“All-in-One”タイプのSIPシリーズならだれでも簡単導⼊

SIPシリーズは、 BMU(Battery Management Unit)を搭載している”All-in-One”タイプの電池パックです。BMUが、SCiB™セルの電圧・電流・温度などを監視し、システムを自己診断・制御しているため、電池パックを安全に運用いただけます。​
また、システムへ搭載の際、外部に複雑な電気配線が不要で、スタート信号をONにすればすぐにご使⽤になれます。​
評価・実証実験を迅速に開始したい、という企画・プロジェクトのニーズにお答えします。​

トータルコスト削減と環境社会への貢献

AGV・ロボットは、蓄電池の充放電の頻度が高く、⾼⼊出⼒特性が要求されるアプリケーションです。 そのハードな使い⽅により、鉛蓄電池の寿命は1〜2年程度*で尽きてしまい、その都度、買替えと廃棄のコストが発⽣します。
SIPシリーズは、2万回以上*の充放電が可能な⻑寿命の電池パックです。電池の買換え、廃棄の費⽤を抑制し、トータルコストを削減することが可能です。​
さらに、蓄電池のリサイクル処理と廃棄処理のサイクルを抑制し、持続可能な社会づくりに貢献します。​

現場作業者による電池交換作業の負担削減

現在の主流であるAGVは19kgの鉛電池を2個積んでいるため、AGV一台あたりの電池の合計重量は38kgです。載せ替えと充電を手作業で行うと、現場作業者に大きな負担が掛かります。また、電池交換作業中は生産ラインを停止させる必要があり、非生産的な時間が発生してしまいます。さらに、充放電効率が下がる寒い冬の季節は、電池の交換頻度が1.5倍に増加するため、現場の生産性はさらに下がることになります。
鉛電池をSIPシリーズに置き換えると、電池の重量を約1/4~1/2に減らすことが可能となり、交換作業による現場作業者の負担を軽減することができます。また、AGV1台当たりの重量が減ることで充放電効率の向上が期待できます。さらに、大電流での充電が可能なSIPシリーズでは短い停車時間での充電が可能となり、電池交換作業の要らない無人運用を提案することも可能です。

*現在は昭和飛行機工業株式会社様より
株式会社ビー・アンド・プラスに引き継がれております。

稼働率向上・24時間稼働の実現​

鉛蓄電池では8時間の充電時間が必要なため、⼀方のセットが稼働している間に、交換用の電池を充電しておかなければならず、少なくとも2セットの電池を運⽤・管理する必要があります。

SIPシリーズは急速充電により充電時間を1時間に短縮することができるため、お昼休み等の休憩時間に充電を完了することができます。そのため、交換用電池の準備・管理が不要です。鉛蓄電池のように電池を2セット持っておく必要が無く、管理すべき電池を減らすことができます。

生産ライン内に自動充電システムを設置することで、AGV・ロボットを短い停車時間で急速充電することができます。電池交換作業が不要になるほか、AGV・ロボットを充電のために停止させる必要も無くなり、生産ラインの稼働率を向上させることができます。

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