劣化によって操作パネル内部のコントロールスイッチの接点が荒れたため、接触不良による異常発熱が生じ、最終的に発火に至ったものと考えられる。(製造から40年以上経過した製品) ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800758
2008年
4月16日
殺菌ランプ GL20-A 当該製品を量販店から購入し、キッチンライトとして使用していたところ、2名が皮膚の炎症を発症し、うち1名が重傷となった。事故原因は、殺菌専用の紫外線ランプである当該製品を一般の蛍光ランプと誤って購入し、台所の照明として使用した誤った使用方法が原因であったものの、当該製品が目や皮膚に有害であることを示す文字が小さかった上に、一般の蛍光ランプと酷似した包装であったことや販売店で同じ場所で販売していたことも影響したと考えられる。 ----- 東芝ライテック(株) 宮城県 A200800269
2008年
6月8日
電気洗濯乾燥機 TW-741EX 当該製品を運転したまま外出したところ、火災が発生した。事故の原因は、当該製品の温度ヒューズリード線のコネクター端子カシメ部付近で芯線が断線して、断続的通電が繰り返されたため、異常発熱が生じ、発火したものと考えられた。断線の原因は、焼損が著しく特定できなかった。なお、当該製品は、断線によるヒーターへの通電エラー等によって複数回運転が停止していた記録が確認されており、また、当該事業者のサービス会社による修理が行われていた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800286
2009年
2月22日
電気洗濯乾燥機 TW-150VC 当該製品を運転中、廊下に煙が充満しているのに気付き確認したところ、当該製品上部から火が出ていた。調査の結果、当該製品内部上部にある乾燥用ヒーターのヒーターリード線に溶融痕が確認され、当該箇所から焼損していた。乾燥用ファンモーターの固定ネジの締め付け不良によって振動が発生し、リード線に影響を及ぼした可能性も考えられたが、事故原因を特定することはできなかった。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 三重県 A200801313
2009年
1月16日
電気冷蔵庫 GR-2027T1 当該製品の背面下部から発煙し、床及び壁の一部が焼損した。事故原因は、長期間の使用(約30年)によって、圧縮機用の始動リレーの接点が劣化し、トラッキング現象によって出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 長野県 A200801140
2008年
11月19日
電気冷蔵庫 GR-1808TC 当該製品から発煙した。事故原因は、当該製品の圧縮機用の始動リレー付近の焼損が著しいことから、長期間の使用(製造後約30年経過)によって、始動リレーが劣化したために出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800893
2008年
11月10日
食器乾燥機 VD-410F 当該製品からの焦げ臭いにおいに気づき、電源を抜いて消火し、周辺が汚損した。調査の結果、当該製品下部にある電装品収納部内の基板及び基板周辺の焼損が著しく、また、収納部の腐食が著しかったことから、事故の原因は、長期間の使用(約30年)によって、収納部に水分等が浸入したため、基板が絶縁劣化し、トラッキング現象が生じて出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝テック(株) 高知県 A200800840
2008年
6月13日
電気冷蔵庫 GR-2008TC 当該製品背面下部付近から発煙していたため消火した。事故原因は、長期使用により電気部品の絶縁性能が低下し、内部短絡を生じて、発煙・発火に至ったものと思われる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 福島県 A200800305
2008年
10月20日
電気温水器 HPL-TL374MK 当該製品から焦げ臭いにおいがしたため、修理依頼をし、確認したところ、製品内部の部品が溶解していた。事故の原因は、当該製品内部の電気部品(リレー)の接点部で異常発熱が生じ、当該製品から発煙したものと考えられたが、異常発熱をした理由は特定できなかった。 ----- 東芝機器(株) 東京都 A200800760
2008年
9月19日
電気洗濯機 AW-B80VP 当該製品を運転中に外出して、しばらくして戻ってくると、当該製品の右後部から発煙・発火していた。事故原因は、当該製品の漏電検知用回路基板にはんだ付けされたジャンパー線の先端が製造時の不具合によって変形していたため、基板上の絶縁距離が短くなり、トランジスター充電部との間でトラッキング現象が生じて、出火に至ったものと考えられた。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 山口県 A200800641
2008年
9月9日
