デジタルエンジニア


2011年入社
エンジニアリングシステムソリューションオフィス CAE技術センター

半導体からタービンまで、さまざまな製品で
構造上の強度シミュレーションできる醍醐味を実感

大学の研究室でCAE(computer-aided engineering)に取り組み、シミュレーションに力を入れて学んだことから、それを仕事に生かしたいと考え入社しました。東芝グループの魅力は多岐にわたる事業展開です。一般的に、技術者は一つの分野・製品に特化して長く深く関わることが多いと思いますが、IS部門のシミュレーション業務なら、会社が持つ多彩な製品に関わることができます。この業種でいろいろな製品と関わりを持てるというのは、広く事業展開している大手メーカーだからこそ、なおかつシミュレーション業務ならではです。そういう意味で、当社は非常に貴重で稀有な職場だと感じています。
私の担当は構造部分で、製品の強度をシミュレーションしています。半導体といった微細なものから、重粒子線治療装置や蒸気タービンのような巨大な製品も扱います。新製品が対象であることはもちろん、大規模メンテナンスのタイミングでシミュレーションし寿命診断を行うことで、保守計画の検討材料に活用することもあります。現在は「製品がなぜ壊れるのか」「あとどのくらい使えるのか」といったことを答えとしていますが、今後は「どうすれば壊れないか」「どのようにすれば長持ちするか」といったコンサル的な視点からの付加価値を提供できるようなスペシャリストになりたいと考えています。
シミュレーションの計算にはスーパーコンピュータを使います。用途によって複数のコンピュータを使い分けているのですが、これらを集約・共通化することで、さらに大きな力を発揮できるのではないかと考えています。東芝グループが推し進めるCPS(サイバーフィジカルシステム)により一層寄与すべく、シミュレーションという観点からメッセージを発信し続けていきます。

ビジネスの目的を達成するために必要とされる「プロフェッショナル人財」

東芝グループのビジネスを支えるグローバルBPR/ISのプロ集団を育成する