Kento Kobayashi

小林謙斗

UIデザイナー 2019年入社

デザイナーになろうとしたきっかけを
教えて下さい。

学生時代はずっと運動部に所属していて、高校は理系の進学校で勉強と部活動(陸上競技)に専念していました。進学先を考える時期になってもなかなか進路を絞り切れていない中、将来どんな仕事をしたいかを考えたとき、自分は人を楽しませる・喜ばせることが好きで、それを企画し、実行するプロセスそのものが楽しいと思えるタイプなのでテレビ番組の企画・制作など、エンタメ業界にも興味を持っていました。大学でどのような学科に進学すればそのような職に就けるかを探りながら、他にもやりたいことが見つけられる分野がないかを模索していく中で、「デザイン」という分野に興味を持ち始めました。

デザイナーになろうとしたきっかけを教えて下さい。

学生時代はずっと運動部に所属していて、高校は理系の進学校で勉強と部活動(陸上競技)に専念していました。進学先を考える時期になってもなかなか進路を絞り切れていない中、将来どんな仕事をしたいかを考えたとき、自分は人を楽しませる・喜ばせることが好きで、それを企画し、実行するプロセスそのものが楽しいと思えるタイプなのでテレビ番組の企画・制作など、エンタメ業界にも興味を持っていました。大学でどのような学科に進学すればそのような職に就けるかを探りながら、他にもやりたいことが見つけられる分野がないかを模索していく中で、「デザイン」という分野に興味を持ち始めました。

当時の私は、デザインについて芸術的なセンスを持った人だけができる仕事というイメージが強く、自分には縁のない世界だと思い込んでいましたが、調べていくうちにデザインにもさまざまな分野が存在する広い世界ということを知りました。実際に手を動かしてモノづくりをすることも好きでしたが、物事をロジカルに捉えてユーザーのニーズを探り、新しい価値を創出するというサービスデザインの分野に特に興味を持ち始めました。そして、デザイン系の学科に進学することを決め、在学中にはデザインについて様々なことを学びましたが、特にユーザーの体験や無形のサービスをデザインするというUXデザイン・サービスデザインの分野に惹かれていきました。ユーザーの視点に立ち、物事をロジカルに捉え、ユーザーにとってなにが嬉しいか・より良い体験とは何かを考えることは、まさに自分のやりたいと思っていた分野であり、このような考え方を活かせるデザイナーになりたいと思いました。その後参加した東芝のインターンシップでは、これまで大学で学び、実践してきたことがしっかりと活かせる職場であること、さらには社会インフラやエネルギーといった規模の大きい事業に関われる面白さを感じ、入社を決めるきっかけとなりました。

現在の仕事は?(業務内容)

移動式タイヤ荷積みロボット T-Loaderの操作画面

入社当初から社会インフラ向けユーザーインターフェイスデザインの担当として、上下水道、放送、物流、防衛など幅広く社会インフラのGUIデザインを担当してきました。現在はエネルギー事業のUIデザインや新規事業に関わることが多いですが、どの事業分野においても、その業界やユーザー、システムについて詳しく理解することから業務がスタートし、これまで知らなかった専門的な業種・業界のことを学びながら理解を深めていくのは今でもワクワクします。

デザイン事例の詳細は、WORKSへ

また、要求仕様どおりのUIデザインを制作するだけでなく、案件の上流から参画してユーザーについての理解を深め、現状の課題を紐解き、ユーザーにとってより良い体験を実現するためにどのようなUIデザインを設計するべきかを一貫して考えられることはその事業に貢献したいモチベーションも高まり、やりがいに繋がるため、自分の考え出したデザインでより良い体験を提供していきたいという想いを強く持つことができます。

“ユーザーと同じ視点で生み出すデザイン”

ここ数年は、デザイン部門とエネルギー事業部門を兼務するかたちで新規事業開発のプロジェクトにも関わっています。未電化地域におけるエネルギー分野の新規事業ビジネスもそのひとつです。このプロジェクトにはサービスデザイン・UIデザインの担当として参画し、サービスアプリの設計からプロトタイピングなどのUIデザインに加え、ユーザーとインターフェイスのタッチポイントに関するUXデザインや、さらに広いサービスデザインの視点で事業の持続性や戦略部分もチームメンバーと一緒に考えています。

デザイナーとして初めて同行した現地調査では、現地でのニーズやサービスの受容性を調査するため、現地のリアルな生活を見るだけでなく私自身も体験することで確認したり、現地の想定ユーザーに実際にサービスアプリのプロトタイプを使ってもらいながら生のフィードバックを収集するなど、刺激的な体験もしてきました。机上で考えるだけではなく、しっかりとユーザーの懐に入り込み、使う人の視点になりきって価値を探っていく姿勢はとても重要であると実感しています。

今後の取り組みや
目標を聞かせて下さい。

これまでの業務を通じて、要求仕様どおりのUIデザインを仕上げることも大切な能力のひとつですが、デザイナー自身がプロジェクトの上流から参画し、要件を一緒に定めていくことも大切だと感じています。ユーザーについての理解を深め、ユーザー視点で新しい体験価値を提案し、それをカタチにして、自分が検討に関わった製品やサービスを使って良かったと思ってもらえるデザイナーでありたいと考えています。

入社後は、多くの先輩に支えられ、日々新しいことを学び、チャレンジさせてもらえた結果、少しずつですが経験や実績を積むことができ、早い段階で人間中心設計スペシャリストの資格も取得することができました。
また、自分のスキルの成長のためには社外のコミュニティからのいろんな知見の吸収も欠かせないと感じているので、広い視野で世の中のトレンドを追いながら、学び続け、チャレンジする精神を持って新しいことに取り組んでいく姿勢をいつまでも持ち続けたいと思います。こうして自分が学んだことは社内のメンバーへ、そして世の中へと積極的にシェアしていけるようなデザイナーになりたいと思います。

一緒に働くUIチームメンバー

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DESIGNERS LIST

株式会社東芝 CPSxデザイン部

〒105-8001 東京都港区芝浦 1-1-1