ClusterPerfect EXの特長
ポリシーベースのサービス実行管理やOS混在環境の一元管理など、より強化した機能で高度なクラスタシステムを実現します。
少ないノードで高い可用性を実現
多ノードのクラスタを組む際に重要となるサーバやサービス間の依存・排他といった関係をポリシーとして定義する「ポリシーベースのサービス実行管理」機能を搭載。
個々のサービス毎に待機系サーバを用意するシンプルなクラスタ構成(1対1バックアップ)だけではなく、多数のサーバ、サービスを統合したクラスタシステム(N対Mバックアップ)を組むことが可能です。この結果、待機系サーバの台数を削減しながら可用性の向上を図ることができます。

(例)10サービスの可用性を高めたい場合

GUIによる容易なポリシー定義
N対Mバックアップ構成ではサービスの引継ぎ先が多岐にわたるため、あるサービスはあるサーバでしか動作できない、あるサービスはあるサービスと一緒でないと動作できないなど、細かなポリシー定義が必要となります。このポリシー定義を、複雑なプログラミングを行うことなく、GUIからの容易な操作で作成することができます。

OS混在環境の一元管理を実現
Oracle SolarisやWindows、Linuxなど、複数のOSが混在する環境においても一元管理が可能です。

信頼性の高いサーバ統合を実現
サーバ統合に高い可用性と高度なサービスを提供します。
複雑な構成でも高い信頼性を提供
ClusterPerfect EXの豊富な機能(例:プロビジョニング機能やポリシー定義など)を組み合わせることでサーバ統合での高い価値を提供します。

ハードウェア/ソフトウェア障害に対応
システムの障害にはハードウェア障害、ソフトウェア障害があり、その多くはソフトウェア障害です。
ClusterPerfect EXは、VMware ESXiでもハードウェア障害だけでなく、アプリケーション異常も検出し信頼性を高めます。
VMware ESX Serverに対応
VMware ESX Serverによるサーバ統合環境に、高い可用性と高度なサービス実行管理機能を提供します。
VMware ESX Serverのハードウェア障害を救うサーバ自動代替
VMware ESX Serverが動作するハードウェアに障害が発生した場合、予備サーバを使ってサーバの自動代替を行います。
ハードウェア障害が起きてもVMware ESX Serverが動作するサーバの数を一定に保つことができるため、安定したレスポンスタイムの提供が可能です。

多数の業務サービスの実行をポリシーベースのサービス実行管理で制御
VMware ESX Serverが作る多数の仮想サーバ上で動作する業務サービスを、ClusterPerfect EXが一元的に監視し、障害検出時には待機の仮想サーバに業務サービスをフェイルオーバします。
ClusterPerfect EXのサービス実行管理機能により、サーバ統合環境に求められる高度なサービスの実行管理が可能です。
