ニュースリリース

～DBO方式で参画～

　東芝インフラシステムズ株式会社（以下、「当社」）を含む民間企業グループは、広島県福山市との間で「新浜ポンプ場改築事業」（以下、「本事業」）に関する契約を締結しました。
　当社は、主に新浜ポンプ場の電気設備の設計・製作・据付工事及び試運転を担当します。

　本事業は供用開始から60年以上が経過した合流式下水道区域の雨水ポンプ場で、施設・設備の老朽化が著しく、耐震性の課題も有していることを踏まえ、土木・建築および機械電気設備を含めた、ポンプ場の改築を行うものです。
　また、公共団体が資金を調達し、民間事業者が設計・施工から維持管理・運営業務を一体的に行うことで、長期的な視点からコスト縮減や安定的な運転が図れる設計・施工、維持管理・運営業務一括発注（DBO：Design Build Operate）方式のプロジェクトとなります。

　当社は、狭隘な敷地条件の中でのスクラップ＆ビルドによる再構築、および15施設を対象に、段階的に54施設に拡大が予定されている維持管理・運営業務に対して、「統合監視制御システム」、「維持管理支援システム」等のICT設備の活用により、運転維持管理の業務効率化の実現と、下水道事業の安定性・持続性確保に貢献します。