太陽光や風力などの再生可能エネルギーに代表されるグリーンエネルギーによる発電の導入が拡大し,主力電源化もうたわれています。また,その安定運用のため,分散されたエネルギーリソースを束ねて電力の需給バランス調整に活用するエネルギーリソースアグリゲーションビジネス(ERAB)が注目されています。東芝エネルギーシステムズ(株)は,再生可能エネルギー発電や,エネルギーリソースをIoT(Internet of Things)で賢く束ねて活用する仮想発電所(VPP:Virtual Power Plant)など,グリーンエネルギーアグリゲーションを実現する技術に取り組んでいます。
人口が急増するアジアやアフリカ地域で水・環境の悪化が顕著な問題となっていることを受け,国際連合は,SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を掲げ,環境保全を求めています。一方,我が国の上下水道事業においては,人口減少や少子高齢化に伴って,人材(ヒト)の不足,施設(モノ)の老朽化,財務(カネ)の悪化が大きな問題となっています。 東芝グループは,これまで培ってきた水処理技術とICT(情報通信技術)を活用し,柔軟かつ経済的に顧客の課題に対応する多様なソリューションを提供することで,SDGsの達成と国内外上下水道事業の強靱(きょうじん)化に貢献していきます。