データファイル印刷ツール
データファイル印刷ツールを使用すると、各種アプリケーションより出力されるCSV、XML形式のデータファイルを検出し、あらかじめ作成しておいた帳票にオーバーレイして、自動的に印刷を行ったり、PDFやXML形式のファイルに出力することが可能です。
通常、データファイルの帳票印刷やPDF/XML形式への出力を行うためには新たなアプリケーションの開発が必要ですが、本機能を用いることにより、簡単なパラメータの設定を行うだけで、ノンプログラミングでの帳票処理が行えます。
データファイル印刷ツールには、以下の特長があります。
- 簡単なパラメータ設定だけで帳票出力システムを構築できます。
- FlyingServ Web帳票の指定するCSVやXML形式のデータファイルを出力できれば、既存のアプリケーションに手を加えることなく、データファイルの帳票処理を行うようシステム拡張することができます。
- FlyingServ Web帳票の提供する高度なレイアウト機能、高精細な帳票印刷機能、高信頼印刷機能をノンプログラミングで利用できます。
- ファイル監視機能とファイル処理機能をネットワーク上に分散配置することにより、個別に開発された既存のシステムの出力処理を統合することが可能になります。
- システムの運用形態に合わせた、柔軟な印刷スケジューリングが行えます。
データファイル印刷ツールの処理の流れ

入力データ形式と帳票出力処理
目的や用途に合わせた選択が可能です。
入力データ:
- CSV形式
- XML形式
帳票出力処理:
- 印刷
フォームオーバーレイ印刷
高信頼印刷 - ファイル出力形式
PDFファイル
XMLファイル
運用スケジュールの設定
運用形態にあわせた帳票処理の運用スケジュールを簡単、的確に定義可能です。

システム構成例
(1)アプリケーションの出力データをノンプログラミングで帳票出力

(2)個別に開発/構築されたシステムを帳票データを介して統合
