デジタルの力で、
新たな“あたりまえ”を世の中につくりたい

入社以来、放送局や新聞社などのメディア業界をお客さまに、営業担当として提案活動をしている佐藤雄介。情報を発信し続けなければならないという社会的使命のある報道を支えることへの強い想いを胸に、東芝が持つテクノロジーを駆使して、お客さまに最適な提案ができるよう、日々努めている。そんな佐藤にとっての“デジタル技術”について、語ってもらった。


ITの活用が加速するお客さまにプロとして応えたい


放送局や新聞社などのメディア業界のお客さまに対し、その仕事を支えるさまざまなシステムの提案を行っています。例えば、コンテンツのアーカイブシステムや番組データの販売管理システムなど、お客さまを理解し、共に現場で何が必要とされているかを深掘りしながら提案してきました。

昨今、お客さまを取り巻く市場のニーズは急速に変化しており、スピード感のあるビジネス展開が強く求められています。また、高度なプログラミングの知識や経験を必要とせず、最小限のプログラミングで迅速にソフトウェアを開発できる環境が整備されつつあり、お客さま自身で必要なシステムを内製化される割合が増えています。こうした動きから、内製化によって新しく作られたシステムと私たちが構築したシステムを、素早くつなぐことが求められるようにもなるなど、お客さまのニーズが変化してきていることを実感しています。

私たちに求められる提案のレベルは年々高くなっており、それに応えられるように日々勉強を続けています。


最新技術が未来の働き方を変える


私はいま、東芝独自の画像解析技術を使った顔認識AI「カオメタ」の拡販にも取り組んでいます。「顔辞書」にあらかじめ登録した人物の顔を映像の中から瞬時に探し出し、顔と名前をひも付けるというものです。メディア関連の活用シーンとしては、スポーツ中継で選手の名前を表示したり、報道番組で画像に映る多くの人物の中からを特定の人物を見つけ出したりするなどが考えられます。

例えば、総選挙の特別番組では、番組内で次々と当選確実が出される中、その裏では番組スタッフが映像を見ながら候補者の顔と名前を正しくかつ瞬時に特定していかなくてはなりません。あるテレビ局では、長年、熟練のスタッフがその業務を担当されていました。そこで、カオメタを併せて使ってみたところ、正確でスピーディーな人物の特定に「人間でも難しい仕事が、AIでここまできるようになったのですね。」というコメントをいただくことができました。間違いが許されない選挙報道の現場で、実際に「使える」とお墨付きをもらえたのはとても嬉しかったです。

このようにメディアの現場では、手作業や人に依存する業務がとても多いです。労働人口が減少していく中、属人的な業務を続けていくには限界があります。だからこそ、東芝の技術で支援できることは、まだまだたくさんあると感じています。


データの活用が、スポーツチームの強化を支援する


東芝グループの有志が集まり、スポーツの分野における課題をAI/ICTで解決することを目指した「Sports-tech PJ」に参加しています。例えば、ラグビーのチームの強化を支援する取り組みです。ここでは、映像解析の技術を使ってフィールド上の選手のフォーメーションなどを自動的に把握し、データとして記録するシステムを開発しました。通常、このような分析用のデータへの加工は、「アナリスト」と呼ばれる専門職の方々が手作業で行います。このデータ加工だけでも非常に手間がかかるため、分析に至っては限られたゲームの分しかできません。これはそういったアナリストを支援するシステムです。

これまでも、GPSタグを使うことで、自分のチームの選手の動きやフォーメーションなどのデータを取得する方法はありましたが、対戦相手チームのデータは取れませんし、そもそも他のチームのデータは一切取ることができませんでした。しかし、この映像解析技術は映像データを活用するため、自分のチームに加えて他のチームの選手の動きやフォーメーションなども、まるでその場にいたかのように把握できます。これは、これからのスポーツには欠かせない技術になることでしょう。


「デジタル」の力を活用し世の中を変えていきたい


私自身、「デジタルは生活を変えることができる」と信じています。デジタルの力で、これまでできなかったことがどんどんできるようになっています。対面で行っていた会議や打ち合わせ、出社して対応していた業務などが、リモートワークやSNSなどのアプリを活用したコミュニケーションに置き替わり、それが広がっています。

学生の頃から「AIや新しい技術を活用して世の中を変えていきたい」、「新たな“あたりまえ”をつくっていきたい」という強い思いを抱いていました。報道やスポーツの現場に接して得たもの、感じたものをとおして、いま、まさにその思いを実現できる仕事に就き、実現に向けて歩んでいることを実感しています。

今後も、さまざまな業務に携わり、世の中を変えていくことに貢献していきたいと思います。

好きなデジタルツール

コロナ禍で人との接触が減って、同僚や友人と直接会って話す機会も少なくなり、「つながり」を保つのが難しくなりました。 そんな中、SNSは世界中のさまざまな情報が集まってくるので、重宝しています。いま、誰がどんなことに興味を持っているのか、何に取り組んでいるのかをすぐに知ることができますし、同僚とのコミュニケーションにも役立っています。例えばオンラインゲームでは、LINEなどの通話アプリを使うことで、同じ空間に集まって遊んでいるかのようにみんなで楽しめます。また現在よく使うのがInstagramで、コミュニケーションをとり、デジタル上で若手社員を中心に交流会を計画し、若手の孤独感を減らし、つながりを楽しんでいます。

SNSでのつながり

佐藤 雄介

東芝デジタルソリューションズ株式会社
ICTソリューション事業部
メディア・サービスソリューション営業部 営業第一担当


入社当初からSIビジネスの営業を担当し、システム開発の提案などを行っている。昨今では顔認識AI 「カオメタ」の拡販にも尽力。有志活動として、スポーツ分野でAI/ICTを活用する「Sports-tech(スポーツテック)PJ」にも参加。

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