特集・トピックス:再エネを利用した世界最大級の水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」の開所式を開催しました。
2020年3月7日(土)、福島県浪江町(同町大字棚塩地区 棚塩産業団地内)において、世界最大級の再エネ由来の水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)*1」の開所式を開催しました。
開所式には、安倍内閣総理大臣にもご出席いただき、式典に先立ち、施設内にある水電解装置を見学されました。
また、FH2Rで製造された水素を運ぶトレーラーには、当社デザインセンターの企画による浪江町の子供たちが描いた絵が採用されており、福島を皮切りに、首都圏を走ります。
【概要】
FH2Rでは、18万m2の敷地内に設置した20MWの太陽光発電の電力を用いて、世界最大級となる10MWの水素製造装置で水の電気分解を行い、毎時1,200Nm3(定格運転時)の水素を製造し、貯蔵・供給します。
【式典】
(写真左より原田東北電力社長、石塚NEDO理事長、田中復興大臣、梶山経済産業大臣、安倍内閣総理大臣、内堀福島県知事、吉田浪江町長、綱川東芝社長、牧野岩谷産業会長)
*注1 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「水素社会構築技術開発事業/水素エネルギーシステム技術開発/再エネ利用水素システムの事業モデル構築と大規模実証に係る技術開発」
*注2 施設内視察、テープカットの写真は首相官邸HPより転載・加工。