ニュースリリース

要介護認定訪問調査システム 「ALWAYS® V」が
「IAUD国際デザイン賞2023」医療・福祉部門で金賞を受賞

2024年3月7日

株式会社 東芝
東芝デジタルソリューションズ株式会社

 東芝デジタルソリューションズ株式会社が提供する要介護認定訪問調査システム「ALWAYS® V」が、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が主催する「IAUD国際デザイン賞2023」医療・福祉部門の金賞を受賞しました。「ALWAYS® V」は、株式会社東芝のデザイン部門が開発に参画し、コンセプトの立案から高い操作性の実現に寄与した製品で、本件は、株式会社東芝、東芝デジタルソリューションズ株式会社の共同受賞になります。

 本システムは、介護保険制度の調査員および認定対象者の家族へのヒアリングを経てデザインの検討・検証を重ねて開発しました。調査員の業務効率向上とともに、調査対象者へのより丁寧で正確な調査を可能にするユーザインターフェースや機能を実現しており、介護が必要な一人ひとりへ公平で適切な介護保険サービスを提供することに寄与し、ひいては共生社会の実現につながることが高く評価されました。

■ 要介護認定訪問調査システム「ALWAYS® V」について
 
要介護認定の申請を受けた自治体が実施する訪問調査業務において、これまで調査員が紙ベースで行っていた調査業務の事前準備から事後提出までの一連の作業を1台のタブレットPCで行うことができます。
 紙に手書きするのと同様の直感性・自由度と、デジタルでの入力のしやすさや情報の検索参照性を両立したユーザインターフェースとなっており、調査員・訪問先の環境に応じた最適な記録方法を選択できます。調査員の経験値や情報リテラシ-の差に左右されない公平で正確な調査をサポートするとともに、調査中の手書きメモをデータとして調査記録に残すことで、第三者による確認や調査ノウハウの共有も可能にします。

■ IAUD国際デザイン賞について
一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)は「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動しています。IAUD国際デザイン賞は、民族、文化、慣習、宗教、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、 “一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人に授与され、国際的に表彰されます。