再生可能エネルギー:太陽光
軽くて多様な設置形態が可能なフィルム型ペロブスカイト太陽電池、EVの無充電走行を可能にするタンデム型太陽電池などの次世代太陽電池の開発を進めています。更に、安定的で効率的な電力供給に欠かせない発電量予測技術の開発にも取り組み、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
原子力
原子力発電プラントの長期運転に貢献する検査・構造健全性評価技術、より安全で効率的な原子力発電プラントを目指した保全技術により、エネルギーの安定供給に貢献します。
関連リンク:開発秘話
サーマルエナジー
現時点で安定した電源供給に欠かせない火力発電において、高効率化に貢献する蒸気タービンの開発だけでなくO&Mサービス開発や、地球温暖化対策に向けCO₂分離回収技術の開発も推進。世界初となるバイオマス発電所付設の大規模CO₂分離回収設備において高い性能を実証。低炭素社会の早期実現に貢献します。
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5万kW級バイオマス発電所に実証プラントを建設
((株)シグマパワー有明 三川発電所内)
電力変換
天候で変動する再生可能エネルギーを水電解により水素などに変換し、貯蔵・輸送を可能にするP2G(Power to Gas)や、CO₂を分解し合成燃料等とするP2C(Power to Chemicals)等の技術の研究開発を行っています。
P2Gでは、再エネの電力変動の適応性が良く耐久性のある固体高分子電解質(PEM)を用いたPEM型水電解に取り組み、希少なイリジウムを1/10に抑えた電極の大型製造技術を確立しています。更に、東芝独自の酸化物電極材料を適用した高温水蒸気電解プロセスによる水素製造に向けた開発にも取り組んでいます。
また、P2Cでは、 CO₂を高速処理可能な独自の触媒電極をもちいたCO₂電解セルスタックを開発しました。再生可能エネルギーの有効活用やCO₂資源化への貢献を目指します。
現場業務支援
巡視点検と記録管理を効率化する測位技術により、巡視点検業務の一部を自動化・省力化し、人手不足などの社会課題の解決に貢献します。
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*AR: Augmented Reality
*SLAM: Simultaneous Localization and Mapping