情報通信プラットフォーム

事例紹介「QCCS検証テストの開始 仙台市青葉区で2015年8月31日スタート」

量子暗号通信システムのイメージ

東芝は、2003年から量子暗号通信に関する基礎研究を開始し、2010年には当社欧州研究所において、世界最高速度毎秒1Mビットの量子暗号鍵送信を達成しました。2014年には、既設の光ファイバーを用いた34日間の連続安定稼働に成功しています注1。今回の実証試験で得た成果をもとに、機密情報や個人情報などを扱う官公庁や医療機関での利用を想定し、量子暗号通信システムの5年以内の実用化を目指します。

注1 本研究成果の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究「セキュアフォトニックネットワーク技術の研究開発」により得られたものです。


1.本実証試験について(背景)

本実証試験について(背景)

・量子暗号通信の適用先調査結果の一つに医療分野があった
・当社と東北大学東北メディカル・メガバンク機構との
共同研究の場を借りて、実データを用いた実証試験を計画

2.本実証試験について(概要)

本実証試験について(概要)

約7km離れた2拠点間におけるゲノム解析データの通信に
量子暗号通信を適用

3.本実証試験について(システム構成)

3.本実証試験について(システム構成)

本実証試験における器材構成の概要とデータの流れ

4.本実証試験について(検証内容とスケジュール)

4.本実証試験について(検証内容とスケジュール)

実証試験 ダッシュボード画面
(※本画面は開発中のものです)

本実証試験の成果を開発にフィードバックし、
官公庁、金融機関、医療機関等をターゲットに5年以内の実用化を目指す

ケンブリッジ研究室

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