Fail-Safe System
信号保安システム
ハードとソフトの両面から確実なフェールセーフを追求。
鉄道の安全な運行を担う信号保安システムの開発において、東芝はフェールセーフ設計の信頼性を高め、同時にネットワーク技術を含めた汎用情報技術を応用。高性能、高信頼、高機能および小型軽量化を実現した電子連動装置、電子踏切制御装置を提供しています。
特長
電子連動装置
論理部に汎用プロセッサを用い、タスク同期3重系並列処理と多数決論理の制御により安全性と信頼性を向上。また、連動論理のプログラム切り替え時には新旧2つを実装でき短時間で切り替え可能、試験実施も容易です。
電子踏切制御装置
東芝独自の回路技術により、軽量、コンパクトな設計を実現。2重系比較照合方式を採用し安全性を向上しているほか、煽りやリレーの不安定な動作による誤動作も防止処理します。
利点と価値
電子連動装置
- 現行改正機能、後参入機能、オンライン挿抜など、充実した保守支援機能
- PU、各種モジュールは活線での交換が可能
電子踏切制御装置
- 外寸280(W)x180(H)x220(D)mm、質量約7kgの小型軽量設計
- 単線、複線の代表的な組み合わせに対応した標準化
- 現場環境に応じた適正な警報時間をタイマー設定によってユーザ側で調整可能