主要機能紹介
Generalist/LMは、お客様の想定している運用に対して、柔軟な対応ができます。
Generalist/LMの主要機能一覧
機能詳細
標準機能
WEBオーサリングツール
コンテンツの作成で使用するフリーライセンスのツールです。
以下の要素をコンテンツに組み込むことができます。
・PowerPointファイル
・PDFファイル
・動画ファイル
・ストリーミング動画
・テスト
※テスト・ストリーミング動画については別の項目でご説明します。
コンテンツに取り込んだ後は、プレビューですぐに受講画面での見え方を確認できます。1つのファイルだけでなく、複数のファイルを組み合わせてコンテンツを作成することができ、章立ての構成にすることができます。
ツールのインストールは不要で、exeファイルの実行が難しい環境でも使うことができます。
テスト・アンケート
下の画像の通り、4つの出題方式から選んで問題を作成することができ、表示形式は2通りから選ぶことができます。
ランダム出題ができ、その中で必須出題を設定することもできるようになっています。(例えば200問あるテスト問題から100問出題する場合、特定の20問を必須出題・残りの80問をランダム出題する、というような設定をすることができます。)その他にも選択肢をランダムに入れ替える設定などもあり、柔軟性の高いテストを作成することができます。
テストは画面から作成するだけでなくCSV取込みもできるため、効率的に作成することができます。
アンケートをeラーニングの修了条件にして必須にすることも可能です。1つの研修に複数のアンケートを設定できるので、受講前後など期間をずらして、研修効果測定として活用されている事例もあります。その他の活用事例としては、事前アンケートで受講者の理解度を調査しておき、講師が受講者のレベルに合った話を準備できる、などがあります。
動画(ストリーミング)
当社が無料で提供しているストリーミングサービスをご利用いただく場合、動画を最後まで見ないと次に進めないようにする設定が可能です。その他にも、以下のようなプレイヤーの変更がご利用いただけます。
・コントロールバーON/OFF
・プレイヤークリック再生ON/OFF
・自動再生ON/OFF
・繰返し再生ON/OFF
・可変速再生ON/OFF
・タイトル表示ON/OFF
・「進む/戻る」ボタンON/OFF
・シーク先送り有効/無効
お客様がお持ちのストリーミングサービスにアップロードした動画を埋め込むことも可能です。
カリキュラム
複数の研修を「カリキュラム」という単位にまとめて管理する機能です。作成したカリキュラム単位での申請承認や進捗状況を確認、管理することができます。
特に同じコンテンツを同じメンバーに受けてもらいたい場合に有効で、コンテンツの数だけメンバーを割り当てる必要がなくなり、運用負荷の軽減に繋がります。
カリキュラムに登録されているコンテンツは、受講を必須と任意で分けたり、受講する順番を制御することができます。単位数を設定することができ、規定単位数を満たすと修了させることも可能です。
管理者は、カリキュラムが終わっているかどうか、一目で分かるようになっています。
自動メール配信
募集開始や実施期間になったタイミングで受講者にメールでアナウンスすることが可能です。また、受講フォローも予め対象ステータスやタイミングを設定しておくことで、未修了者のみを自動フォローすることも可能です。
予約しておくことにより、夜間など送信したいタイミングでのメール自動配信ができるため、運用負荷が軽減できます。
進捗管理
進捗状況は「研修に対する受講状況」と「受講者の受講状況」という異なる2つの方向から確認することができます。受講はしているがどれくらい進んでいるのか、何が終わっていないのか等の情報を得ることができます。
研修ごとに「進捗率」をヒストグラムで表示します。また、対象者を指定することで、現在の受講状況が分かります。フォローが必要なユーザにフォローメールを飛ばすこともできます。
修了証発行
受講完了したコンテンツについては、ブラウザ上で受講者画面から修了証を確認することができます。
修了証の色を変更したり、体系や番号については予約語をはめ込むなど、カスタマイズをすることができます。
また紙でプリントアウトすることも可能です。
申請・承認
誰が申請し承認するのか、研修ごとに申請・承認パターンを予め設定することが可能です。1段階承認(1人分の承認が必要)・2段階承認(2人分の承認が必要)など様々なパターンで作ることができます。
トップダウンの運用にも、ボトムアップの運用にも対応することができます。
(受講者登録で申請承認なしパターンも対応できます。)
分析機能
研修内の各テストごとに解答結果の分析ができます。
試験回数での比較もでき受講者の理解度を確認できます。
