生産技術センターでの研究開発
生産技術センターは、1970年の創立以来、お客様へ品質の高い製品やサービスをご提供するため、本社の研究部門として、東芝グループの様々な事業に共通して活用・適用できるモノづくりの「技術」、「手法」、「仕組み」、「システム」を研究開発しています。
さらに、生産技術を起点として新しい価値・製品・サービスを生み出すための研究開発も行っており、これまでにない機能性膜・構造の形成、新しいアプローチによる半導体や二次電池向けの製造プロセス、光学技術を応用したガス漏れ検知、デジタル生産技術を活用した製造装置の提供や知能化ロボットなど、革新的な技術の実用化を推進しています。
研究活動の範囲を拡大 -事業に関わる業務プロセス変革へ-
生産技術やモノづくりの言葉からイメージされる製品の製造工程や工場の生産ラインを対象とした研究開発に加え、生産技術センターでは、活動の範囲を広げて、営業、設計から調達、物流、据付、保守にいたる、モノづくりのあらゆるプロセスを対象として変革に取り組んでいます。活動の核となるのが、「デジタル生産技術」です。
「デジタル生産技術」とは、モノづくりの事象・現象をデジタル化し、デジタルデータをリアルタイムに収集・分析し、AIなども活用しながら、モノづくりを制御・最適化していこうとする技術です。デジタル生産技術を活用することで、モノづくりのプロセス全体をつなぎ効率化を実現するとともに、工場のスマート化へも発展させ、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギーマネジメントと連携しながら、より良い地球環境を目指した取組みも行っています。
生産技術センターが求める人材
研究成果で社会・事業へ貢献するためには、迅速に最適な解決策を見つけることが求められます。そのために、ものごとをロジカルに捉える力はとても重要です。さらに、新しいアプローチにも積極的に取り組み、研究開発に情熱をもって取り組める人を求めています。
また、研究開発を進める中で、時には研究成果を適用する事業の現場に密着し、効果が出るように事業を理解して活動する粘り強さや行動力が必要です。的確に考えを伝えるコミュニケーション力や、様々な変化に対応できる柔軟な発想力も求められます。
どんな状況でも前向きに捉え、自分の考えで主体的に行動できることがとても大切です。
学生のみなさまへ
生産技術センターは、研究開発、研究開発成果の実適用、業務プロセス変革まで、深く、幅広く活動していきます。一人ひとりが「真に力強い生産技術のプロフェッショナル」を目指しています。
みなさんが現在取り組んでいる研究等を通して高めている専門性や、これまで培ってきた力をもって、われわれと一緒になって「真に力強い生産技術のプロフェッショナル」を目指していこうという気概をもった方を募集しています。
みなさんからのご応募を心からお待ちしています。
学生の皆様へ
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