電気冷蔵庫 GR-A12T 当該製品から発煙しているのに気付き、扉を開けたところ庫内から煙が出てきた。事故原因は、庫内の温度調整等の操作ボックス内にある2本のリード線が交差する部分で、リード線が断線し溶融痕が見られたことから、当該部分でリード線がショートし発火に至ったものと考えられたが、ショートした原因は特定できなかった。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 広島県 A200800622
2008年
8月6日
換気扇(浴室用) VFB10A 当該製品から出火する火災が発生した。事故原因は、モーター用コンデンサーが長期使用により内部素子及び絶縁油が徐々に絶縁劣化を起こし、最終的に内部圧力が上昇したことによりショートが生じて発煙・発火したものと思われる。 ----- 東芝キヤリア(株) 徳島県 A200800598
2008年
8月15日
扇風機 H-30AW 当該製品のスイッチを入れ、しばらくするとパチパチと音がし、当該製品から出火した。事故原因は、長期使用によるモーター内の潤滑油が劣化したために、回転軸が摩擦により発熱し、出火に至ったものと考えられる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 福井県 A200800540
2008年
8月11日
エアコン RAS-406LDR 当該製品を運転してしばらくすると、異常音がして室内機右側から発煙した。事故原因は、ファンモータ電源コネクタ部に電気を通しやすい物質が付着し、トラッキングが生じ、発煙に至ったものと思われる。(2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 神奈川県 A200800513
2008年
7月26日
扇風機 W-30SH 当該製品から出火し、周辺が焼損した。長期使用(約35年)によるコンデンサーの絶縁不良によって内部短絡が生じて発火に至ったものと考えられる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 和歌山県 A200800490
2008年
7月24日
電気洗濯機 AW-2820 当該製品を運転してしばらくして、異臭がしたので確認すると、製品内部より発煙していた。事故原因は、長年使用によりモーターの巻線内絶縁が劣化し、レアショートを起こしたためと思われる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 東京都 A200800456
2008年
7月16日
エアコン RAS-406LDR 当該製品使用中に異音がし、発煙した。事故原因は、ファンモータ電源コネクタ部にエアコン洗浄液等の電気を通しやすい物質が付着し、トラッキングが生じ、発煙に至ったものと思われる。(2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 兵庫県 A200800436
2008年
6月27日
扇風機 SF-40M 当該製品から出火し、本体及び壁の一部が焼損した。事故原因は、コンデンサーが長期使用の間に吸湿等で絶縁劣化を起こし、コンデンサの内部素子が絶縁破壊されショートが生じて発煙・発火したものと思われる。 ----- 東芝ホームテクノ(株) 千葉県 A200800364
2008年
6月11日
テレビ(ブラウン管型) 29BS66 当該製品で視聴中に電源が切れ、後方から発煙した。事故原因は、電解コンデンサーの不具合により、安全弁が作動し、内部の電解液が気化して蒸気が漏れたものと思われる。 ----- (株)東芝 神奈川県 A200800336
2008年
6月11日
電気冷蔵庫 GR-2028T 当該製品付近より発煙したため、当該製品背面側を確認したところ、圧縮機付近から火が出ていたため消火した。事故原因は、長期使用(約30年)により、コンプレッサーの始動リレーの絶縁性能が低下し、リレーケース内にリーク電流が流れ、短絡・スパークし出火したものと推定される。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 北海道 A200800304
2008年
6月3日
照明器具 FT-21301-GH16 当該製品から発煙した。事故原因は、コンデンサー内部が炭化していることから、経年劣化によってコンデンサーの内部でショートが発生し、発煙に至ったものと考えられる。 ----- 丸文化学工業(株)(東芝ライテック(株)ブランド) 大阪府 A200800273
2008年
1月18日
電気冷蔵庫 GR-R31VD 当該製品の扉スイッチが焦げ、ボタンを操作した際に火花が出た。事故原因は、扉スイッチに庫内から漏れた飲料水などの水溶性の異物が付着し、扉を閉めた際にスイッチ内部に浸入し、長期間の使用(約19年)も影響して、スイッチ(庫内灯)接点付近の炭化が進行し、トラッキング現象によって焼損したものと考えられる。 ----- 東芝ホームアプライアンス(株) 埼玉県 A200800189
2008年
4月10日
