社会構造の変化に伴う人手不足の深刻化や作業内容の多様化などの問題を解決するため,ロボットには,従来の定型的な繰り返し作業に加え,周囲の環境や作業内容に応じて柔軟に判断して自律的に働くことが期待されています。また,ロボットを,サイバー空間とフィジカル空間を融合させるCPS(サイバーフィジカルシステム)のエッジコンピューティング端末と位置付けることで,更に機能を拡張することも可能になります。IoT(Internet of Things)やAI技術が急激に進展するデジタル時代において,東芝グループは,これまで培ってきた技術を高度化し,ロボットを様々なシステムとつなげることで,自動化ソリューションを提供し,社会課題の解決に貢献していきます。