人感センサお困りごと物語

第6話 防犯や事故防止に役立つ使い道があります

テナント従業員が退出した後のオフィスで防犯センサの発報があったのですが、警備員が駆けつけても、何も異常が見つからず…。
センサが反応した瞬間の様子を簡単に確認できる方法はないのでしょうか?

一般的なオフィスの執務エリア内のセキュリティ対策では、機密情報の漏洩防止やプライバシーの保護などの観点から監視カメラは設置されず、メインは防犯センサに頼っています。

ですが、ビル管理において万が一に備えた防犯性の向上やよけいな業務負荷の軽減のために、画像情報を上手に活用できたらと思うようなケースはありませんか?

監視カメラが設置されていないオフィスの執務エリア内に防犯を強化するようなシステムを導入したい。

防災センターにて防犯センサが何に反応したか画像で確認できたら、危急の対応が必要か判断でき、業務の軽減に繋がる。

侵入者の移動した経路や長くとどまったエリアなどが分かれば、被害にあった場所の特定がしやすくなる。

一般的にオフィスの防犯センサには赤外線を用いたパッシブセンサが使われますが、実運用においては誤検知することもあり、使い勝手がよくない場合があります。※1

※1 標準的なパッシブセンサとの比較であり、特殊仕様、特殊用途のパッシブセンサは非該当。

一般的な防犯センサの弱点

赤外線を用いるパッシブセンサは、動く人からの温度差に反応して「侵入者がいる」と判定する仕組みのため、実際のオフィスでは人以外の別の要因に反応してしまうことがあります。最終退出後の執務エリアにおいて防犯センサの誤検知により、警備員が現場確認に出向いても、何も異常が見つけられずに帰るようなことが多々あるようです。

防犯センサの機能をサポートするために、現場の状況を確認する必要がある時だけ、監視カメラに代わって画像情報を提供してくれるようなツールはないでしょうか?

東芝多機能画像センサ「SMART EYE SENSOR MULTI」にお任せください︕
画像を処理して人の動きを認識することで、「人がいる」と判断する人感センサです。
通常の使い方ではエッジで処理して画像の出力は行いませんが、テナント従業員が退出していなくなった時間帯のみ画像を保存できるオプション機能があります。

昼間はビルの省エネと快適さを両立させる設備機器のコントロールに利用しているSMART EYE SENSOR MULTIですが、夜間は防犯支援の目的で転用できたら、一石二鳥で役立ちますね。

センサ発報時に画像データで侵入者かどうかを判断

テナント従業員の最終退出操作により警戒モードへと移行した執務エリアにおいて動体を検知した場合には、ハードディスクに保存されているその時間帯の画像データ(連続した静止画像)を確認することで、防犯センターのスタッフが現場の状況を目で見て判断する上で参考になるので、適切な防犯対応に活かせます。
防犯センサの発報があった場合でも、警備員が駆けつける前に侵入者かどうかを判断する上での一助になります。 

侵入者の移動経路データから被害場所を推定

画像で直接確認する以外に、SMART EYE SENSOR MULTIの検知データから侵入者が移動した経路やエリアごとの滞在時間なども把握することができます。
どこに長くとどまっていたかが分かれば、被害にあった場所を推定するのに役立ちます。

※2 現在開発中

暗がりでもセンシング可能

暗い空間でもカメラからの入力画像を自動で調整(低照度補正)して、動く対象を見つけだします。
夜間のオフィスなど1ルクス以上の明るさの空間であれば、検知できます(歩行検知の場合)。

※3 動き解析のイメージを理解していただくためのデモ画像。なお、検知エリア内における明るさに大きな差異がある場合は検知できないことがあります。

工場内の事故の未然防止に役立つ

生産現場などの危険エリアに侵入した作業員を検知し警告することで、事故の未然防止に貢献します。
侵入前後の画像データを確認できるので、安全な現場へと改善していくための分析に役立ちます。
また、荷物や工具が棚からはみ出したり、白線を越えているなど、正しい配置場所から外れていると判定することもできるので、作業員やフォークリフトが引っかけて転倒するなどの予期せぬ事故の未然防止に繋がります。

※4 現在開発中

詳細は動画でチェック

さらに、SMART EYE SENSOR MULTIを導入したお客さまが、防犯をサポートする機能の他に、ニューノーマルに対応した密集防止などマルチな目的で活用している事例があります。

機密情報にもプライバシーにも配慮が求められる執務エリアにおいて、普段は省エネや快適性向上を目指して設備機器をコントロールするためのセンサとして働き、必要時には防犯と事故防止をサポートする使い方もできます。
私たちはSMART EYE SENSOR MULTIにより、ワーカーの皆さんが働きやすい環境を提供するとともに、安全性の向上にも貢献できる空間設計をお手伝いします。

次回は、「人以外に動くものを誤認識するんじゃないの?」篇をお届けします。
お楽しみに︕

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