テレビ(ブラウン管型) 28W1 当該製品で視聴中に発煙した。事故原因は、電解コンデンサーの安全弁が作動し、内部の電解液が気化して蒸気が漏れたものと思われる。 ----- (株)東芝 東京都 A200800071

(4)製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した事故
(消費経済審議会製品安全部会『製品事故判定第三者委員会』判断による)

事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2009年
3月1日
コンセント DG2112 2口ある当該製品の上側が焼損する火災が発生した。 ○当該製品は、右側の速結端子部が著しく炭化、焼損しており、欠損が認められた。
○刃受け金具は、一カ所、刃受け部の幅が広がっていることが確認できたが、当該部分は焼損の影響を受けていなかった。
○速結端子部に接続されていた電線に接続不良はなく、又、溶融痕は認められなかった。
○速結端子部の板バネは、4つの内2つが紛失しており、接触状況は確認できなかったが、残存していた板バネには溶融痕等の異常は認められなかった。
●当該製品の速結端子部の接触不良等により過熱し、出火した可能性が考えられたが、一部未回収の部品があり、残存していた部品には出火の痕跡は認められず、電線の接続も正常と考えられることから、製品起因か否かも含め、事故原因を特定することはできなかった。
東芝ライテック(株) 千葉県 A200801371
2008年
11月3日
照明器具 FCZ-1967 当該製品付近から発火し、下の敷物が焼損した。 ○当該製品は蛍光灯をセットするためのランプホルダーと本体とを接続するコネクター端子周辺の樹脂が変色し、一部炭化しており、コネクター端子の接触金具にスパーク痕が認められ、接触金具間の間隔が広がっていた。
○基板のコネクター部分及びランプホルダー内の32W側ピン受け金具近傍のパターン銅箔が焼失していた。
●事故原因は、当該製品のランプホルダーと本体とを接続するコネクター端子が、部品不良やランプ交換時にコネクター端子に異物が挟まったこと等により接触不良が生じ異常発熱し、出火したものと推定されたが、使用状況が不明であり、製品起因か否かも含め原因の特定はできなかった。
東芝ライテック(株) 奈良県 A200801015
2008年
8月7日
延長コード DHY8063N-2W 異臭がしたため部屋に戻って確認すると、周辺が焼損していた。 調査の結果、回収された事故品からの発火の痕跡は確認されなかったが、コードの一部が回収されていないことから、原因の特定には至らなかった。 東芝ライテック(株) 福岡県 A200800569
2008年
7月17日
コンセント DG2241N エアコンを使用中にエアコンに給電していた当該製品が焼損した。 調査の結果、T側端子の電線接続部に接触不良があり、長い期間発熱を繰り返していたため、発火に至ったものと推定された。接触不良の原因が、コンセントの部品(板バネ)が変形していた影響であるか、コンセント施工時に電線が傷つけられたためか確定できず、原因の特定には至らなかった。 東芝ライテック(株) 大阪府 A200800492
事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2009年
3月1日
コンセント DG2112 2口ある当該製品の上側が焼損する火災が発生した。 ○当該製品は、右側の速結端子部が著しく炭化、焼損しており、欠損が認められた。
○刃受け金具は、一カ所、刃受け部の幅が広がっていることが確認できたが、当該部分は焼損の影響を受けていなかった。
○速結端子部に接続されていた電線に接続不良はなく、又、溶融痕は認められなかった。
○速結端子部の板バネは、4つの内2つが紛失しており、接触状況は確認できなかったが、残存していた板バネには溶融痕等の異常は認められなかった。
●当該製品の速結端子部の接触不良等により過熱し、出火した可能性が考えられたが、一部未回収の部品があり、残存していた部品には出火の痕跡は認められず、電線の接続も正常と考えられることから、製品起因か否かも含め、事故原因を特定することはできなかった。
東芝ライテック(株) 千葉県 A200801371
2008年
11月3日
照明器具 FCZ-1967 当該製品付近から発火し、下の敷物が焼損した。 ○当該製品は蛍光灯をセットするためのランプホルダーと本体とを接続するコネクター端子周辺の樹脂が変色し、一部炭化しており、コネクター端子の接触金具にスパーク痕が認められ、接触金具間の間隔が広がっていた。
○基板のコネクター部分及びランプホルダー内の32W側ピン受け金具近傍のパターン銅箔が焼失していた。
●事故原因は、当該製品のランプホルダーと本体とを接続するコネクター端子が、部品不良やランプ交換時にコネクター端子に異物が挟まったこと等により接触不良が生じ異常発熱し、出火したものと推定されたが、使用状況が不明であり、製品起因か否かも含め原因の特定はできなかった。
東芝ライテック(株) 奈良県 A200801015
2008年
8月7日
