サイバー攻撃からお客様の大切なインフラを堅守
デジタル化の進展とリモートワークの拡大により企業は大きく変貌を遂げ、かつては独自ネットワークであった制御・運用技術(OT)環境が、情報技術(IT)環境と相互接続されるようになりました。その結果、サイバー空間と物理空間が融合するCPS(サイバーフィジカルシステム)が増加し、セキュリティチームが守らなければならない領域が拡大しています。一方、サイバー攻撃のリスクが増大しており、産業現場では資産やネットワークに潜んでいるリスクを正確に把握する必要性が高まっています。
これらの課題を解決するのが、全世界で25以上の業種、700以上の顧客、8000以上の工場・プラントでの導入実績を誇る、クラロティ社が提供するXIoT※向けサイバーセキュリティソリューションです。資産・通信の可視化、脆弱性とリスク管理、ネットワーク保護、脅威検出、リモートアクセス機能を提供し、サイバーレジリエンス、オペレーショナルレジリエンスを実現します。
当社は、クラロティ社の販売代理店として、制御システム向け資産の可視性、リスクと脆弱性の管理等を実現するクラロティ社のサイバーセキュリティ・プラットフォーム「CTD(Continuous Threat Detection)(クラロティ社のサイトに遷移します)」を提供します。数多くの製造現場で蓄積してきた当社の制御システムに関するノウハウとサポート力を活用し、同社のソリューションの導入から運用支援まで一貫したサービスを提供します。
※拡張型モノのインターネット( XIot : Extended Internet of Things )
製造現場では、IoTの普及によりITネットワークと制御ネットワークが繋がった環境が増えてきました。そのため、甚大な被害を狙ったサイバー攻撃を防ぐため、多層での対応が必要です。
課題と導入効果
サイバー攻撃をすぐに把握したい
サイバー攻撃を見過ごし、気付いた時には既にデータ流出やシステム停止が発生しているという事態になることを避けたい
現場に何がありどう動いて
いるかを把握したい
古い機器や、作業員が勝手に繋いでいる機器等が現場に氾濫しているが、どこに何があるのか、どのような通信が行われているのか早く可視化して現状を正しく掴みたい
現場機器のセキュリティ
リスクを把握したい
現場の機器に必要なパッチが当てられているのか、外部との通信があるのか等を把握し、リスクを正確に早く管理したい
重要な機器への危険な
攻撃を検知したい
保護したい重要な機器が一般の環境に置かれているが、現場に手を入れず危険な攻撃を検知対応したい
サイバー攻撃を
すぐに把握したい
サイバー攻撃を見過ごし、気付いた時には既にデータ流出やシステム停止が発生しているという事態になることを避けたい
IT/OT環境をサイバー攻撃の脅威から守り、お客様のプラントや工場を安全に運用
特長
導入から運用までワンストップで対応可能
製造現場のアセスメントから保守運用までライフサイクル全体でセキュリティ対策をご支援します。
- アンケート結果を元に制御システムへの経験が豊富な東芝がリスクを評価し、対策すべき点や進め方を提案します。
- ・運用支援については別途ご相談ください。
・当社提供のサーバの保守は109拠点で対応可能です。
サポートサービス
国内サイトにおける日本語でのサポート
クラロティ社製品の機能や操作方法などに関する問い合わせについて、国内サイトでの日本語による対応が可能です。
新着情報
開発元のご紹介
クラロティ社は、製造工場やプラントにおけるOTの「産業分野」、病院におけるIoMTの「ヘルスケア分野」、ビル管理システムやエンタープライズIoTの「商業分野」にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。同社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワーク保護、脅威検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。(クラロティ社のサイトへのリンク)
関連リンク
東芝デジタルソリューションズの情報システム向けと、制御システム向けを含めたセキュリティ対策をまとめたソリューション情報を掲載しています。
社会インフラ、プラント、製造などの制御システム向けのセキュリティ対策をまとめたソリューション情報を掲載しています。