産業用コンピュータ FA3100S model 9500
RAS機能概要
ハードウェア状態検出
ハードウェア状態検出一覧表
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ウォッチドッグタイマ(※1) | ハードウェアWDTでソフトウェアの暴走を検知し、通知 |
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電源電圧低下検出(※2) | 動作中供給電源電圧が低下したことを検知 |
内部温度上昇検出 | ユニット内温度が許容値を超えたことを検知し、温度異常として通知 |
CPU温度上昇検出 | CPU温度が許容値を超えたことを検知し、温度異常として通知 |
ファン停止検出 | 吸気ファン・排気ファンが停止したことを検知し、ファン停止として通知 |
ハードディスク監視 | ハードディスクの異常を検知し、ハードディスク異常として通知(RAID時のみ) |
ディジタル入出力(※3) (DI/DO各4点) |
外部ディジタル信号(入力4点、出力4点を送受信(入力は割り込み信号指定可能) |
ハードウェア制御機能
ハードウェア制御機能一覧表
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ソフト電源OFF (シャットダウン) |
パワースイッチOFFによりOSの自動シャットダウン後、電源をOFF |
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リモートイニシャライズ (※3 ※4) |
外部信号によりOSの自動シャットダウン後、リセット |
リモートパワーON/OFF (※3 ※4) |
外部信号により電源をON/OS自動シャットダウン後OFF |
RASメモリへの情報保存 | 起動時、動作中、停止時の情報をRASメモリ(電池バックアップの不揮発メモリ)へ保存 |
障害発生時のDO通知機能 (※5) |
本体内部の電圧低下(Power-Good)やWDT監視について、監視状態をDOに通知することが可能。 |
サポート機能
サポート機能一覧表
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RASウィンドウ画面による表示 | 動作状態、RASメモリ保存の情報を表示 |
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RASウィンドウ画面による操作 | RASコマンドの実行、RAS動作環境を設定 |
RASユーザプログラム作成支援 | RASユーザプログラムをVC(VisualC++)およびVB(Visual Basic)で作成するライブラリで、作成する際のOLEカスタムコントロールを搭載 |
異常警報出力機能 | RASユーザプログラムを作成しなくても、冷却ファン異常、温度異常、ミラーHDD異常が発生した際に、DO出力、LED表示、アラーム音などの警報出力を行うことが可能 |
RAS情報収集/解析ツール | 動作状態、RASメモリ保存情報をメディアへ格納し、この情報をオンラインまたは他のPC上で参照可能 |
稼働時間監視機能 | ハードウェア機構の稼働時間を監視し、寿命時間に近づいたり、寿命時間を過ぎるとイベントをロギング |
温度情報トレンド機能 | 温度情報を任意のサンプリングで記録し、RASウィンドウから過去の温度情報を確認することが可能 |
シミュレーション機能 | DI信号やファン停止、温度異常などをシミュレートして、RASユーザプログラムで利用可能 |
- ※1 ウォッチドッグタイマ発生時のDO出力は、メインボード上のディップスイッチで使用可否を選択できます。
- ※2 本体内部電圧低下時のDO出力は、メインボード上のディップスイッチで使用可否を選択できます。
- ※3 オプションのDI/DOボード、RASケーブル、RAS端子台(UMP50)、外部電源(DC5~24V)が必要です。
- ※4 リモートイニシャライズまたは、リモートパワーON/OFFのどちらかの設定を選択できます。
出荷時デフォルト設定はリモートイニシャライズです。 - ※5 本体内部電圧監視、WDT監視の外部DO通知動作は以下のとおりです。
本体内部電圧監視、WDT監視の外部DO通知動作一覧表
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監視項目 | ステータス | DO 0番 | DO 1番 |
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本体内部電圧 | 正常 | 出力(ON) | - |
電圧低下発生 | 出力停止(OFF) | - | |
WDT | タイマ監視中 | - | 出力(ON) |
タイムアウト発生 | - | 出力停止(OFF) |
この障害発生時のDO通知機能を使用するには、メインボード上のジャンパ設定を有効にする必要があります。
(出荷時設定は無効となっており、自動的に上記表のようなDO出力動作は行われません。)
注)DO出力回路側に、外部供給電源(DC5~24V)が必要です。
この場合、アプリケーションプログラムからのDO出力はDO0番、DO1番に対しては禁止状態となります。
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