BUILDAC™-U/Us
BUILDAC™-Uの主な特徴
東芝の中央管理システムBUILDAC™-Uは、設備機器を統合管理・適正制御し、お客さまのビルの価値向上に貢献します。
高い信頼性
BUILDAC™-Uは24時間連続稼働を前提としており、HIS、GCS、LCS等には信頼性の高い産業用のコンピュータを採用しています。これらの装置は汎用コンピュータに比べて長期安定供給が可能なため、段階的なシステム増設も安心して行えます。また、GCSおよびLCSを冗長化することで、さらに信頼性を向上します。
リニューアルへの対応
従来のBUILDAC™シリーズのリモートステーションはそのままで、サーバ・監視端末のみBUILDAC™-Uに更新できます。
幹線系ネットワーク
BACnet2004及び2012に対応し他システムと接続することで、信号の授受が可能です。
支線系ネットワーク
FL-net、LON、Modbus、BACnetMS/TP、CC-Linkなどに対応し各種フィールド機器と直接伝送で信号授受が可能です。
Webブラウザ閲覧
インターネット経由で一般PCのEdge(またはIE)やGoogle Chrome等のWebブラウザから監視画面の閲覧が可能でEメール通報にも対応しています。
活線表示機能
遮断器などの受変電設備の状態表示に加え、電路の活線状態を視覚的に表現することにより、充電部を直感的に把握することができます。
電路を構成する遮断器の状態により、活線部分を判別し、表示します。
4K対応LCD型グラフィックパネル
従来のモザイクパネル型グラフィックパネルは電力系統全体を表示することで高い視認性を有していました。高精度な表示が出来る4K解像度(3840×2160ドット)に対応したLCD型グラフィックパネルを採用することにより、低コストでモザイクパネルと同等の視認性を確保することが可能です。
タッチパネル対応 グラフィック表示
タッチパネル式の表示装置に対応しています。マウス・キーボードレスで基本的な運用、操作が可能です。
グラフィックパネル操作卓部分もタッチパネル化が可能です。
4Kディスプレイと組み合わせることで従来のグラフィックパネルと同様な機能を省スペースで実現します。
BUILDAC™-Usの主な特徴
BUILDAC™-Usは、中小規模施設の管理に必要な機能をパッケージ化し、コンパクトでありながら充実した機能を実現しました。
中小規模施設用の中央監視システムとして、電源設備を始め各種設備との連携など、さまざまなニーズに対応しながら、システム導入の大幅な費用負担も軽減します。
快適な操作性
BUILDAC™-Usは、従来オプション装置であった遠隔監視機能(パブリックサーバ機能)を一体化しタブレット表示に対応しました。
これにより、作業員が現場に持ち出したタブレット上で中央監視と同様の監視・操作が可能となり、遠隔地で同じ画面を見ている専門家のアドバイスを受けながら、発生したトラブルに迅速に対応できます。
タブレット監視(運用者向け機能)
受電電力のデマンド値を1分毎に監視し、30分後のデマンド量を予測監視します。遠隔地のPCやタブレットからも同様の監視が行え、複数施設の統合管理も容易に行えます。
デマンド監視機能(運用者・テナント向け機能)
受電電力のデマンド値を1分毎に監視し、30分後のデマンド量を予測監視します。遠隔地のPCやタブレットからも同様の監視が行え、複数施設の統合管理も容易に行えます。
オープンプロトコルに対応し、シンプルなシステム構成と高信頼性を実現
信頼性の高い産業用のコンピュータを採用し、24時間連続稼働を長期サポートします。(最大15年保守)また、BACnetなどのオープンプロトコルに標準対応しています。