データ分析機能
ウイングアーク1st(株)のBIダッシュボード「MotionBoard」を活用した「データ分析」機能のOEM提供を行っています。教育の分析には欠かすことのできない三大要素の「学習状況」「テスト結果」「アンケート結果」をリアルタイムに可視化することができます。受講期間を含め、リアルタイムでグラフ化できるので、研修の修了を待たずに傾向を把握することができます。(上記の分析機能では、これらの情報をCSV出力することしかできないため、グラフで表すなどの可視化する作業を手作業で行う必要があります。)これにより、受講者の学習状況などの分析に関わる作業を効率化し、研修主催者の負荷軽減に貢献します。
またグラフ化したデータをダウンロードできるので、レポートなどで活用できます。
IPアドレス制限
機密性の高い内容のコンテンツについて利用場所の制限ができます。
例えばシステムに会社のグローバルIPを設定することによって、社内からのアクセスに制限したいコンテンツは社内以外のインターネットからの接続を制限することができます。
スキル管理
スキル管理は、社員の自律的な学習を支援する機能です。スキルマップという表により、自分のスキルがどのレベルなのか把握することができます。ひとつのスキルでランク付けをすることができ(営業スキル レベル1~6など)、ランクによってスキルマップの達成条件を変えることができます。
受講者は、次の段階(レベル)に行けないのは何を満たしていないせいなのか分かるようになっています。受講者が「いつまでに○○レベルに達する」といった目標を立てると、上司はそれを確認することができるようになります。1on1で目標について話す、といったことに活用されている方もいらっしゃいます。
管理者は、どの段階(レベル)に何人いるのか一目で把握することができます。任意のレベルを計画している人の人数がわかるので、組織として将来設計を立てやすくなります。
スキルマップは、次のレベルためには何をしなくてはならないのか(指定された研修を受けるなど)、可視化されています。また、次のレベルに上がるために必要な事項について、優先順位を設定することができます。
組織・グループ管理
本機能により、部門教育や特定ユーザ向け教育などを運営することができます。
組織情報やユーザ情報は、CSVファイルで一括登録できます。
グループ管理機能により、「2023年度新人教育」「中途採用」といった枠組みで、組織体系とは別で仮想グループの構築ができます。これにより複数の組織にまたがった受講者を管理できます。組織の構成人員が変わった場合、グループの構成人員も自動的に更新されます。
組織やグループを作成することで研修主催者の管理対象の組織やグループを指定することが可能です。組織の管理者が、その組織の所属でなくても管理者になることができます。
シングル・サイン・オン
Microsoft AzureADとのシングルサインオン(SAML方式)に対応しています。シングルサインオンとは、1回の認証(ポータルサイトへのログインなど)で複数のシステムやサービスにログインできるようになる認証方式です。
シングルサインオンの外部認証と内部認証は、片方だけを選択するのではなく両方を使うことができます。
※内部認証:Generalist/LMのログイン画面から、Generalist/LM に設定したパスワードを入力してログインします。
※外部認証:Generalist/LMが、パスワードなどの認証情報を管理しない運用です。認証方法は下記の2点があります。
・LDAP認証: LDAPサーバに問い合わせる。ログイン画面から入力。
・SAML認証: SAML IdPに問い合わせる。認証のあるお客様ポータルサイト内からリンクし、SSOを実現する。
人事連携
SaaS
組織情報、ユーザ情報のCSV ファイルと別途用意したマスタ情報、ユーザ管理対象組織情報のCSV ファイルを連携情報としてGeneralist/LM のデータベースに取り込む機能です。
人事連携で連携されなかったユーザは自動的に削除され、「退職者組織」に分類されます。
人事連携で登録されない、連携対象外のユーザを手作業で登録できます。(例えば派遣・パートナーなどのユーザが対象になります。)手作業で登録したユーザは、「退職者組織」に分類されません。
人事連携機能の流れ
【お客様作業】
➀貴社人事システムより、ユーザ情報・組織情報を出力し、Generalist/LM指定フォーマット(CSV形式)に変換
②ファイル転送クライアントの指定フォルダに、ファイルを設置
・ファイル転送クライアント環境を貴社にてご準備頂き、ファイル転送用プログラムをインストールして頂く必要があります。
③貴社ファイル転送クライアントから弊社ファイル転送サーバへファイル転送します。
【弊社作業】
