100万人のレシートデータによる「買い物動向」を毎月発表
相次ぐ値上げ!1回の平均購入額が夏以降“51円”UP

(※2022年6月と同年10月比較)
(※2022年6月と同年10月比較)

2022-11-18
東芝データ株式会社


最新の全国買い物データによる平均購入金額、買い上げ点数、時間帯を徹底調査!
買い上げ点数は変わらず、購入単価が約2%増!値上げ影響じわり負担に

東芝データは、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート® 」の会員、約100万人のレシートデータから得られる購買データを統計化し、実購買から見る生活者の行動変容を可視化していきます。今回の調査では、急激な円安などの影響を受け1回あたりの平均購入金額の上昇が見受けられました。本格的に価格高騰が食品などに反映され始めた2022年6月と同年10月を比較すると、買い上げ点数に大きな差はないが購入単価が約2%程増加していることも見てとれます。このことから、値上げの影響で平均購入金額が増加傾向であると考えられます。

【調査サマリー】

■購入金額・単価・点数からみる:前年同月差で平均単価、購入金額上昇。値上げ影響みられる
■買い上げ点数からみる:価格高騰による買い控え、商品厳選傾向へ
■購入合計金額からみる:今年10月は前年差、平均購入金額92円上昇
■買い物時間からみる(コロナ前後比較):買い物時間が夜型から昼型へシフト

100万人のレシートデータで見る買い物動向の変化
―1回あたりの平均購入金額・単価・点数―

2021年と比較すると2022年の平均購入金額・購入単価が全体的に増加
10月は前年同月より、1回あたりの平均購入金額92円上昇

 

データの抽出条件
・対象期間:2021年5月~2022年10月
・対象店舗:2021年5月と2022年10月の両方に「スマートレシート®」で売上実績があるスーパー

100万人のレシートデータで見る買い物動向の変化
―1回あたりの平均買上点数―

 

①買い上げ点数 前年比較
2021年10月/2022年10月比較(東芝データ調べ)

1回における買い物点数が減少し、価格高騰による買い控え・厳選傾向に

 

②買い上げ点数 前月比較
2022年9月/2022年10月比較(東芝データ調べ)

前月比較だと買い上げ点数自体に大きな変化は見受けられない

 

データの抽出条件
・対象期間:2021年10月/2022年9月/2022年10月
・対象店舗: 2021年10月と2022年10月の両方に「スマートレシート®」で売上実績があるスーパー
・対象会員:対象期間の各月それぞれで1回以上対象店舗の買上データがある方

100万人のレシートデータで見る買い物動向の変化
―1回あたりの平均購入金額―

 

③購入金額 前年比較
2021年10月/2022年10月比較(東芝データ調べ)

全体の平均購入金額が増え、値上げ影響が反映

 

④購入金額 前月比較
2022年9月/2022年10月比較(東芝データ調べ)

前月比較でも微増しており、重なる値上げが一段と重荷に

 

データの抽出条件
・対象期間:2021年10月/2022年9月/2022年10月
・対象店舗: 2021年10月と2022年10月の両方に「スマートレシート®」で売上実績があるスーパー
・対象会員:対象期間の各月それぞれで1回以上対象店舗の買上データがある方

100万人のレシートデータで見る買い物動向の変化 
―買い物時間帯分布―

 

⑤買い物時間帯比較
2019年/2022年毎10月 比較(東芝データ調べ)

【特別編 コロナ比較】 買い物時間が夜型から昼型へシフト!

 

⑥買い物ピーク時間帯比較
(東芝データ調べ)

【特別編 コロナ比較】 夕方のピーク帯が40代女性は1時間早まり、
対照的に50代女性は1時間後ろ倒しになる傾向に

 

データの抽出条件
・対象期間:2019年10月/2022年10月
・対象店舗:2019年10月と2022年10月の両方に「スマートレシート®」で売上実績があるスーパー
・対象会員:対象期間の各月それぞれで1回以上対象店舗の買上データがある方

■ 家計管理もラクラク!「スマートレシート® 」

東芝テックが開発した「スマートレシート® 」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、データとして管理・提供するサービス。お客さまは手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、月毎に食費や日用品など9つの家計費目に自動で集計される。

*「スマートレシート®」は東芝テック株式会社の登録商標です。

■ 東芝データがご提供する購買統計データについて

東芝データ株式会社では、「スマートレシート®」から得られる購買データを統計化し、実購買に基づいた膨大なデータから消費行動パターンをより詳細に分析できるサービスを展開中。

<東芝データの扱う購買データの特徴>

  • 国内POSレジシェアNO1の東芝テックのアセット基盤
    「スマートレシート® 」加盟店の業種・業態を超えた幅広い購買統計データを流通横断で取得可能。サービス会員数100万人以上。
  • データの即時性
    数時間以内に形成した購買統計データで分析可能(購買統計データAPI)
  • 分析切り口の多様性
    購入者属性等、エリア指定、指定商品のシェア・ランキングなど、あらゆる切り口で購買動向を把握。変化を速やかに捉え機会を逃さない商品開発や、暮らしの変化に順応させる政策立案を行うことに寄与。

また、サブスク型の購買統計データ分析ツール「Data flip™」の提供も開始。

【事業に関するお問い合わせ先】

東芝データ株式会社 広報担当  Hdq-info-tdc@ml.toshiba.co.jp