延長コード DHY8063N-2W 異臭がしたため部屋に戻って確認すると、周辺が焼損していた。 調査の結果、回収された事故品からの発火の痕跡は確認されなかったが、コードの一部が回収されていないことから、原因の特定には至らなかった。 東芝ライテック(株) 福岡県 A200800569
2008年
7月17日
コンセント DG2241N エアコンを使用中にエアコンに給電していた当該製品が焼損した。 調査の結果、T側端子の電線接続部に接触不良があり、長い期間発熱を繰り返していたため、発火に至ったものと推定された。接触不良の原因が、コンセントの部品(板バネ)が変形していた影響であるか、コンセント施工時に電線が傷つけられたためか確定できず、原因の特定には至らなかった。 東芝ライテック(株) 大阪府 A200800492

(5)製品起因による事故ではないと判断した事故
(消費経済審議会製品安全部会『製品事故判定第三者委員会』判断による)

事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2009年
2月5日
電子レンジ ER-F400 当該製品を使用したところ、当該製品から出火した。 ○当該製品の庫内は煤けており、付属品の角皿(鉄製)が置かれていた。
○角皿(鉄製)と庫内にはスパーク痕が複数あり、庫内底面に穴が開き内部のシリコンシール材が焼損していた。
●使用者が電子レンジを使用する際に、禁止されている角皿(鉄製)を庫内に置いて繰り返し使用したため、スパークが発生して庫内底面に穴が開き、内部のシリコンシール材から出火したものと推定される。なお、取扱説明書には角皿(鉄製)はレンジ加熱調理で使用してはならない旨、記載されていた。
東芝ホ-ムアプライアンス(株) 福岡県 A200801367
2009年
1月2日
エアコン RAS-2252SV 当該製品が設置されていた部屋のドアの隙間から煙が出ていた。 ○当該製品は停止中であった。
○当該製品は外郭樹脂の焼損が著しいが、内部の部品に溶融痕等の発火の痕跡は認められず、電源プラグ及びエアコン専用コンセントは焼損していなかった。
○当該製品の近傍で使用されていた電気製品に接続されていた延長コードのコード部に溶融痕が認められた。
●事故原因は、当該製品からの出火ではなく、延焼により焼損したものと推定される。なお、延長コードのコード部の溶融痕は一次痕か二次痕かの判定はできず、出火元は特定できなかった。
東芝キヤリア(株) 千葉県 A200801053
2008年
12月28日
食器洗い乾燥機 DWS-55X5 清掃のため当該製品を移動させたところ、電源プラグ及びコンセントが焦げていた。 ○当該製品の電源プラグのブッシング部は半断線し、溶融痕が認められた。
○当該製品の電源プラグの栓刃先端及びコンセント受刃に溶融痕が見られ、電源プラグの栓刃先端には高温になったと考えられる変色が認められた。
●事故原因は、当該製品の電源プラグが何らかの外力を受けたことによって内部で電源コードの半断線が生じて発熱し、さらに使用を続けたことによって、外力によるプラグの刃先とコンセントの受刃の接触不良により過熱し、プラグ部等が焼損したものと推定される。
東芝ホ-ムアプライアンス(株) 東京都 A200801235
2008年
8月20日
蛍光ランプ FDL27EX-N オフィスビルで使用していた当該製品を交換のため取り外したところ、口金が溶融変形していた。 ○当該製品の口金部の樹脂が溶融し黒く変色していた。
○当該製品に通電したところ正常に点灯し、電気的異常は見られなかった。
○ランプの製造上のばらつきにより接続端子の先端から導入線が突出しており、照明器具の端子板に接触する状態であった。
○照明器具のランプ接続機構は挟み込み式ではなく、突き合わせ式であった。
●事故原因は、照明器具のソケットのランプピン接続方法が突き合わせ式であったため、ランプの製造上のばらつきにより接続端子の先端から突出した導入線を通じて電流が流れる状態となり、酸化による接触抵抗の増加に伴う異常発熱が生じたと推定される。よって、照明器具の設計不良に起因する事故と判断される。
東芝ライテック(株) 東京都 A200800559
2008年
7月24日
蛍光ランプ FHT32EX-L オフィスビルで使用している当該製品が消えたので、交換しようとしたところ、口金が焼損していた。 ○当該製品の口金樹脂の一部が溶融変色している以外に異常は認められなかった。
○口金部の樹脂は難燃性で、温度ヒューズが内蔵されていた。
○樹脂の溶融箇所から、当該製品の寿命末期時にフィラメント部で異常発熱が生じたのものと考えられた。
○なお、当該製品を取り付けていた照明器具の電子安定器(他社製)は安全制御回路を有していた。
●事故原因は、当該製品の寿命末期に偶発的に生じる電極部の異常発熱現象が照明器具との組合せにより、電極部で異常発熱し、口金部の樹脂が溶融、変色したものと判断される。
東芝ライテック(株) 東京都 A200800455
2008年
7月19日
換気扇 DVF-18MRKS5 帰宅したところ部屋が煙で充満していたため確認すると、当該製品及び電気こんろ周辺が焼損していた。 ○当該製品の吸込口カバーが焼損しているが、内部に発熱、発火の痕跡は認められなかった。