④ファイル転送サーバより、Generalist/LMサーバの既定フォルダへファイル転送します。
⑤人事連携機能実行(定時実行)
・Generalist/LM用のデータベースへマスター情報を登録・更新
オンプレミス
人事連携機能の流れ
【お客様作業】
➀貴社人事システムより、ユーザ情報・組織情報などを出力しデータを生成
②生成されたデータをGeneralist®/LM指定フォーマット(CSV形式)に変換しインプットファイルを作成
③Generalist®/LMサーバ上の指定フォルダへファイル転送
④人事情報連携機能実行(夜間定時実行推奨)
・前回登録時の「組織情報」「ユーザ情報」と今回登録用のCSVを比較
・Generalist®/LM用のデータベースへ組織・ユーザ情報などのインプットファイルを登録・更新
・既存ユーザが②でインプットされなくなった場合は退職者組織へ自動退避
Generalist e-University API
Generalist e-University APIは、「学ばせる」から「学ぶ」学習スタイルの変革に合わせて、従業員自らスキルアップしていく環境を実現することを目的とした機能です。個人のレベルを可視化し、受講者ごとに強化すべき分野の教材をレコメンドすることができます。受けたい教材を選択できるだけでなく、自分のレベルが上がっていることが可視化されているため、受講者のやる気を後押しすることに繋がり、自ら成長していくことを促すことができます。
オプション機能
WEB会議連携
集合研修をWEB会議化で行うことができます。会議に出るときと同じ感覚で操作できるので、操作に迷いません。
Office365連携
Microsoft社、office365と併せてご利用いただくことで、Web会議の開催通知や予定表への反映しオンライン研修の手間を簡略化します。研修の設定をすることで、Web会議の開催通知を出し、予定表に反映されるので、忘れずに受講できます。
Teamsを利用することで、受講者間や管理者とチャットやファイル共有が可能となります。
※Office365連携を行うにはAzure認証を行っていただく必要があります。
Zoom連携
Zoomビデオコミュニケーションズ社のZoomミーティングサービスと併せてご利用いただくことで、従来のZoom機能はそのままに、参加実績を自動反映し管理の手間を省略します。受講者の出欠を自動反映することができます。
研修に受講者を登録するとミーティングID、パスワードを自動で受講者へ通知することができます。
ライブ配信
ストリーミング連携サービスをご契約いただいた場合、ライブ配信を実施することができます。これによりWEBで講義を実施することが可能になります。日本語での配信の場合、話したことを文字起こしすることができます。また、それに自動翻訳をかけて多言語化することができます。配信が終了したライブ映像は再利用し、配信することもできます。
※ライブ配信中の文字起こしはできません
コエステーション
コエステーション連携
PowerPointファイルのノートに書いた文字をコエステーションの音声合成サービスと連携して再生する機能です。
ナレーターが居なくても、ナレーションのついたコンテンツを作成することができます。「定期的に更新されるコンテンツだと、定期的に音声録音し直さなくてはならなかったところが、変わったところだけPowerPointのノートを修正して差し替えるだけなので、修正するのも短時間で楽にすることができた」と喜びの声をいただいています。
動画に比べて容量が小さいため、サーバやネットワークの負荷を軽減できます。
エディタ機能
抑揚をつけたり、イントネーションの変更などをすることができます。音声の自然さにこだわりたい方におすすめの機能です。
コエステーション連携同様に、文章からスムーズに音声化することができます。作成したファイルを音声データでダウンロードできます。
HTML変換ツール
PowerPointのアドインで、HTML変換を選択すると、コンテンツが生成されます。PowerPointでアニメーションなどを使い、動きのあるコンテンツを作成したい方にお使いいただいている機能です。音声データをPowerPoint上に配置しておけば、音声付きのコンテンツを作ることができます。
コンテンツ作成⽀援
生成AI「Azure OpenAI Service」を活用した、教育に使うテキストやテスト問題の作成を支援する機能です。
教育教材に関するデータを準備し、アップロードするだけで
教育したい内容に基づいたテキスト、テスト問題および解説が自動で生成されるため、教育管理者の作業負荷を大幅に低減します。
また、自動生成するコンテンツのページ構成、テスト問題の傾向を選ぶことで、
目指している仕様により近づけたeラーニングコンテンツの作成を支援します。