産業用コンピュータ FA2100SB model 300 / 200

Core 2 Duoプロセッサ搭載
UPS機能搭載型産業用コンピュータ

産業用コンピュータ FA2100SB model 300 / 200 イメージ

2016年11月25日更新

(FA2100SB model 300/200は2014年12月に販売を終了しました。)
供給期間についての詳細はこちらをご覧下さい。

製品の主な特長

  • FA2100SB model 300:Intel® Xeon® Core 2 Duoプロセッサ E6400(2.13 GHz)搭載
  • FA2100SB model 200:Intel® Xeon® Pentium Dual-Coreプロセッサ E2160(1.80 GHz)搭載
  • USB 2.0×6ポート、ギガビットEthernet×2ポート
  • マルチモニタ対応
  • RAS機能
  • ホットスワップ対応ミラーリングディスク搭載可能
  • Windows®7、Windows®XP対応、Red Hat® Enterprise Linux®5.3 Server準拠対応
  • Asianux Server 3対応

電源用バッテリを標準搭載

専用のUPS管理機能により、停電発生時の運転継続、OSのシャットダウン、シャットダウン中の復電時にも、確実に自動再起動が可能です。

24時間連続稼働を前提とした設計

24時間連続稼働を前提として、高信頼・長寿命部品を採用し、ディレーティングを考慮したハードウェア設計を行っております。また、部品レベルでの単品試験を行った上で、お客様出荷構成での機能試験・製品仕様(5℃~40℃)を十分満たす、温度試験を全品で行い、高い品質を保っております。

製品の長期間供給

FA2100SBシリーズは、販売開始後5年間(2009年12月~2014年12月)の製品供給、製造終了後7年間(2021年12月まで)の保守で、長期の製品供給と保守対応を実現しています。

ロングライフ対応

通常の保守対応期間に加え、オプションで保守対応期間を3年間延長できる「ロングライフ対応」をつけることも可能です。

  • ロングライフ対応」は本体ご購入時のみ、ご購入いただけます。
    また、保守契約ではありませんので、別途、保守費用が必要です。
ロングライフメンテナンス イメージ

CEマーキング・UL認証・CCC中国強制認証(オプション)

ご注文時にCEマーキング・UL認証・CCC中国強制認証対応製品とあらかじめご指定ください。
(対応予定時期はお問い合わせください。)

RoHS指令準拠

ご注文時にご指定いただくことにより、RoHS指令準拠モデル()として出荷可能です。

  • RoHS指令準拠モデルとは
    東芝産業用コンピュータは、全構成部材の各仕入先より、RoHS不使用証明書を取得完了することをもって、RoHS指令準拠モデルとしてご提供しております。

Windowsライセンス認証済み

Windowsプレインストールモデルの場合、Windowsはライセンス認証されています。

本体レイアウト

本体正面部 イメージ

ハードディスク、DVD-ROMドライブまたはDVDスーパーマルチドライブが内蔵可能です。

本体背面部 イメージ

ギガビットEthernetコネクタ、USBコネクタを標準実装しております。

DI/DOコネクタはオプションとなります
(写真はオプション品の実装例です。)

前面メンテナンス

防塵フィルタ、プラグイン方式HDD、バッテリ、冷却ファン、電源用バッテリなどの寿命部品を本体前面部から容易に交換が可能です。

前面メンテナンス イメージ

セキュリティ・誤操作防止

セキュリティ用のロックプレート()やACケーブル抜け防止金具を標準添付しております。

セキュリティ・誤操作防止 イメージ
盗難防止のワイヤーを取り付けるためのセキュリティロックプレートを標準で同梱しております。

RAS機能

RAS機能は、早期に本体内部の異常を検知し、それに応じた適切な対応により早期復旧を可能にします。
充実した状態監視機能で詳細な動作状態を知ることができ、さらにその内容がバッテリバックアップされたRASメモリに保存されますので後で原因解析をすることが可能です。また、外部接点入出力(DI/DO)機能により、接点入力(4点)、接点出力(4点)、本体電源ON/OFFや本体のイニシャライズを行うリモート制御が可能です。

