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放送用映像制作・編集システムにおける事業提携に関するお知らせ

当社は、放送局用の映像制作・編集システムの分野において、池上通信機株式会社と事業提携契約を締結致しましたので、下記の通りお知らせします。

記

1. 事業提携の理由
      現在、放送局の制作・編集システムは、ビデオテープを中心とする「リニア編集システム」と、ハードディスク等の記録媒体を採用したノンリニア編集機とネットワークサーバーを組み合わせた「ノンリニア編集システム」が混在する形となっています。
   また、放送の多チャンネル化やデジタル化、HD化を背景に、映像素材の収録段階から、編集、共有、アーカイブ段階までの一連の工程のシームレスなテープレス化、ネットワーク化を進めることで、作業時間、運用コストの低減と生産性の大幅な向上を実現する新世代の映像制作・編集システムのニーズが高まっています。
      このような市場ニーズに応えるため、当社と池上通信機は、両社の技術力を結集し、取材現場におけるカメラでの素材収録から、放送局内での制作・編集作業、完成映像データの送出、アーカイブまでのワークフロー全体を、フラッシュメモリメディアとネットワークでシームレスに統合するグローバルな協業を進めていくことに致しました。
2. 事業提携の内容
      当社と池上通信機は、記録媒体として半導体フラッシュメモリを採用した放送業務用カメラ、レコーダー等の共同開発を行うとともに、これらの商品を中心として、収録からアーカイブまでの全てをカバーする新世代のテープレス映像制作・編集システムに関して、両社共同でワールドワイドにコンセプト提案と受注活動を行っていきます。
3. ご参考
   ご参考資料としまして、本日別途公表しておりますプレスリリースを添付致します。
   
   
   添付資料
   「放送局用の映像制作・編集システムでの協業について」