東芝独自のナノサイズのカプセル「生分解性リポソーム」を利用し、遺伝子を細胞に運ぶ技術の研究を行っています。ベイズ最適化などAIを活用した組成設計により目的の標的細胞に選択的に届けるリポソームを設計し、遺伝子治療の普及への貢献を目指します。
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AIの普及等で計算処理量とそれに伴う消費電力量が増大する中、高度な情報処理を超低消費電力で行う脳型コンピュータの研究を行っています。脳機能の一部をアナログ回路システムで模倣することで、従来の1000分の1以下の消費電力でのAI処理の実現を目指しています。

量子コンピュータの高性能化に向けた研究開発を進めています。超伝導量子コンピュータの高速化と精度向上の鍵を握るデバイスとして、量子ビット間の結合の強さを調整する独自の可変結合器ダブルトランズモンカプラを提案し、理化学研究所と共同で世界トップレベルのゲート精度を達成しています。実用的な量子コンピュータの実現に向け、更なる性能向上と大規模化を進めていきます。
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