環境活動

東芝グループの取り組み

東芝グループ環境未来ビジョン2050

「東芝グループ環境未来ビジョン2050」は「豊かな価値の創造と地球との共生をめざした環境経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献する」ことを目的とし、持続可能な社会、すなわち脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現をめざします。2050年のあるべき姿に向けて「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野への取り組みを推進していきます。

東芝グループ環境未来ビジョン2050

東芝エネルギーシステムズは、東芝グループの環境未来ビジョン2050に基づき、環境に配慮した製品の提供、事業活動に伴う環境負荷・リスクの低減、地域・社会に根付いた環境活動を行い、社会に貢献します。

環境未来ビジョン2050(東芝 環境活動)

SBT認定取得

東芝グループの2030年度に向けた温室効果ガス削減目標が、SBTイニシアチブからSBT(*1)認定を取得しました。

SBTイニシアチブより、東芝グループの2030年度に向けた温室効果ガス削減目標が、パリ協定(*2)における「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃未満に抑える」ための科学的な根拠に基づいた目標であると承認され、同イニシアチブからSBT認定を取得しました。

SBTロゴ

認定を取得した3つの目標(すべて2019年度基準):

  1. Scope1・Scope2(自社グループの事業活動による温室効果ガス排出量)の合計を2030年度までに28%削減
  2. Scope3における、販売したエネルギー供給製品・サービスの使用による温室効果ガス排出量の合計を2030年度までに50%削減
  3. Scope3における、販売したエネルギー消費製品・サービスの使用による温室効果ガス排出量の合計を2030年度までに14%削減

※Scope1:自社での燃料使用による直接排出量
※Scope2:自社が購入した電力や熱の使用による間接排出量
※Scope3:Scope1・2以外に自社のバリューチェーン(原材料調達・物流・販売・廃棄など)で発生する間接排出量
※エネルギー供給製品・サービス:発電プラントなど
※エネルギー消費製品・サービス:社会インフラ製品、ビル関連製品(空調機器、照明機器、昇降機)、リテール&プリンティング機器、パワーデバイスなど

東芝エネルギーシステムズは、Scope1&2における事業活動による温室効果ガス排出量を削減するとともに、Scope3における「電気をつくる、おくる、ためる、かしこくつかう」ための機器・システム・サービスで、東芝グループの目標の達成に貢献します。

*1.世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求するために、企業が中長期的に設定する科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標。SBTイニシアチブによって認定される。
*2.国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された、温室効果ガス排出削減に向けた国際枠組み。

2030年度目標の設定(東芝 環境活動)