東芝産業機器アジア社が「第13回2025年GOOD FACTORY賞®」において
「ファクトリーマネジメント賞」を受賞
~ベトナムの産業用高効率モータ工場が、バランスのとれた運営で高い評価を獲得~
2024年12月24日
東芝産業機器アジア社
東芝インフラシステムズ株式会社
東芝産業機器システム株式会社
東芝インフラシステムズ株式会社のグループ会社である東芝産業機器アジア社は、このたび、一般社団法人日本能率協会が主催する「第13回 2025年GOOD FACTORY賞®」において、「ファクトリーマネジメント賞」を受賞しました。本受賞は、一昨年の豊前東芝エレクトロニクス株式会社注1、さらに昨年の東芝産業機器システム株式会社注2三重事業所の同賞の受賞に引き続き、東芝グループとして3年連続の受賞となります。
GOOD FACTORY賞®は、中国・アジア地域ならびに日本国内工場の生産性向上、品質向上をはじめ様々な体質革新活動へ取り組んでいる事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く従業員の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として日本能率協会が表彰するものです。今回、東芝産業機器アジア社が受賞した「ファクトリーマネジメント賞」は、上述の点において総合的に工場運営のレベルが高く、全体にバランスのとれた工場運営の良さが評価された工場に贈られます。
東芝グループは、今後も継続して質の高い工場運営を追求し、多様な社会インフラを支える高性能・高品質な製品・サービスを開発・製造してまいります。
注1:豊前東芝エレクトロニクス株式会社は、株式会社東芝の100%子会社である東芝デバイス&ストレージ株式会社のグループ会社です。
注2:東芝産業機器システム株式会社は東芝インフラシステムズ株式会社の子会社です。
【受賞理由】
東芝産業機器アジア社は、2008年の設立以来、ローカル社員の主体性を重視したマネジメント改革を通じて、ベトナムにおける産業用高効率モータ製造の中心的存在となっている。特に、2015年以降のクレーム増加やコロナ禍といった困難を契機に、ローカルメンバーに権限移譲を進めた「ローカルファースト」マネジメントの導入が奏功し、品質向上、生産リードタイム短縮、経常利益の増加、労働災害削減など顕著な成果を挙げた。この結果、同社のマネジメント手法は日本の本社からも注目を集め、評価された。
詳細は一般社団法人日本能率協会のニュースリリースをご覧ください。
URL:https://goodfactory.jma.or.jp/
【東芝産業機器アジア社 取締役社長 山中元のコメント】
念願であったGOOD FACTORY賞®を受賞できたことを大変嬉しく思います。当社がこれまで進めてきた、ベトナムの文化と国民性にマッチした現場づくりや、事業環境の変化に負けないサステナブルな工場運営の取り組みが高く評価されたことは、非常に意義深いことだと認識しています。ベトナム製造業としての当社のマネジメントは未だ道半ばです。「常に改善&常に前進」の気持ちを忘れることなく、謙虚な気持ちで学習し、さらなる発展を目指してまいります。
【東芝産業機器アジア社概要】
東芝産業機器アジア社は、ベトナムに所在する産業用高効率モータの最大の製造拠点であり、ベトナム国内向けをはじめ、日本・北米・中国など世界に幅広く高品質な製品を供給しています。2010年の操業開始以来、産業用モータの累計生産台数は約387万台(2024年12月時点)、また2022年より生産を開始した車載用電動機についても累計約7.5万台(同時点)に上ります。
主要事業 | 産業用高効率モータの開発/設計/製造/販売、車載用発電機モータの製造/販売、産業用インバータの販売 |
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設立年月日 | 2008年12月22日 |
従業員数 | 約1,000名(2024年3月末) |
所在地 | ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア市 アマタ工業団地 |
代表者 | 取締役社長 山中 元 |
主要事業 | 産業用高効率モータの開発/設計/製造/販売、車載用発電機モータの製造/販売、産業用インバータの販売 |
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設立年月日 | 2008年12月22日 |
従業員数 | 約1,000名(2024年3月末) |
所在地 | ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア市 アマタ工業団地 |
代表者 | 取締役社長 山中 元 |