介護認定業務おける訪問調査の効率化とデジタル化をサポート
要介護認定の訪問調査業務は、人口高齢化により認定申請者数が増加する一方で、専門知識や経験が必要となる調査員の人手不足が深刻な問題となっています。ALWAYS Vは、調査員の経験や情報リテラシ-の差に左右されない充実した支援機能で訪問調査の作業負荷を大幅に軽減するシステムです。
より効率的で、より正確な訪問調査業務をサポートすることで、介護保険サービス全体の品質と公平性の確保を実現します。
特長
調査前の準備作業から調査後の確認作業まで、全ての作業工程で効率化のための充実したサポート機能を搭載。
調査後の追記作業はテレワークでも対応できます。
導入効果
いつものメモの使いやすさをそのままデジタル化。だから、直観的な操作で訪問調査ができます。
スケジュール調整の時間短縮
申請者(またはその家族)との事前の日程調整内容をメモしたり、全ての調査員の空き状況をカレンダー形式で可視化することができるため、スケジュール調整の手間が大幅に削減できます。また、直近の訪問スケジュールのアラート表示など、調査員自身のスケジュールも容易に確認でき、一日の作業計画を立てやすくなります。
調査員の記録方法のスタイルに応じた柔軟な入力画面
調査中は、「メモを取りながら調査結果入力」「メモを取るのみ」「調査結果入力のみ」の3パターンに応じた画面を用意しています。
画面パターンの切り替えがボタン一つでできるため、調査員個人の記録方法や訪問先の条件などに応じて、調査方法を柔軟に変更できます。
評価の公平性や正確さの確保
調査対象者とのコミュニケーションを補助する画像機能、判定基準を確認できる認定調査員テキストの参照機能、特記事項を定型文として管理する定型文機能、判断に迷った項目の保留表示や項目間で不整合が生じた場合の警告表示をする機能などを搭載しています。これらの機能により、より精度の高い訪問調査を実現し、公平な審査会運営をサポートします。
確認作業の整合性チェックの効率化
確認作業で一番重要な「基本調査と特記事項の整合性」を、一つの画面上で比較しながら確認できるため、不整合内容の検出率の向上や確認作業の手間の短縮が図れます。また、軽微な修正に関しては、保健師等の業務管理者で対応できるため、調査員側での修正作業が不要になります。
システム構成
システム構成について、詳しくはお問い合わせください。
主な機能
訪問調査管理システム
認定システム連携機能 | 要介護認定システムと申請データ、調査結果データの受け渡しを行います。 |
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申請者管理機能 | 申請者をステータスごとに管理します。 |
調査員割当機能 | 申請者に対して調査員の割当を行います。 |
調査員スケジュール管理機能 | 調査員の月間スケジュールを管理します。 |
調査結果内容確認機能 | 調査内容を確認及び修正できます。確認の結果、承認または差戻しを行います。 |
訪問調査支援システム
申請者管理機能 | 調査員個人が調査予定の申請者を管理します。 |
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スケジュール管理機能 | 調査員個人のスケジュールを管理します。 |
調査内容入力機能 | 調査内容について入力を行います。調査員の記録方法のスタイルに応じて柔軟に画面パターンの切り替えができます。 |
メモ機能 | 認定調査票の調査項目に対する手書きメモ機能です。 |
定型文機能 | 特記事項を定型文として管理します。 |
前回情報参照機能 | 前回の調査結果を参照できます。 |
一括入力機能 | 群単位で調査結果を一括入力できます。 |
保留警告機能 | 判断に迷った項目に対して保留表示します。また、調査項目間で不整合が生じた場合は警告表示します。 |
画像機能 | 視力確認表などの調査をサポートする画像を表示します。 |
判定基準参照機能 | 「認定調査員テキスト」に記載されている各調査項目の判定基準を参照できます。 |