商品化の背景と狙い

 近年、多くのオフィスや官公庁などの建物、劇場などの公衆の場では専用喫煙室や喫煙コーナーを設ける空間分煙が主流となってきています。 これに伴い、業務用分煙機市場も今年度は100万台(100億円)、来年度は110万台(110億円)と着実な伸長が見こまれています。 しかし、空間分煙の確立に伴い、分煙は実現されつつあるものの、喫煙コーナーと隣接したゾーンでは、壁や器物に付着したタバコのにおいが気になるなどの不満が多く寄せられていました。 こうしたニーズに対応して、当社は、当社製冷蔵庫「光プラズマ鮮蔵庫」に採用した光プラズマユニットを分煙機用に改良することで、集煙機能はもちろんこと、脱臭機能を従来方式に比べて大幅に強化した業務用分煙機を開発し、商品化したものです。
 当社家電機器社は、現在の家電製品分野に加えて、あらたに業務用機器事業を今後の事業の柱の一つに位置付けた展開を図っています。 今回の新製品も、当社家電製品で培われたコア技術を業務用途に応用することで、業務用機器分野の事業の拡大をめざします。


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