○当該製品のモータ、ファン等に焼損はなく、電源を入れると正常に作動した。
●事故原因は、出火元を含め不明であるが、当該製品には起因しない事故と判断される。なお、吸込口カバーの焼損は外部からの延焼によるものと判断される。
東芝キヤリア(株) 神奈川県 A200800487
2009年
3月13日
電気洗濯乾燥機 TW-130VB 洗濯中に異臭に気づき確認したところ、当該製品から発火していた。 調査の結果、当該製品は、製造事業者以外の者により内部が修理されており、その際に使用された導電性異物(アルミテープ)が、使用中の振動の影響や温度変化によってヒーター接続端子部に接触・短絡し、スパークし発火に至ったものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 新潟県 A200801377
2009年
2月11日
エアコン RAS-281GD 当該製品を設置している部屋から発煙していた。 調査の結果、当該製品は前面パネルが火災熱の影響を受け、溶融しているのみで、内部は焼損しておらず、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 滋賀県 A200801273
2008年
10月23日
ガスヒーターエアコン(都市ガス用) RAG-SR4253V 当該製品付近から発煙・発火した。 調査の結果、当該製品は内部より外側の方が焼損が著しく、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 新潟県 A200800763
2008年
11月24日
石油温風暖房機(開放式) KSG250H 当該製品の運転を開始してしばらくすると、気分が悪くなった。 調査の結果、当該製品に異常燃焼した形跡は認められず、煤の付着もなく、吸気不足状態を含む燃焼試験の結果は、CO濃度に異常はなかった。 東芝ホームテクノ(株) 山梨県 A200800938
2008年
5月26日
コンセント DG2122H 飲食店の壁に取り付けられた当該製品付近が火元と思われる火災が発生した。 調査の結果、数ヶ月前にコードを引っかけ当該製品のカバー及び刃受け部を破損したが、その状態のまま、当該製品より屋内送り配線接続で繋がれた別のコンセントで電気製品を使用していたため、当該製品の接続部で発熱し、発火したものと判断した。 東芝ライテック(株) 静岡県 A200800453
2008年
11月19日
石油給湯機 OH-310T-K 入浴のため当該製品で給湯中、しばらくするとブレーカーが落ちたため確認すると、当該製品の煙突から炎が上がっていた。 調査の結果、当該製品の電源コードが、当初のものより長いものに改造交換され、屈曲させて幾重にも束ねられた状態で機器内部に押し込まれた状態で使用されていた。そのため電源コードが断線し、スパークが生じ、発火したものと判断した。当該製品に修理履歴はなかった。 東芝キヤリア(株) 和歌山県 A200800883
2008年
4月30日
電気がま RCK-10HML 当該製品が置かれていたシステムキッチンの炊飯器収納庫の蒸気排出部から発煙していた。 調査の結果、当該製品の電源コードに途中接続の改造がなされており、当該接続部での接触不良により、発火したものと判断した。 東芝ホームテクノ(株) 大阪府 A200800155
2009年
1月26日
エアコン(室外機) RAS-285AG アパート2階のベランダから出火する火災が発生した。現場に当該製品があった。 調査の結果、当該製品の内部に発火の痕跡は認められず、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 山口県 A200801207
2009年
2月7日
エアコン(室外機) RAS-251JAC 当該製品が焼損する火災が発生した。 事故発生時に当該製品専用のブレーカは切られており、当該製品内部に発火の痕跡が認められないことから、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 栃木県 A200801238
2008年
10月27日
クリップライト KFC-502P 点灯したままの当該製品がベッドの上に落下し、シーツが焦げた。 調査の結果、当該製品のクリップ部のゴムの片側を紛失し、摩擦力が減少している状況である上、取扱説明書で禁止している、垂直な板への取り付けがなされていたため、当該製品が落下し、ライトの熱でシーツが焦げたものと判断した。 東芝ライテック(株) 岐阜県 A200800806
2008年
10月16日
オーブントースター HTR-S41B 食パンを焼くためにタイマーセットし、その場を離れたところ、当該製品後方付近が燃えていた。 調査の結果、当該製品の庫内に焼損はなく、タイマーや内部配線にも異常は認められず、通電使用も可能であることから、外部から焼損したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800759
2008年
9月29日
