事例・ユースケース
事例、ユースケースをご紹介します。
他にも各業種における導入実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。
ユースケース:設備の故障リスクをベースとした設備保全業務の高度化の実現
設備の故障確率と故障による影響度から「リスク」を量的に算出し、そのリスクと設備更新に関わるコストを基に、いつまで設備を使い続けられるか、いつ設備を更新するべきかを予測し、膨大な組み合わせの中から最適な設備更新計画を策定することで、非効率な設備更新作業や保全全体にかかるコストを削減します。修繕、交換を減らし、有効な設備を長く利用することで、サステナブルな設備管理を実現します。
昨今、高度経済成長期以降に導入された大量の設備が経年対策を必要とする時期を迎え、更新のピークを迎えるにあたり経営的な視点から大幅なコスト変動を抑制し平準化するメンテナンスが求められています。
設備毎に算出したリスク量や、交換に必要な人的リソース、交換コストを踏まえて設備更新計画の最適化をするリスクベース・メンテナンスへの期待が高まっています。当社では設備のパフォーマンス管理を行うAsset Performance Management(APM)と設備交換計画最適化を行うAsset Investment Planning and Management(AIPM)を組み合わせた、設備投資最適化ソリューションを開発しました。
事例:中部電力ネットワーク株式会社 様 配電部門 (設備ライフサイクル最大化に向けたEAMシステム導入)
施工能力や予算などの制限がある中で、高度経済成長期に導入された大量の設備の更新を最適化するため、設備を効率的に管理する統合設備管理システムをIBM Maximo®により実現しました。
当社がこれまで培ってきたノウハウを開発方法論として整備することで、後戻りの軽減、品質向上、コスト削減を図り、お客様初となるパッケージを使用したシステムを導入しました。
設備に関するリスクを可視化するAPM(Asset Performance Management)に必要な、設備情報および工事情報や点検情報などの大量データを一元管理し、それらの情報を外部システムへの連係基盤としての役割も担っています。
データを活用したDXを推進する上での土台となっていきます。

<特長>
- 大量データの一元管理
- ノンカスタマイズでの実現
- 外部システムとのデータ連携基盤開発
- クラウド環境への構築
- 本サイトに記載されている社名、製品名およびシステム名は、各社が商標または登録商標として使用している場合があります。