Post-Expo2018への出展について

2018年9月26日

 当社は10月9日~11日にドイツ・ハンブルグにて開催される世界の郵便事業社が集う年に一度の業界展示会Post-Expo2018に出展します。ブースは、ホールB2の160です。
 当社の物流自動処理システムの中でも近年特に注力をしている物流ロボットシステムのデモンストレーションおよび、10月11日11:45より、展示会場内のカンファレンス会場にて、当社の提供する物流ロボットシステムを紹介するプレゼンテーションを行います。

Post-Expo2018 ブースイメージ

 郵便処理システムの自動化および高効率化の市場は世界各国で堅調ですが、インターネットショッピング等の需要の高まりによる小包取扱量の急増に伴い物流ロボットシステムのニーズが高まっています。

 当社は、物流ロボットを使用したソリューションの一例として、水平多軸(スカラ)ロボットによる小包の自動インダクションシステムのデモンストレーションを行います。
 カゴ台車にばら積みされているさまざまな形状・素材・サイズの小包を取り出し、宛先情報が記載されている面を検出した後、宛先情報面を上にして小包区分機に自動で投入します。宛先情報面を上向きにすることにより、その後の小包区分機での処理を容易にすることが可能です。宛先面検知は当社の開発した画像認識技術で行い、事前に動作をプログラミング(ティーチング)する必要のないインテリジェントロボットによるシステムです。また、その他の物流ロボットをはじめとした当社の様々な最新の技術・製品を紹介します。

 当社は、1967年に世界で初めて郵便物自動処理装置を開発して以来、高い機能と信頼性が評価され、20か国以上の郵政事業者へ累計1500台以上を納入しています。近年では郵便物自動処理システムで築いてきた画像認識、メカトロ、制御、ITシステムなどの分野の技術開発力と業界での経験値をもとに、その処理対象を郵便物から小包にまで広げ、郵便・物流の両業界向けに自動処理のトータルシステムを提供しています。
 今後は、物流ロボットシステム事業を強化することで、郵便・物流業界の抱える 運用コストの大半を占める輸送コストの削減、全体運用の効率化、省人化、作業者の負荷軽減などの問題解決に取り組んでいきます。

主な出展内容

  • 水平多軸(スカラ)ロボットによる自動小包インダクションシステムのデモンストレーション

デモンストレーション イメージ

  • 物流ロボットシステムポートフォリオと当社特徴の紹介(動画)
  • 画像認識技術と物流ITシステムの紹介(パネル展示)

Post-Expo2018ホームページ

http://www.postexpo.com/

東芝インフラシステムズ物流ロボット紹介ホームページ

https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/security-automation/robotics-logistics.html