テレビ(ブラウン管型) 25ZS15 視聴中に当該製品後ろ側面付近から発火した。 調査の結果、当該製品の電源コードが踏まれていたため、半断線状態になり、発火したものと判断した。 (株)東芝 東京都 A200800687
2008年
9月15日
電気洗濯乾燥機 TW-130VB 当該製品の洗濯乾燥運転終了後、しばらくして庫内より発煙した。 調査の結果、取扱説明書等で禁止されているオイルの付着したタオルを乾燥し、そのまま放置していたため、酸化・発熱し、発火したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 福岡県 A200800747
2008年
8月13日
電気冷蔵庫 YR-12T 当該製品周辺が焼損する火災が発生した。 調査の結果、当該製品の天井カバー等、外側のみが焼損しており、製品内部の部品に発火の痕跡はなく、事故後も当該製品は正常に動作することから、外部から焼損したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800535
2008年
7月17日
エアコン RAS-361UTC 当該製品を使用中にコンセントが焦げ、壁の一部が焦げた。 調査の結果、コンセント側からの発熱で発煙に至ったものと判断した。 東芝キヤリア(株) 大阪府 A200800495
2008年
8月25日
電気冷蔵庫 GR-W42FT 販売店が展示準備のために、通路に背面を向けて置いておいた当該製品の背面グリルスリット部に幼児が指を入れて怪我をした。 当該製品は、背面を向けて使用するものではなく、背面グリルスリットの形状に問題はなく、表面へのカエリやエッジは見られなかったことから、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 千葉県 A200800723
2008年
4月29日
電気冷蔵庫 GR-A40T 家人が外出中に火災が発生した。 調査の結果、外的要因によりコードが局部的に傷つけられたため、断線、スパークに至ったもので、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 茨城県  
2008年
5月29日
エアコン RAS-502PTR 暖房運転開始後、室内機左側下部より発煙・発火した。 電源コードがねじり接続されており、その部分から発火した事故であるため、施工不良による事故で、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝キヤリア(株) 千葉県 A200800262
2008年
5月30日
電気洗濯機 AW-B42G 屋外の軒下に設置されていた当該製品の電源コードのプラグ側部分から発火したと思われる火災が発生した。 電源コードがブロックで押さえつけられていたため、電源コードが断線し発火に至ったものであり、断線以外の異常は見られず、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 東京都 A200800308
事故
発生日
製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2009年
2月5日
電子レンジ ER-F400 当該製品を使用したところ、当該製品から出火した。 ○当該製品の庫内は煤けており、付属品の角皿(鉄製)が置かれていた。
○角皿(鉄製)と庫内にはスパーク痕が複数あり、庫内底面に穴が開き内部のシリコンシール材が焼損していた。
●使用者が電子レンジを使用する際に、禁止されている角皿(鉄製)を庫内に置いて繰り返し使用したため、スパークが発生して庫内底面に穴が開き、内部のシリコンシール材から出火したものと推定される。なお、取扱説明書には角皿(鉄製)はレンジ加熱調理で使用してはならない旨、記載されていた。
東芝ホ-ムアプライアンス(株) 福岡県 A200801367
2009年
1月2日
エアコン RAS-2252SV 当該製品が設置されていた部屋のドアの隙間から煙が出ていた。 ○当該製品は停止中であった。
○当該製品は外郭樹脂の焼損が著しいが、内部の部品に溶融痕等の発火の痕跡は認められず、電源プラグ及びエアコン専用コンセントは焼損していなかった。
○当該製品の近傍で使用されていた電気製品に接続されていた延長コードのコード部に溶融痕が認められた。
●事故原因は、当該製品からの出火ではなく、延焼により焼損したものと推定される。なお、延長コードのコード部の溶融痕は一次痕か二次痕かの判定はできず、出火元は特定できなかった。
東芝キヤリア(株) 千葉県 A200801053
2008年
12月28日
食器洗い乾燥機 DWS-55X5 清掃のため当該製品を移動させたところ、電源プラグ及びコンセントが焦げていた。 ○当該製品の電源プラグのブッシング部は半断線し、溶融痕が認められた。
○当該製品の電源プラグの栓刃先端及びコンセント受刃に溶融痕が見られ、電源プラグの栓刃先端には高温になったと考えられる変色が認められた。
