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設計能力向上のため、業務・製品・知識のモデル化と情報システムによるデジタル活用に取り組んでいます。生産拠点のモノづくり力強化のため、IEを起点とする生産性向上に有効なツール・手法の開発、および生産管理システムや生産シミュレーションの高度化に取り組んでいます。これらの技術を、営業から据付・保守までのバリューチェイン全体の活動として展開し、業務プロセス変革を推進しています。
工場や倉庫における人手不足や作業内容の多様化の課題に対し、周囲環境や作業内容に応じて自律的に働く知能化ロボットを開発します。また、メカトロニクス技術にAI、IoT、シミュレーションなどの先端技術をかけあわせ高度な自動化を実現します。研究や商品化を促進するため、モノづくりに必要な試作、試験機・製造設備開発、生産ライン構築に一貫して対応します。 知能化ロボット技術 メカトロニクス技術 機器試作技術
メカニズム理解に基づいた製造・処理プロセスの生産性向上、新規技術提案に向けて、加工技術・反応制御技術・解析技術などを研究開発します。新規デバイスのコンセプト提案から基礎設計、試作検証を行い、新規製品の上市に貢献します。またAI・画像処理技術を応用し、製品の外観検査や設備の異常検知を人間と同じ様に実行できる自動検査技術を開発し、製造現場への導入・運用を進めます。
カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現のため、電気機器に使用される電子部品・実装基板の性能・品質・生産性を総合的に向上させるソリューションを提供して、事業に貢献します。達成に向けて、CAD/CAE技術、可視化・解析・設計技術、機器制御技術、組立技術を開発・高度化して事業展開します。
基礎収益力強化に向けた基盤技術開発と並行して、プロセス変革や高付加価値製品を実現するための革新的次世代生産技術の開発を推進します。エレクトロスピニング法によるナノファイバー膜、絶縁皮膜の作製や、エッチングなどの革新的なウェット技術を実用化し、新規デバイスの創出や生産性向上を進めます。またAI等を活用した製造技術の自立制御にも取り組んでいます。
OSS活用とSBOM管理を強化したソフトウェア開発環境の整備により、ソフトウェアの透明性と信頼性を確保し、脆弱性の早期発見と対応を可能にすることで、サイバーセキュリティの強化とサプライチェーンリスクの低減を実現します。加えて、OSS選定基準の整備、脆弱性情報の共有基盤構築、コミュニティとの連携強化により、OSSの安全かつ持続的な利活用を推進します。