3Dモデリングハンズオン第2弾 OpenSCAD 講座を行いました

2021.9.22

前回⼤好評だった３Dモデリングイベントの第2弾として、9⽉10⽇（⾦） OpenSCAD講座をオンラインで開催しました。

「OpenSCAD」とは、プログラミングで３Dモデリングを⾏うことができるオープンソースソフトウェアです。
講師のダニエルさんは、ソフトウェア技術センターで、普段は組み込みLinuxのエンジニアリングを⾏なっています。ご⾃⾝と同じソフトウェアのエンジニアが、プログラミングであれば3Dモデリングしやすいのではないかと考え、今回の講義のために「OpenSCAD」を勉強し、有志で講師を務めてくれました。

前半では、オシロスコープの「つまみ」をモデリングしながらOpenSCADのユーザーインターフェースを説明いただきました。

プログラミングの経験がある参会者が⼤半でしたが、なかには初めてコードを書くデザイナーもおり、共創センターの⾐斐がモデレーションしながら進⾏しました。
マイクオンで講師と会話して疑問を解決したり、チャットでは参加者同⼠でもショートカットキーを共有するなど、コミュニケーションが活発にとられていました。

後半では、講師が実際に3Dプリンターで出⼒した際の⼿順を、失敗談も交えて紹介。参加者の3割程が3Dプリンターを利⽤したことがあったため、最初から完璧に出⼒する難しさに共感する様⼦が⾒られました。

質疑応答では、実際に出⼒する際の材料や作業時間など具体的な質問が多く、講師や⾐斐だけでなく利⽤者の経験談などを全員で共有することができました。感想を伺うと、コードを書いたことがないデザイナーは今回の講座は少し難しかったようですが、プログラミングを体験し、考え⽅を知ることに意義を感じていただけたようでした。

3Dプリンターでどんなものが出⼒できるのかは皆さん⼀様に興味が湧いたようで、メイカースペースに訪れたことのない参加者からも利⽤したいとの声が多く上がりました。