●事故原因は、当該製品の電源プラグが何らかの外力を受けたことによって内部で電源コードの半断線が生じて発熱し、さらに使用を続けたことによって、外力によるプラグの刃先とコンセントの受刃の接触不良により過熱し、プラグ部等が焼損したものと推定される。
東芝ホ-ムアプライアンス(株) 東京都 A200801235
2008年
8月20日
蛍光ランプ FDL27EX-N オフィスビルで使用していた当該製品を交換のため取り外したところ、口金が溶融変形していた。 ○当該製品の口金部の樹脂が溶融し黒く変色していた。
○当該製品に通電したところ正常に点灯し、電気的異常は見られなかった。
○ランプの製造上のばらつきにより接続端子の先端から導入線が突出しており、照明器具の端子板に接触する状態であった。
○照明器具のランプ接続機構は挟み込み式ではなく、突き合わせ式であった。
●事故原因は、照明器具のソケットのランプピン接続方法が突き合わせ式であったため、ランプの製造上のばらつきにより接続端子の先端から突出した導入線を通じて電流が流れる状態となり、酸化による接触抵抗の増加に伴う異常発熱が生じたと推定される。よって、照明器具の設計不良に起因する事故と判断される。
東芝ライテック(株) 東京都 A200800559
2008年
7月24日
蛍光ランプ FHT32EX-L オフィスビルで使用している当該製品が消えたので、交換しようとしたところ、口金が焼損していた。 ○当該製品の口金樹脂の一部が溶融変色している以外に異常は認められなかった。
○口金部の樹脂は難燃性で、温度ヒューズが内蔵されていた。
○樹脂の溶融箇所から、当該製品の寿命末期時にフィラメント部で異常発熱が生じたのものと考えられた。
○なお、当該製品を取り付けていた照明器具の電子安定器(他社製)は安全制御回路を有していた。
●事故原因は、当該製品の寿命末期に偶発的に生じる電極部の異常発熱現象が照明器具との組合せにより、電極部で異常発熱し、口金部の樹脂が溶融、変色したものと判断される。
東芝ライテック(株) 東京都 A200800455
2008年
7月19日
換気扇 DVF-18MRKS5 帰宅したところ部屋が煙で充満していたため確認すると、当該製品及び電気こんろ周辺が焼損していた。 ○当該製品の吸込口カバーが焼損しているが、内部に発熱、発火の痕跡は認められなかった。
○当該製品のモータ、ファン等に焼損はなく、電源を入れると正常に作動した。
●事故原因は、出火元を含め不明であるが、当該製品には起因しない事故と判断される。なお、吸込口カバーの焼損は外部からの延焼によるものと判断される。
東芝キヤリア(株) 神奈川県 A200800487
2009年
3月13日
電気洗濯乾燥機 TW-130VB 洗濯中に異臭に気づき確認したところ、当該製品から発火していた。 調査の結果、当該製品は、製造事業者以外の者により内部が修理されており、その際に使用された導電性異物(アルミテープ)が、使用中の振動の影響や温度変化によってヒーター接続端子部に接触・短絡し、スパークし発火に至ったものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 新潟県 A200801377
2009年
2月11日
エアコン RAS-281GD 当該製品を設置している部屋から発煙していた。 調査の結果、当該製品は前面パネルが火災熱の影響を受け、溶融しているのみで、内部は焼損しておらず、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 滋賀県 A200801273
2008年
10月23日
ガスヒーターエアコン(都市ガス用) RAG-SR4253V 当該製品付近から発煙・発火した。 調査の結果、当該製品は内部より外側の方が焼損が著しく、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 新潟県 A200800763
2008年
11月24日
石油温風暖房機(開放式) KSG250H 当該製品の運転を開始してしばらくすると、気分が悪くなった。 調査の結果、当該製品に異常燃焼した形跡は認められず、煤の付着もなく、吸気不足状態を含む燃焼試験の結果は、CO濃度に異常はなかった。 東芝ホームテクノ(株) 山梨県 A200800938
2008年
5月26日
コンセント DG2122H 飲食店の壁に取り付けられた当該製品付近が火元と思われる火災が発生した。 調査の結果、数ヶ月前にコードを引っかけ当該製品のカバー及び刃受け部を破損したが、その状態のまま、当該製品より屋内送り配線接続で繋がれた別のコンセントで電気製品を使用していたため、当該製品の接続部で発熱し、発火したものと判断した。 東芝ライテック(株) 静岡県 A200800453
2008年
11月19日
石油給湯機 OH-310T-K 入浴のため当該製品で給湯中、しばらくするとブレーカーが落ちたため確認すると、当該製品の煙突から炎が上がっていた。 調査の結果、当該製品の電源コードが、当初のものより長いものに改造交換され、屈曲させて幾重にも束ねられた状態で機器内部に押し込まれた状態で使用されていた。そのため電源コードが断線し、スパークが生じ、発火したものと判断した。当該製品に修理履歴はなかった。 東芝キヤリア(株) 和歌山県 A200800883
