デスクトップ型産業用コンピュータ
FA3100TX model 800
RAS機能概要
診断・監視機能
この表は横スクロールできます。
システムメモリ監視 | システムメモリのマルチビットエラーを検知し、強制リセットを実行 |
---|---|
ウォッチドッグタイマ(WDT)監視(※1) | システム起動時の停滞やシステム稼働中のソフトウェアの暴走を検知し、自動的に再起動を実行 |
電源電圧低下検出 | 動作中に供給電源電圧が低下したことを検知 |
バッテリ電圧低下検出 | 搭載バッテリの電圧が低下したことを検知 |
内部温度上昇検出 | 本体内温度が許容値を超えたことを検知し、温度異常として通知 |
CPU温度上昇検出 | CPU温度が許容値を超えたことを検知し、温度異常として通知 |
ファン停止検出 | 吸気ファン・排気ファンが停止したことを検知し、ファン停止として通知 |
RAIDディスク監視 | RAIDディスクの異常を検知し、RAIDディスク異常として通知 |
運用機能
この表は横スクロールできます。
ソフトウェア電源オフ(シャットダウン) | パワーボタンの押下により、OSの自動シャットダウン後に電源をオフする |
---|---|
ディジタル入出力 (DI/DOインタフェース)(オプション) |
外部ディジタル信号(ディジタル入力4点、ディジタル出力4点)(入力は割り込み信号指定可能) |
リモート制御入力1点(※2) |
リモートイニシャライズ:外部信号によりOSの自動シャットダウン後、再起動 |
リモート電源コントロール:外部信号により電源をオン / OS自動シャットダウン後に電源をオフする | |
RASメモリへの情報保存 | 起動時、動作中、停止時の情報をRASメモリ(バッテリバックアップの不揮発メモリ)へ保存 |
障害発生時のDO通知機能(※1※3) |
本体内部の電圧低下(Power-Good)やウォッチドッグタイマ(WDT)タイムアウト監視について監視状態をDOに通知することが可能 |
インタフェース機能
この表は横スクロールできます。
RAS API(アプリケーションプログラムインタフェース)の提供 | アプリケーションプログラムでRAS異常検知・状態変化通知・状態入出力を行うためのAPIを提供 |
---|---|
東芝RASウィンドウ | システム監視状態の表示、RAS機能の動作設定を行うGUIツール |
シミュレーション機能 | アプリケーションプログラムのテスト用にファン、温度、ミラーディスク、バッテリ、DI/DOについてシミュレーションが可能 |
異常警報出力機能(※1) | プログラムレスでファン、温度、RAIDディスクの監視異常をDO出力、サウンド出力、POWERランプ色に割り付けが可能 |
寿命部品の累積使用時間 監視機能(※1) |
設定された寿命部品の累積使用時間を監視し、イベントログに記録 |
内部温度トレンド表示機能(※1) | 設定されたサンプリング周期で、リアルタイムに温度情報をトレンドグラフ表示することが可能 |
- ※1 本機能は出荷時デフォルト設定は無効の設定となっております。ご使用の際は本体付属の各取扱説明書をご参照ください。
- ※2 リモートイニシャライズまたは、リモート電源コントロールのどちらかの設定を選択できます。
出荷時デフォルト設定はリモートイニシャライズです。 - ※3 本体内部電圧監視、WDT監視の外部DO通知動作は以下のとおりです。
本体内部電圧監視、WDT監視の外部DO通知動作一覧表
この表は横スクロールできます。
監視項目 | ステータス | DO 0番 | DO 1番 |
---|---|---|---|
本体内部電圧 | 正常 | 出力(ON) | - |
電圧低下発生 | 出力停止(OFF) | - | |
WDT | タイムアウト監視中 | - | 出力(ON) |
タイムアウト発生 | - | 出力停止(OFF) |
この障害発生時のDO通知機能を使用するには、メインボード上のジャンパ設定を有効にする必要があります。(出荷時設定は無効となっており、自動的に上記表のようなDO出力動作は行われません。)
注)DO出力回路側に、外部供給電源(DC5V~DC24V)が必要です。この場合、アプリケーションプログラムからのDO出力はDO0番、DO1番に対しては禁止状態となります。