- センサデータ認識
- メディア認識
- メディアデータ分析
ドライブレコーダーを用いた道路環境解析技術
交通状況解析やインフラ点検向けに、映像中の移動体や標識等の位置を地図上に表示します。
- ドライブレコーダーで取得した映像とGPSから、自車両・他車両・歩行者等の移動体の動きや、標識や看板等の道路附属物の位置を地図上に表示します。
- 市販のドライブレコーダーで記録した情報を、クラウドAIで処理します。
Map data from OpenStreetMap
応用先
- 保険会社向けの交通事故状況解析
- 電線、電信柱、道路標識などの道路上のインフラ設備の巡視・点検
- 安全運転管理者向けの安全運転指導の支援
- トラック、バス、タクシーなどの交通状況解析、運転診断
ベンチマーク・強み・実績
- 高価なセンサを搭載した専用車を使わず、安価かつ取り扱いが容易なドライブレコーダーを使用
- 自車位置・他車位置を既存手法よりも高精度に推定が可能
- 東芝や他社の画像認識サービスと連携して、ユーザが興味のある対象を地図上に表示可能
- 製品化実績あり
問い合わせ窓口
問合せの際はタイトル[東芝AI技術カタログ:ドライブレコーダーを用いた道路環境解析技術]やURLを文面に含めてください。
本技術は研究開発中のためご要望にすぐに対応できない可能性があります。
参考文献:
- 川崎敦史ほか, 『ドライブレコーダを用いた道路環境解析のための車両および道路附属物の位置・軌跡推定』, 第22回情報科学技術フォーラム(FIT), 2023.
- 『ドライブレコーダー映像から事故状況を解析するAI技術』, 東芝レビューVol. 78 No. 2, 2022. (PDF形式)
- 『エッジデバイスデータのAI解析によるドライバー サービスの高度化機能』, 東芝レビューVol. 77 No. 5, 2023. (PDF形式)