日本トランスシティ株式会社様 導入事例

医療・介護用食品を、安全に安定して届けるために。
棚搬送ロボットの導入で作業効率化・精度向上を実現!

日本トランスシティ株式会社様 導入事例

医療・介護用食品を、
安全に安定して届けるために。
棚搬送ロボットの導入で
作業効率化・精度向上を実現!

事例概要

医療・介護用食品を、安全に安定して届けるために。
自社運用に合わせたシステムを構築し、ピッキング業務の効率化・作業精度向上を実現!

新規EC事業の取り扱い開始にあたり、人手不足の解消や安全性向上を目的として、ピッキング作業の自動化を検討しました。今回取り扱うのは医療・介護用食品であり、お客様の食事に欠かせない商品も多く、納期の遅延や欠品は許されません。そのため、正確かつ迅速に出荷できる体制の構築が不可欠でした。
こうした背景を受け、自社の作業手順や管理方法にも合った自動化システムの導入を検討し、現場のノウハウを生かした形でピッキング作業の効率化を実現しました。
さらに、棚搬送ロボットは、柔軟に拡張できるというのも魅力的で、今後に向けた大きな期待要素となっています。

今回導入したソリューション

棚搬送ロボットシステム

棚搬送ロボットシステムは、「商品を探す/運ぶ」をロボットが自動で行うシステムで、商品を探す時間が大幅に短縮。作業工程が減り、遅延や作業ミスなどのリスクを軽減します。

導入の背景

日本トランスシティ株式会社 中部支社
三重支店長 森 紳輔 様

人材の確保と育成に課題。
自動化が解決のカギに。

日本トランスシティ株式会社 中部支社
三重支店長 森 紳輔 様

従来、倉庫業務は人海戦術で繁忙期を乗り切っていましたが、近年は労働人口の減少や人件費の高騰により、同じ品質レベルやサービスレベルを維持するには、戦略的対応が求められるようになってきました。特に、倉庫作業は人材の確保が難しく、仮に採用できても業務に慣れるまでに時間がかかり即戦力になりにくいという課題もありました。こうした状況を受け、社内でも自動化によって現場の負荷を減らしていこうという機運が高まり、課題解決につながるソリューションを探し始めました。スピード感を持って検討を進めた結果、検討開始からわずか3か月で導入を決めることができました。​

導入の決め手

食品を扱う上で欠かせない
賞味期限管理も可能に。

日本トランスシティ株式会社 中部支社 三重支店
南営業所 所長補佐 宮﨑 裕斗 様

棚搬送ロボットは、出荷の際にピッキング画面に商品画像が表示され、ロケーションも分けて示されます。これにより視覚的に認識しやすく、誤ピックを大幅に減らすことができます。
さらに今回は、医療・介護用食品を取り扱うことから、より厳密な賞味期限管理が求められました。従来は、入出庫のたびに作業者が手入力で賞味期限を登録していましたが、今回はシステムに自動登録できるようカスタマイズして導入しました。これにより、作業負担を軽減しながらも、正確な賞味期限管理が可能となりました。出庫時にもシステムで賞味期限を再確認できるため、作業者の熟練度に左右されることなく、精度の高い出荷作業が実現できています。

日本トランスシティ株式会社 中部支社 三重支店
南営業所 所長補佐 宮﨑 裕斗 様

充実した保守・サポート体制が
導入の後押しに。

24時間のコールセンターをはじめとした、充実した保守・サポート体制は、導入の大きな後押しとなりました。実際にコールセンターへ問い合わせた際も、過去の対応履歴が記録されており、営業担当者とも情報共有されていたため、状況を正確に把握した上で対応してもらえるという安心感がありました。​
また、海外メーカーの場合、トラブルが発生するとリモート対応が中心となり、さらには海外のベンダーへ確認しないと解決できないケースも多く復旧までに時間がかかりがちです。その点、東芝は近隣に保守拠点があるため、万が一の際には現場に駆けつけてもらえるサポートが整っています。迅速な対応が期待できる点も、安心して導入を決断できた理由の一つです。​

導入効果

誤ピック、誤出荷を防ぐシステム。
棚卸や夏場の作業でも効果を実感。

実際に運用していて特に効果を感じているのは、棚が作業者の元まで自動で移動し、間口を指示してくれるため、似た商品形態が多い中でも、誤ピック、誤出荷を確実に防げている点です。棚卸し機能もシステムに組み込まれており、従来よりもスムーズに作業ができています。
さらに、夏場の暑さ対策にも役立っています。作業者はワークステーションにとどまって作業するため、冷房も作業エリアだけに集中させればよく、倉庫全体を冷やす必要がなくなりました。
結果として、作業環境を快適に保ちながら、省エネにもつながっています。

