ニュースリリースNEWS RELEASE
Transport Logistic 2019への出展について
-欧州向けハイブリット機関車を展示-
2019年5月28日
東芝インフラシステムズ株式会社(以下、当社)のドイツ現地法人である東芝鉄道システム欧州社(Toshiba Railway Europe GmbH、以下TRG)は、6月4日から6月7日にミュンヘンで開催される「Transport Logistic 2019」に出展します。
Transport Logisticは、メッセ・ミュンヘンが主催する交通・運輸システムを包括的に扱う国際的な見本市です。TRGはハイブリッド機関車実物大モックアップの展示(屋外線路エリア:2/5)およびハイブリッド機関車用電気品・ソリューションの展示を行います(ブース番号705/7)。
欧州はCO2削減に向けて様々な環境規制が導入されており、市場の省エネおよび環境調和型製品への高い要求に応えるべく、今回出展するのは、ディーゼル発電機およびリチウムイオン二次電池「SCiB™」によるハイブリッド機関車であり、パンタグラフ充電を想定したモックアップとなっています。また、主電動機には多くの採用実績を有する高効率な永久磁石同期電動機(PMSM: Permanent Magnet Synchronous Motor)を採用しています。さらに運転室は使用快適性を考慮した設計になっています。
当社が開発した蓄電池システムは、鉄道車両に要求される欧州規格EN50126(RAMS)*1およびRAMSの安全性(Safety)に関するEN50129の認証SIL4*2を世界で初めて取得しています。
今後当社は、欧州をはじめとした海外および国内向けに、省エネルギーを実現する環境調和型ハイブリッド機関車の市場投入および鉄道向け蓄電池システム事業の強化を図っていきます。
東芝インフラシステムズ Transport Logistic特設サイト
ハイブリッド機関車(モックアップ)
リチウムイオン二次電池「SCiB™」
(モジュール)
リチウムイオン二次電池「SCiB™」
(セル)
*1: RAMS(Reliability Availability Maintainability and Safety)信頼性,有効性,保守性,安全性の仕様と実証
*2: SIL4: (Safety Integrity Level 4)1時間当たりの危険側失敗の平均頻度 1×10-8未満の水準
東芝鉄道システム欧州社について
代表 | 重岡 成 |
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所在地 | ドイツ キール市(本社) ドイツ デュッセルドルフ市(支社) |
株主 | 東芝インフラシステムズ株式会社(100%) |
事業内容 | 欧州向け機関車(完成品) および欧州向け機関車の車両用主回路機器、バッテリーシステム、その他電気品システムの設計・開発・販売 |