2025-02-27
東芝データ株式会社
東芝データ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:北川浩昭、以下「東芝データ」)は、青森県が公募した「令和6年度ビジネスデータ活用実践ワークショップ業務委託」に採択され、青森県主催の「データ活用2DAYワークショップ」を企画・運営しました。
青森県は、DXを推進するための官民全体で共有すべき指針として、2024年2月に「青森県DX推進プラン」を策定しています。本プランでは、「青森県はDXでもっとおもしろくなる」を基本理念に掲げ、新たなしごとや働き方で、産業を未来につないでいくことや、県民一人ひとりがつながり、豊かさと安心を築くことをめざして、県民や市町村、民間企業等とも連携しながらDXを推進していくこととしています。
東芝データは、青森県内企業のDX推進に向けて、2日間にわたるワークショップを企画・運営しました。ワークショップ1日目は、データリテラシーの講義を行った後、青森県内の購買統計データ(*1)や意識調査データ(*2)、オープンデータ(*3)を使った市場分析の演習を行いました。2日目は、市場分析の結果に基づいた課題抽出や、多様なデータを掛け合わせた解決策の立案を行いました。
東芝データは、リアルな購買データを活用し、今後も地域におけるDXの実現やデータリテラシーの向上を通して、持続可能な地域社会の実現に向けた支援を行ってまいります。
■「データ活用 2DAYワークショップ」の概要
1. 実施日
2025年2月18日(1日目)、2025年2月19日(2日目)
2. 場所
青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(青森県青森市)
3. 参加者
青森県内に事業所を有する企業等の経営者・従業員
4. 内容
[1日目]データ活用の基礎を学ぶ
・データリテラシーの基礎(講義)
・Excelによるデータの整理・加工・分析(演習)
・Power BIによるデータの可視化(演習)
データ活用に関する技術と研修実績を持つ東芝インフォメーションシステムズ株式会社の専門講師が理論とワークを主導。また、青森県内の中小企業支援実績を有する中小企業診断士の実務家が現場視点で分析結果を解説。
[2日目]データ活用アイデアを発想する
・戦略の方向性決め(グループワーク)
・データに基づく課題抽出(グループワーク)
・データを活用した解決策立案(グループワーク)
・アイデア共有
株式会社東芝のデザイン部門が社会課題の解決のために取り入れている、東芝版デザイン思考「Customer Value Design®」(*4)をベースに、DXアイデアのつくり方を学べるワークを提供。
5. 参加者の声
[1日目]データ活用の基礎を学ぶ
・データ分析は普段の仕事に大小問わず関わってくるため、リテラシーを高めるために重要だと感じた。
・既に知っているツール、知らなかったツール共に有効に使う手段を学ぶことができた。
・初めてPower BIを活用したが、色んなデータを使ってトライしてみたいと思った。
[2日目]データ活用アイデアを発想する
・どんなデータが具体的にどの場面の考察に活きるかを体験できるのは、自社でアイデアを出す際にもとても参考になる。
・データやお金の流れがイメージしやすく、ワークショップの経験を通じ、今後の業務に活用できると思う。
・社内のベクトルをあわせるのに非常に有効なワークだった。
6. ワークショップの様子
*1 購買統計データ:東芝テック株式会社の電子レシートサービス「スマートレシート®」から得た青森県内のデータ。「スマートレシート®」は東芝テック株式会社の登録商標です。
*2 意識調査データ:本ワークショップで活用するために、東芝データが青森県民を対象に行ったインターネット調査のデータ。
*3 オープンデータ:「政府統計の総合窓口(e-Stat)」や「青い森オープンデータカタログ」から得たデータ。
*4 「Customer Value Design®」は株式会社東芝の登録商標です。
【報道機関からのお問い合わせ先】
東芝データ株式会社 広報担当 https://campage.jp/toshibadata/inquire