ニュースリリース

　東芝デジタルソリューションズ株式会社（本社：神奈川県川崎市、取締役社長：岡田 俊輔、以下 当社）の「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak™」が、ポケトーク株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：松田 憲幸）が本日、ローンチを発表した法人向けビジネスシリーズ「ポケトーク for BUSINESS」の製品ラインアップである「同時通訳」に、日本語の音声合成エンジンとして採用されました。 

　昨今、グローバルに展開するビジネスシーンにおいて、多言語でのコミュニケーションを支援する仕組みへのニーズが高まりをみせています。このようなニーズを受け、ポケトーク株式会社がローンチする「ポケトーク for BUSINESS」は、ビジネスシーンで求められる正しく・速く・正確な翻訳および通訳を実現した法人向けのビジネスシリーズで、このシリーズの製品のひとつとして提供される「同時通訳」は、相手の話す英語を69言語の音声と字幕でリアルタイムに理解できるPC向けのソフトウェアです。

　当社の「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak™」は、テキストから音声合成を生成する組み込み機器用のソフトウェア製品で、カーナビなどの車載機器、ゲーム機器、デジタル機器などさまざまな電子機器に多くの搭載実績があるほか、ゲーム・スマホアプリや業務アプリへの組み込みにも活用されています。今回採用されたToSpeak™は機械的な音声ではなく、自然な発話の合成音声を生成することが可能です。今回、この自然な発話を評価いただき、2018年のAI通訳機「ポケトーク(端末)」^注への採用に続いて、「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳」に採用されました。

　今後も当社は、「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak™」の機能強化を進め、さまざまなビジネスシーンへの音声技術の活用を支援していきます。