東芝キヤリア株式会社様 採用事例
働く人のデータを収集して
継続的にオフィスを進化させる
働く人のデータを収集して継続的にオフィスを進化させる
事例概要
グローバルに展開する技術開発の中枢として
ヒートポンプソリューションを進化させていく
「e-THIRD」
「e-THIRD」とは"evolution+Technology hub in R&D"の略称で、東芝キヤリアグループのグローバルでの研究・開発の中核拠点の役割を担う実証実験オフィス。
執務エリアでは、ブロック分けしたエリアに異なる空調システムを使用することによる比較実証実験を行い、空調設計者が自ら使用・体感できる環境とリアルタイムに表示される実証データを活用して、製品・ソリューション開発に繋げていきます。
また、ABW※の考え方を取り入れたスペースを各所に配置し、部門間および個人間のコミュニケーション活性化と集中作業の両立を目指します。
※ ABW(Activity Based Working):働く人が仕事の内容に合わせて、いつ・どの場所で行うのが最も効率がいいかを自主的に決めることができる働き方。
働く人のデータを収集し、執務環境の改善に役立てる
SMART EYE SENSOR MULTIとBEMSを組み合わせて、フリースペースの利用人数や会議室の空き状況などオフィスエリアの利用状況を見える化することで、適正な使い方を見直し、継続的にオフィスを進化させていきます。
さらに、エリア内の密集状況を確認し、感染症対策にも役立てられます。
また、照明設備と連携して、人が離席したスペースでは照明は自動で減光するなど効率的に省エネを図ります。
施設情報
システム構成図
- 所在地
- : 静岡県富士市
- 延床面積
- : 20,414.4m2
- 建物構造
- : 地上4階、塔屋1階
- 用途
- : 事務所
- 施主
- : 東芝キヤリア株式会社
- 設計
- : 株式会社日建設計
- 施工
- : 鹿島建設株式会社
- 竣工年
- : 2020年1月
- センサ 台数
- : 151台
- ゲートウェイ装置 台数
- : 2台
今回導入したソリューション
SMART EYE SENSOR MULTI
従来センサでは検知が困難だったオフィスワーク中の人の微細な動きを検知可能な多機能人感センサ。人の在/不在やおおよその人数・活動量などを検知し、設備機器の制御に活用して、省エネと快適性の両立を図ります。