仕様

仕様一覧表

仕様一覧表
FA2100SB model 300 model 200
プロセッサ メインプロセッサ Intel Core 2 Duoプロセッサ
E6400(2.13GHz)
Intel Pentium Dual-Coreプロセッサ
E2160(1.80GHz)
L2キャッシュメモリ 2MB(CPU内蔵) 1MB(CPU内蔵)
チップセット Intel 3010
メインメモリ
(※1)
(※2)
容量 最小512MB(512MB×1)、最大4GB(※2)(2GB×2)
構成 DIMM 2ソケット、DDR2-SDRAM(DDR2-667/PC2-5300)
メモリチェック ECCチェック
補助記憶装置 内蔵HDD 最大2ユニット実装可能 2ユニット実装
内蔵DVD-ROM 必須オプション
(どちらか選択願います。)
内蔵DVDスーパマルチ
インタフェース COMインタフェース RS-232C(9ピンD-SUB)×1ch(背面)
パラレルインタフェース PRT用(25ピンD-SUB)×1ch
キーボードインタフェース PS/2×1ch(背面)
マウスインタフェース PS/2×1ch(背面)
USBインタフェース(※3 ※4) USB×2ポート(前面) USB×4ポート(背面)
(TYPE A USB2.0)
サウンドインタフェース(※4 ※5) LINE IN/OUT、MIC IN(3.5Φミニジャック)(背面)
Ethernetインタフェース(※4) 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(自動切り替え) RJ45コネクタ×2ポート(背面)
Wake on LAN(本体ポートのみ対応)
グラフィックインタフェース DVI-I×1ch (背面) DVI-D×1ch (背面)
(DVI-RGB変換コネクタ1ヶ付属)
DI/DOインタフェース(※6) オプション
オプションハードウェア仕様よりご選択願います。
拡張インタフェース PCIスロット×3(ハーフサイズ(※7 ※8))
PCI Expressスロット×2(※9)
(グラフィックボードで1スロット占有)
入力装置 キーボード USBタイプ 109キー(英語版OS指定時104キー)
マウス USBタイプ(光学式)
RAS機能 ファン停止検出、CPU温度上昇検出、筐体内温度検出、内部電圧検出、メモリエラー検出、PCIバスエラー検出、ディジタル入出力(DI/DO 各4点、リモートON/OFFまたはリモートイニシャライズ用 1点)、ウォッチドッグタイマ、ハードディスク監視(ミラーリングディスク時のみ)、ソフト電源オフ(シャットダウン)、リモートイニシャライズ、リモートパワーオン/オフ、RASメモリへの異常情報保存、稼働時間監視機能、温度情報トレンド機能、シミュレーション機能
電源用バッテリ(※17 ※18 ※19 ※20 ※21) バッテリタイプ ニッケル水素蓄電池
充電時間 約15時間
期待寿命 約3年(使用温度30℃、放電頻度 数回/年)
バックアップ時間 約5分(フル充電時)
電源(ワイドレンジ電源)(※23) 定格電圧AC 100V /AC 240V、 許容電圧AC85V~264V、許容周波数 50Hz/60Hz±3Hz
消費電力 最大507W / 513VA
エネルギー消費効率
(※10)
区分 j
ディスク構成 シングルディスク ミラーリングディスク シングルディスク ミラーリングディスク
0.0022[AA] 0.0028[A] 0.0026[A] 0.0033[A]
寸法・質量 縦置き(標準設置形態):155W)×310(H)×360(D)mm(突起部不含)
横置き:310(W)×155(H)×360(D)mm(突起部不含)
質量:約15.4Kg
ゴム足(卓上設置用) 4個/1セット
ACケーブル抜け防止金具 1個
セキュリティロックプレート(※11) 1個
ソフトウェア(OS)
(※12 ※13 ※14)
Windows® XP Professional SP3(日本語版/英語版)
Windows® 7 Professional SP1(日本語版/英語版)(※22)
Red Hat® Enterprise Linux®5.3 Server準拠(32ビット版)(※24)
Asianux Server 3(32ビット版)(※24)

設置環境条件

設置環境条件一覧表

設置環境条件一覧表
設置環境 温度
(動作時/保存時)
5~40℃/-10~50℃
湿度
(動作時/保存時)
20~80%RH(結露しないこと)/10~90%RH(結露しないこと)
振動 動作時
(※15)
1.96m/S²以下(JIS C60068-2-6:9~150Hz 1サイクル)
梱包時 19.6m/S²以下
衝撃
(動作時/梱包時)
19.6m/S²以下 / 245m/S²以下
塵埃 0.3mg/m³以下(JEITA IT-1004 Class B 準拠)
腐食性ガス・薬品 検出されないこと(JEITA IT-1004 Class A 準拠)
許容瞬停時間 20ms以内(定格電圧動作時)