商品のサイズに応じてブックエンド型の間仕切りで間口幅を調整

従来の運用方法に合わせたカスタマイズで
保管効率向上を実現。

商品のサイズに応じてブックエンド型の間仕切りで
間口幅を調整

これまで、棚一台あたりの収納効率を高めるために、ブックエンドのような可動式の間仕切りを設け、商品の荷姿に合わせて間口の幅を調整しながら運用してきました。
今回の棚搬送ロボットの導入にあたっても、従来の運用をそのまま生かせるように、システムをカスタマイズしました。可動式間仕切りを引き続き活用した設計としたことで、商品の荷姿や保管量に応じて間口のサイズを柔軟に変更できるようになっています。その結果、棚の保管効率を最大限に高め、より多くの商品を取り扱える体制を実現しています。

今後の展望

将来を見据え、運用をアップデートさせていきたい。

今回導入したロボットは、棚やステーションの追加が容易にできると聞いているので、荷主様の事業拡大に柔軟に備えられる所は安心しています。また、今後も労働人口減少に伴い、自動化の検討は継続していく必要があると考えています。扱う商材によって倉庫のスタイルは様々ですが、いろいろなソリューションを組み合わせて最適な運用を目指していきたいと考えています。

弊社担当者のコメント

株式会社東芝

セキュリティ・自動化システム事業部 
物流・郵便ソリューション技術部
杉野 優太

今回の棚搬送ロボット導入にあたっては、新規荷主様の立ち上げという背景があり、物流オペレーションをゼロから構築する必要がありました。人材確保が難しく、さらに賃金も高騰しているエリアであったことから、省人化と高効率化を両立できる仕組みづくりが早期の重要課題となっていました。こうした状況を踏まえ、当社からはピースピッキング領域に強みを持つ棚搬送ロボットシステムをご提案し、処理能力、柔軟性、さらには将来的な拡張性の観点から総合的に高く評価いただき、採用に至りました。
導入に際しては、レイアウト設計、ロボット台数の最適化、日々の運用フローなど、細部に至るまでお客様と綿密にディスカッションを重ねました。加えて、実機テストによる動作検証や運用シミュレーションも実施し、現場の特性に最適化したシステムをお客様と共同で作り上げることができました。東芝の強みである“ゼロからイチを生み出す力”を、お客様との協創を通じて最大限に発揮できたと感じております。
今後も、物流現場が抱えるさまざまな課題に真摯に向き合い、最新技術と豊富な運用ノウハウを組み合わせ、より価値のある提案を続けてまいります。

日本トランスシティ株式会社様

所在地
三重県四日市市霞二丁目1番地の1

従業員数
2,476名(2025年9月30日現在)

売上高
84億28百万円(2025年9月30日現在)

事業概要
日本トランスシティ株式会社は、1895年に四日市倉庫株式会社として創業し、130年以上の歴史を持ちます。創業以来、「地域とともに生き、広く社会の発展に貢献する」を理念に、四日市港や地域の発展に尽力してきました。事業は倉庫業から港湾・陸上運送、国際複合輸送へと広がり、平成4年に現社名へ変更しました。現在はアジア、北中米、ヨーロッパなどでトータル・ロジスティクス・サービスを展開し、グローバル総合物流企業として成長を続けています。今後も物流を通じて新たな価値を創造し、最高のサービスを提供してまいります。

URL
https://www.trancy.co.jp/

所在地

従業員数(連結)

資本金

事業概要

 

 

URL

三重県四日市市霞二丁目1番地の1

2,476名(2025年9月30日現在)

84億28百万円(2025年9月30日現在)

日本トランスシティ株式会社は、1895年に四日市倉庫株式会社として創業し、130年以上の歴史を持ちます。創業以来、「地域とともに生き、広く社会の発展に貢献する」を理念に、四日市港や地域の発展に尽力してきました。事業は倉庫業から港湾・陸上運送、国際複合輸送へと広がり、平成4年に現社名へ変更しました。現在はアジア、北中米、ヨーロッパなどでトータル・ロジスティクス・サービスを展開し、グローバル総合物流企業として成長を続けています。今後も物流を通じて新たな価値を創造し、最高のサービスを提供してまいります。

https://www.trancy.co.jp/

関連製品

製品の詳細はカタログよりご確認いただけます。

 当社は、大成建設株式会社が施工を担当する国内製造工場において、クリーンルームの工程間搬送を目的としたAGV(無人搬送車)システムを受注しました。本システムは、製造工程における部品や完成品の搬送を自動化し、人手による搬送作業を大幅に削減することで、製造現場の生産性向上と省人化を実現します。

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