住宅内の空質(インドア・エア・クオリティ)向上を実現する24時間全館空気制御システムの発売について 1997年2月20日
新製品は、住宅メーカーやデベロッパーへのコンセプト提案と 意見交換を重ね開発したもので、冷暖房・除湿能力を備えるだけでなく、 高性能の空気清浄フィルタにより、花粉や塵、タバコの煙や建材等から出る 化学物質を除去し、空気の清浄度を含めた住宅内の空質を最適化しています。 また、全体の冷暖房・除湿と冷・温風分配を行う「空調ユニット」、温度制御が 個々に可能な各部屋の「吹出ユニット」、屋内の温・湿度の変化を抑えながら 換気を行う「全熱交換気ユニット」でシステム構成しており、各部屋の位置や 室温に応じて各ユニットの能力・風量をネットワーク制御することで、各居室別の 温度制御はもちろん玄関、廊下を含めた家全体を快適な温度・湿度に保ちます(*1)。 さらに、これらの各ユニットの小型化と小径断熱ダクトの採用等により、 戸建住宅(*2)はもちろん、天井スペースの限られた集合住宅にも対応可能としています。 新製品では、当社ルームエアコン「電気上手シリーズ」で培ったデジタル制御技術、 高効率コンプレッサ等を活用することで、高い省エネルギー性能を実現しています。 「セーブ運転」機能も備え、従来型の各部屋別のエアコンで個別空調したのと同等の 電気代で、24時間の全館空調が可能です。 なお、本製品システムは、3月4日から9日まで開催する 「TOMORROW21 東芝技術展」で展示します。
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