オプションハードウェア仕様

オプションハードウェア仕様一覧表

オプションハードウェア仕様一覧表
増設用メインメモリ DDR2 SDRAM(DDR2-667/PC2-5300)
512MB/1GB/2GB 選択、ECCチェック付き
内蔵HDD
ハードディスク
容量:160GB 2ユニット実装可能
ホットスワップ対応ミラーリングディスク(※16)
容量:160GB
内蔵DVD-ROM
DVD-ROM 最大8倍速(再生)
CD-ROM 最大24倍速(再生)
DVD-R 最大8倍速(再生)
DVD+R 最大8倍速(再生)
DVD-RW 最大8倍速(再生)
DVD+RW 最大8倍速(再生)
DVD-RAM 最大3倍速(再生)
CD-R 最大24倍速(再生)
CD-RW 最大24倍速(再生)
内蔵DVDスーパマルチ
DVD-ROM 最大8倍速(再生)
CD-ROM 最大24倍速(再生)
DVD-R 最大8倍速(記録)/最大8倍速(再生)
DVD+R 最大8倍速(記録)/最大8倍速(再生)
DVD-RW 最大6倍速(記録)/最大8倍速(再生)
DVD+RW 最大4倍速(記録)/最大8倍速(再生)
DVD-RAM 最大3倍速(記録)/最大3倍速(再生)
CD-R 最大24倍速(記録)/最大24倍速(再生)
CD-RW 最大24倍速(記録)/最大24倍速(再生)
増設Ethernetインターフェース 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(自動切り替え)×1ポート
(PCIバス)
DI/DOインタフェース(※6) DI/DOボード
ディジタル入出力(ハーフピッチ20ピン) DI(4点)、DO(4点)、リモート入力(1点)
RAS端子台 DI 4点、DO 4点、リモート入力 1点
RASケーブル 両端ハーフピッチ20ピン オス 最大2m
RAS端子台取付パネル 簡易タイプ
フロントパネル 1個(取付金具、セキュリティキー含む)
質量:約600g
寸法:155(W)×310(H)×20(D)mm(突起部不含)
スタンド 2枚/1セット
  • ※1 デュアルチャンネルメモリ構成にする場合は、同容量のメモリを対に実装する必要があります。
  • ※2 32ビット版OS搭載時、メインメモリを4GBの容量で実装した場合は、PCIデバイスなどのメモリアドレス領域を確保するために、ご利用可能なメモリの値は、約3GB程度になります。
    また、弊社産業用コンピュータ純正品メモリ以外の組み合わせの動作保障は致しかねます。
  • ※3 USBインタフェースは、USB機器すべての動作を保証するものではありません。
  • ※4 本体BIOSで有効/無効の設定が可能です。
  • ※5 接続するユニットは以下の仕様のものをお使いください。

