Designシンポジウム2021にてオリジナル発想法「サーチライティング」を発表

2021.8.23

7月15日、工学系とデザイン系の6学会による共催シンポジウムにおいて、「“ありきたり“を脱したサービスアイデア発想法」というタイトルで発表を行いました。
サービスを共創する時代になり、複雑で厄介な問題に直面することが増えました。それにより、問題の見方を変え、発想を転換する、いわゆるリフレーミングの重要性が増しています。
しかし、その方法が形式知化されている例はまだほとんどありません。

「サーチライティング」は、リフレーミングのためのオリジナル発想法です。
熟練のデザイナーがワークショップなどで行っているアイデア発想のやり方を形式知化し、既存の発想法・思考法のエッセンスも取り込むことで開発しました。

「沢山アイデアを出したけど、どうも“ありきたり”な気がする…」
「思い込みにとらわれずにアイデアを考えたいけど、今何にとらわれているのかわからない…」
このように発想に行き詰まったときに特に有効な手法です。

東芝のデザイン部門内でプロトタイピングを繰り返し、学会発表も行うことで洗練させてきました。
今後も引き続き、様々な機会で活用しながら手法を改善していく予定です。