ビジネス要件に応じ柔軟に拡張できるPLMプラットフォーム
製品ライフサイクル全体における製品価値向上を実現
製品開発においては、開発期間の短縮、グローバルでの技術ノウハウの蓄積、膨大なデータからのタイムリー・正確な情報提供などが求められ、PLMの導入は必要不可欠となっています。従来のパッケージ型PLMでは、業務に合わせたカスタマイズの対応が困難でしたが、Aras Innovator※1は、ローコードプラットフォームにより自社の業務に合わせた柔軟かつ拡張性のあるPLMシステムを容易に構築できます。
また、東芝の設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス Meister RemoteX※2とAras Innovatorの連携※3により、サイロ化されていた設備・機器のIoTデータと設計データを紐づけることで、従来よりも設備・機器の稼働状況などについて詳細な分析を行うことが可能になり、改善点・不具合の早期抽出や対応が行えます。さらに、得られた知見を新しい製品設計に反映するなど、製品ライフサイクル全体における製品価値の向上が期待できます。
- Aras Innovatorは、米国Aras Corporationが提供するPLMソリューションです。
東芝デジタルソリューションズは、米国Aras Corporationの販売パートナーです。 - Meister RemoteXは、東芝デジタルソリューションズが提供する設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービスです。
- 別途、Meister RemoteXの導入が必要になります。
Aras Innovatorの特長
Aras Innovatorは、製品コンセプトづくり~設計~製造~サービスにわたる製品ライフサイクル全体をカバーするPLMソリューションです。
ローコード開発プラットフォームを採用しているため、自社の業務に合わせて柔軟かつ拡張性あるPLMプラットフォームの構築が可能になります。
Arasのオープンプラットフォームは、既存システムとの連携が可能で、レジリエント(しなやか)な環境を実現します。
使いやすいUIにより、業務ルールへの対応やビジネス状況に応じて、データモデルの変更・改修がスピーディーに行えます。
PLMの様々な機能を備えており、必要な機能のみを導入てし早期に立ち上げ、用途に応じて段階的に機能を追加できます。
サブスクリプションサービスには最新バージョンの提供に加えてアップグレード作業が含まれており、常に最新機能が利用できます。
※クラウドまたはサーバの環境構築とアップグレード後のテストはお客様にて実施いただく必要があります。
Aras Innovator ✕ 東芝により広がる可能性
豊富なPLM導入実績を活かした
トータルサポートを提供
豊富なPLM導入実績を活かしたトータルサポートを提供
長年培った社内・社外の3万ユーザを超えるPLM実装経験を活かした導入サービスにより、要件定義からシステム構築までを短期間で提供可能
設計データとIoTデータとの
紐づけによる新たな価値創出
設計データとIoTデータとの
紐づけによる新たな価値創出
設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス Meister RemoteXとの連携により、設備・機器の設計データとIoTデータを紐づけ、稼働状況から改善点・不具合を設計に反映することで製品価値向上を実現
設計データとIoTデータとの紐づけによる新たな価値創出とは
設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス Meister RemoteXでは、メーカーがお客様に納めた製品(設備・機器など)を監視でき稼働状況や保守情報の把握が可能です。Aras Innovatorの図面やマニュアルなどの「設計データ」とMeister RemoteXのシリアルBOMや稼働データなどの「IoTデータ」を連携することで※、稼働情報から製品の改善ポイントを把握し、その情報を元に新たな製品開発につなげることで製品価値向上が図れます。
- Meister RemoteXとAras Innovatorの連携APIを提供します。
PLM導入にお悩みですか?こんな課題を解決に導きます。
情報がサイロ化している
製品の品質に
バラツキがある
マイルストーンと成果物の管理が不足している
製品の稼働状況やトラブル・原因が分からない
デジタルスレッドで情報を一元化
工程や部門を跨って製品に関わる情報が一元管理され簡単にアクセスできるため、必要な時に設計情報を関係部門で共有・利用して、ものづくりが行えます。
リスクの予測・分析により品質管理を強化
APQP※1及び設計/プロセスFMEA※2手法のツールを活用することでリスクを予測し、早期の原因究明や迅速な品質改善、不具合の発生防止が図れることから、製品品質の安定につなげられます。
※1 APQP:先行製品品質計画
※2 設計/プロセスFMEA:設計/工程の故障モード影響解析
予実を把握し成果物の抜け漏れを抑制
製造開始など重要目標に対し、マイルストーンを設定でき、タスクと成果物を紐づけて管理し、進捗も併せて把握することで、成果物の抜け漏れや遅延を抑制します。
問題を早期発見し製品設計に反映
Meister RemoteXと連携することで、製品の稼働状況を把握でき、IoTデータと設計データの紐づけが行えるようになるため、保守情報からBOM比較などの分析が行え、製品の改善点・不具合対応を製品設計に反映できます。
情報がサイロ化している
デジタルスレッドで情報を一元化
工程や部門を跨って製品に関わる情報が一元管理され簡単にアクセスできるため、必要な時に設計情報を関係部門で共有・利用して、ものづくりが行えます。
製品の品質にバラツキがある
リスクの予測・分析により品質管理を強化
APQP※1 及び設計/プロセスFMEA※2 手法のツールを活用することでリスクを予測し、早期の原因究明や迅速な品質改善、不具合の発生防止が図れることから、製品品質の安定につなげられます。
※1 APQP:先行製品品質計画
※2 設計/プロセスFMEA:設計/工程の故障モード影響解析
マイルストーンと成果物の管理が不足している
予実を把握し成果物の抜け漏れを抑制
製造開始など重要目標に対し、マイルストーンを設定でき、タスクと成果物を紐づけて管理し、進捗も併せて把握することで、成果物の抜け漏れや遅延を抑制します。
製品の稼働状況やトラブル・原因が分からない
問題を早期発見し製品設計に反映
Meister RemoteXと連携することで、製品の稼働状況を把握でき、IoTデータと設計データの紐づけが行えるたようになるため、保守情報からBOM比較などの分析が行え、製品の改善点・不具合対応を製品設計に反映できます。
幅広い製造業でご活用いただけます
導入から運用までの流れ
<お客様にご準備いただくこと>
- 現状の業務プロセスの明確化(マスタ、ルール、利用ユーザ・部門の整理)
- PLM導入によって解決したい課題の明確化
- 当社がご支援することも可能です。
<お客様にご準備いただくこと>
- 導入から運用までの構想検討(ToBe像作成・施策検討・費用対効果など)
- 実行計画(品質・コスト・工程・リソース・リスク)立案
- 当社がご支援することも可能です。
<当社対応>
- 要件、非機能要件の定義
- 開発システムの明確化
- 開発、テストの実施
<当社対応>
- ユーザトレーニングの実施
- 導入後の定期的なシステム評価と業務プロセスやシステムの改善
- 他システムへの連携・展開
<お客様にご準備いただくこと>
- 現状の業務プロセスの明確化(マスタ、ルール、利用ユーザ・部門の整理)
- PLM導入によって解決したい課題の明確化
- 当社がご支援することも可能です。
<お客様にご準備いただくこと>
- 導入から運用までの構想検討(ToBe像作成・施策検討・費用対効果など)
- 実行計画(品質・コスト・工程・リソース・リスク)立案
- 当社がご支援することも可能です。
<当社対応>
- 要件、非機能要件の定義
- 開発システムの明確化
- 開発、テストの実施
<当社対応>
- ユーザトレーニングの実施
- 導入後の定期的なシステム評価と業務プロセスやシステムの改善
- 他システムへの連携・展開
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