端子別最大電圧一覧表

端子別最大電圧一覧表
端子名 最大電圧 備考
LINE IN 1Vrms 入力インピーダンス 10KΩ
LINE OUT 1Vrms 負荷インピーダンス 10K~600KΩ
MIC IN 0.1Vrms 入力インピーダンス 10KΩ
  • ※6 出荷時オプションのため、お客様での増設は行えません。
  • ※7 PCIスロット(ハーフサイズ):実装ボードサイズ(174.63mm(L)×106.68mm(H)以下)が実装できます。
  • ※8 実装可能なPCIボードは、5Vキーのボード、5V/3.3V共用キーのボードとなります。(3.3Vキーのみのボードは実装不可)
  • ※9 PCI Expressスロットボードサイズ(167.65mm(L)×111.15mm(H))が実装できます。
  • ※10 エネルギー消費効率とは省エネ法(目標年度2007年度)で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める複合理論性能で除したものです。省エネ基準達成率の表示語Aは達成率100%以上200%未満、AAは達成率200%以上500%未満、AAAは達成率500%以上を示します。
  • ※11 出荷時セキュリティロックプレートは取り付けられておりません。
  • ※12 ここに記載のOSのうち、ご指定のOSがインストールされます。
  • ※13 OSの供給期間は、OS供給元の販売期間により、変更させて頂く場合があります。
  • ※14 Windowsプレインストールモデルの場合、Windowsはライセンス認証されています。
  • ※15 HDD以外の補助記憶装置の動作中除く。
  • ※16 ホットスワップ対応ミラーリングディスクを実装した場合、その他のディスクは実装できません。
  • ※17 充電時間やバックアップ時間は、ご使用状況によって記載時間と異なる場合があります。
  • ※18 電源コードが抜けていたり、AC電源が供給されていない場合でも、簡易UPSから電源が供給されている場合があります。
    システムの拡張、筐体への実装、保守などの作業時には、必ず本体背面のACスイッチを切ってください。
  • ※19 電源用バッテリは、一般的なUPS(無停電電源装置)と異なり、停電発生時などに安全にOSがシャットダウン動作を行うためのものです。電源用バッテリは、UPS機能をサポートしているOSから制御可能です。停電などで電源用バッテリに切り替わった後は、早急にシャットダウン処理を行う設定にしてください。動作中に電源が切れるとシステムが誤動作したり、データやプログラムを破損することがあります。供給されていない場合でも、電源用バッテリから電源が供給されている場合があります。
    システムの拡張、筐体への実装、保守などの作業時には、必ず本体背面のACスイッチを切ってください。
  • ※20 分解したり、改造、ショートなどしないでください。分解、不適切な使い方などをするとけがをしたり、電池を漏液、発火、発熱、破裂させる原因となります。保守・修理は、弊社サービス会社担当窓口にご依頼ください。
  • ※21 バックアップ時間中にOSがシャットダウンできるように、ご使用になるアプリケーションの終了時間も考慮してください。
  • ※22 Windows7ご使用時、搭載メモリ容量は1GB以上必要です。また、Windows XPモードはサポート対象外です。
    なお、Windows7は、新規ご発注分(2010年12月ご発注分以降)の本体に対応しております。既にご購入済みの本体には対応しておりません。
  • ※23 本機には、PFC(力率改善)回路内蔵電源を搭載しております。
    UPS(無停電電源装置)を選定の際は、正弦波出力タイプをご使用ください。
  • ※24 Linuxプレインストールモデルについての詳細は、別紙カタログ「東芝産業用コンピュータ Linuxプレインストールモデルのご案内」をご確認ください。
  • 本頁に掲載してある技術情報は、製品の代表的操作・応用を説明するためのもので、その使用に際して当社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を行うものではありません。
  • 本頁に掲載してある製品を、国内外の法令、規則および命令により製造、販売を禁止されている応用製品に使用することはできません。
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  • いかなる場合においても、本機器の使用不能から生ずる付随的な損害(事業利益の損失、事業の中断、事業情報の損失、またはその他の金銭的損害を含むがこれらに限定されない)に関して、当社は一切責任を負わないものとします。
    特に、人命に直接関わる安全性を要求されるシステムに適用される目的で製造されたものではありません。このような用途に使用する可能性がある場合は、当社営業窓口へご相談願います。
    【例】
    • 原子力発電所の主機制御システム、原子力施設の安全保護システム、その他安全上重要な系統システム
    • 集団輸送システムの運転制御システムおよび航空管制制御システム
    • 人命に関わる医療制御システム
  • 誤操作や故障により、本商品の記録内容が変化・消失する場合がございますが、これによる障害については、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
  • ハードディスクに記録されたデータは、「削除」や「フォーマット」を行っただけでは復元されることがあります。完全消去を行う場合は、専門業者に依頼(有償)もしくは市販のソフトウェア(有償)などを使用してください。
  • 本頁に記載の商品(ソフトウェアを含む)は、日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートは行っておりません。
  • 本頁に記載のメモリ容量は、1MBを1024×1024、1GBを1024×1024×1024バイトで計算した数値です。
  • 本頁に記載のハードディスク容量は、1GBを1000×1000×1000バイトで計算した数値です。
    1GBを1024×1024×1024バイトで計算した数値のものとは、表記上同容量でも、実容量は少なくなりますのでご注意ください。
  • プレインストールされたソフトウェアおよび添付のソフトウェアバージョンや詳細機能などは、予告なく変更する場合があります。
    それに伴い一部機能に制限が生じる場合があります。
  • 各拡張機器、アプリケーションソフトウェアの動作確認については、各メーカにお問い合わせください。
  • 本頁に記載の仕様デザインは、設計変更その他の理由によりお断りなく変更させていただくことがあります。
    使用部品は、長期供給を維持するため、本頁に記載品と同等の性能部品にお断りなく変更する場合があります。
  • Microsoft,Windows,は、米国Microsoft Corporationの米国および他の国における登録商標です。
  • Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
  • "Red Hat"、 "Red Hat Enterprise Linux"およびRed Hat"Shadowman"ロゴは、米国およびその他の国における
    "Red Hat,Inc."の登録商標です。
    Asianuxは、ミラクルリナックス株式会社の日本における登録商標です。
    Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。

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