こんなところで大活躍
社会インフラを守るカウンタードローンの現場
ドローンの利活用が進む一方で、不審ドローンによるリスクは年々深刻さを増しています。こうしたリスクに対して、現場ごとの課題に応じた柔軟な対応が求められています。
これまでカウンタードローンの仕組みやケース別の最適なシステム選びについて見てきましたね。では、具体的な運用シーンにはどのような事例があるのでしょうか。
重要なインフラ施設は数多くありますが、施設によって、想定されるドローンの侵入によるリスクや、講じるべき対策は違ってくるはずですよね。
そうですね。それでは今回は、飛来する不審ドローンへの対策が不可欠な、空港と防衛施設を例に挙げて運用事例を見ていきましょう!
防衛施設と空港で想定される
ドローン侵入のリスク
カウンタードローンの活用例
備えるべきリスクに応じた、システム構成の重要性
今回ご紹介した対処法以外にも、遠くからくる偵察用の不審ドローンには検知距離の長いレーダで警戒、ドローンからの突然の攻撃に備えるのなら探知距離の短いレーダやカメラ等を配備、といったように、施設ごとに想定されるリスクに応じて最適なシステム構成を設計することが効果的です。
防衛施設は対処手段を持つことが必要な一方で、空港では不審ドローン発見に注力した機器配置になっていたり…比べることで違いが際立ちますね。
そうですね。また、比較したのは防衛施設と空港でしたが、今後様々な施設で、飛来するドローンへの警戒・関心がより高くなると言われています。
昨今は重要施設へのドローン侵入のニュースも頻繁に耳にするようになりました。ドローンが身近になるにつれ、対策をとりたいと感じる人が増えてきているようですね。
インフラ等重要施設において想定されるリスク
ドローンによるセキュリティリスクが広く認識されつつある中、今後対策が必要とされる施設の幅も広がっています。不審ドローン対策が必要とされる施設には、どんなものがあるのでしょうか。
空港や防衛施設などの重要インフラ施設では、すでにドローン対策が進んでいますよね。でも近年は、これまであまり不審ドローンの脅威が認識されてこなかった施設でも、対策への関心が高まっていると聞きました。
おっしゃる通りです。ドローンの利活用が広がる一方で、侵入や盗撮などの“悪用”も増えてきています。
だからこそ、データセンターやプラントといった、私たちの生活に密接した施設でも、ドローン対策の導入が必要とされつつあります。今回は、そうした施設で想定されるリスクについて見ていきましょう。
インフラ等重要施設において想定されるリスク
たった一台のドローンが、
社会インフラや日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性がある
どんな施設でも、ドローン侵入の脅威にさらされる可能性がある。
データセンターやプラントなど、これまでドローンによるリスクとあまり関係がないとされてきた施設にも、脅威は確実に迫っています。日頃から、空への警戒を視野に入れたセキュリティ対策をしておくことが、いざというシーンでの防衛につながります。
各施設ごとのリスクを見ていると、かなり深刻なケースに発展する場合もあるのだと分かりました。
いざというときに慌てない為にも、リスクと対策を知っておくことは大事ですよね。知識をつけておくことで、必要以上に怖がることはないと安心できるはずです。
そうですね。“うちは関係ない”と思わずに、まずは、「自分たちの施設において想定されるリスクは何だろう?」と考えてみることが大切ですね。
UTMに関する運用事例につづく…
UTMに関する運用事例
につづく…
対ドローン セキュリティシステム
東芝が提供する対ドローン セキュリティシステムが、不審ドローン対策への課題を解決します。

