福島第一原子力発電所における身体汚染発生に関する調査結果・原因と再発防止対策について

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2023年11月16日

東芝エネルギーシステムズ株式会社

 福島第一原子力発電所における当社元請工事において、10月25日に当社協力企業作業員への身体汚染を発生させてしまいました。本事案により、地域の皆さま、関係者の皆さまには多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

 当社は、本事案の調査結果・原因と再発防止対策をとりまとめ、本日、東京電力ホールディングス株式会社様に報告しました。今後、二度とこうしたことがないよう、再発防止対策の着実な実行に全力で取り組んでまいります。 

事象の概要および再発防止策について


 当日、福島第一原子力発電所増設多核種除去設備(ALPS:Advanced Liquid Processing System)の配管洗浄作業中に、洗浄廃液を扱うホースが外れ、洗浄廃液が周辺に飛散しました。当該作業に従事していた作業員5名のうち、1名の作業員には身体汚染がなく、2名は発電所内で除染を完了しました。一方、残り2名の作業員については、防護装備が不十分であったため、発電所内での除染により汚染レベルは下がったものの、発電所からの退出基準以下までの除染が困難であったことから、同日、医療機関に搬送されました。その後、当該作業員は、病院内での処置を受けた後、10月28日に退院しました。

 本事案の発生原因と再発防止対策については、報告書(こちら(1.22MB))をご参照ください。

 本事案の発生により関係者の皆様には多大なるご心配をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。

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