2008年
4月30日
電気がま RCK-10HML 当該製品が置かれていたシステムキッチンの炊飯器収納庫の蒸気排出部から発煙していた。 調査の結果、当該製品の電源コードに途中接続の改造がなされており、当該接続部での接触不良により、発火したものと判断した。 東芝ホームテクノ(株) 大阪府 A200800155
2009年
1月26日
エアコン(室外機) RAS-285AG アパート2階のベランダから出火する火災が発生した。現場に当該製品があった。 調査の結果、当該製品の内部に発火の痕跡は認められず、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 山口県 A200801207
2009年
2月7日
エアコン(室外機) RAS-251JAC 当該製品が焼損する火災が発生した。 事故発生時に当該製品専用のブレーカは切られており、当該製品内部に発火の痕跡が認められないことから、外部から焼損したものと判断した。 東芝キヤリア(株) 栃木県 A200801238
2008年
10月27日
クリップライト KFC-502P 点灯したままの当該製品がベッドの上に落下し、シーツが焦げた。 調査の結果、当該製品のクリップ部のゴムの片側を紛失し、摩擦力が減少している状況である上、取扱説明書で禁止している、垂直な板への取り付けがなされていたため、当該製品が落下し、ライトの熱でシーツが焦げたものと判断した。 東芝ライテック(株) 岐阜県 A200800806
2008年
10月16日
オーブントースター HTR-S41B 食パンを焼くためにタイマーセットし、その場を離れたところ、当該製品後方付近が燃えていた。 調査の結果、当該製品の庫内に焼損はなく、タイマーや内部配線にも異常は認められず、通電使用も可能であることから、外部から焼損したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800759
2008年
9月29日
テレビ(ブラウン管型) 25ZS15 視聴中に当該製品後ろ側面付近から発火した。 調査の結果、当該製品の電源コードが踏まれていたため、半断線状態になり、発火したものと判断した。 (株)東芝 東京都 A200800687
2008年
9月15日
電気洗濯乾燥機 TW-130VB 当該製品の洗濯乾燥運転終了後、しばらくして庫内より発煙した。 調査の結果、取扱説明書等で禁止されているオイルの付着したタオルを乾燥し、そのまま放置していたため、酸化・発熱し、発火したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 福岡県 A200800747
2008年
8月13日
電気冷蔵庫 YR-12T 当該製品周辺が焼損する火災が発生した。 調査の結果、当該製品の天井カバー等、外側のみが焼損しており、製品内部の部品に発火の痕跡はなく、事故後も当該製品は正常に動作することから、外部から焼損したものと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 大阪府 A200800535
2008年
7月17日
エアコン RAS-361UTC 当該製品を使用中にコンセントが焦げ、壁の一部が焦げた。 調査の結果、コンセント側からの発熱で発煙に至ったものと判断した。 東芝キヤリア(株) 大阪府 A200800495
2008年
8月25日
電気冷蔵庫 GR-W42FT 販売店が展示準備のために、通路に背面を向けて置いておいた当該製品の背面グリルスリット部に幼児が指を入れて怪我をした。 当該製品は、背面を向けて使用するものではなく、背面グリルスリットの形状に問題はなく、表面へのカエリやエッジは見られなかったことから、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 千葉県 A200800723
2008年
4月29日
電気冷蔵庫 GR-A40T 家人が外出中に火災が発生した。 調査の結果、外的要因によりコードが局部的に傷つけられたため、断線、スパークに至ったもので、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 茨城県  
2008年
5月29日
エアコン RAS-502PTR 暖房運転開始後、室内機左側下部より発煙・発火した。 電源コードがねじり接続されており、その部分から発火した事故であるため、施工不良による事故で、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝キヤリア(株) 千葉県 A200800262
2008年
5月30日
電気洗濯機 AW-B42G 屋外の軒下に設置されていた当該製品の電源コードのプラグ側部分から発火したと思われる火災が発生した。 電源コードがブロックで押さえつけられていたため、電源コードが断線し発火に至ったものであり、断線以外の異常は見られず、製品に起因する事故ではないと判断した。 東芝ホームアプライアンス(株) 東京都 A200800308