厚生労働省LANシステムの更改作業におけるチャットデータの一部消失事案について
2026年06月12日
当社が受注した厚生労働省LANシステムの更改作業において、一部のデータを誤って消失させる事案が発生しました。
関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
当社は本件を真摯に受け止め、再発防止に取り組んでまいります。
1.事案の概要
厚生労働省LANシステム(Microsoft 365環境)の更改作業において、令和8年4月25日に実施したデータの復元要件を守るための設定を誤ったことにより、令和5年1月4日から令和7年10月29日までの間に作成されたMicrosoft Teams上のチャットデータ、共有ファイル、個人ファイルが削除され、そのうちチャットデータの一部が復元困難(データ消失)となります。
2.原因
本事案の原因は、当社がシステム更改の一連の作業の中で、厚生労働省職員が削除したファイル等を一時的に保存するための領域の保存期間のみを見直す予定を、厚生労働省職員が通常利用する領域の保存期間も誤って設定したことによるものです。
本プロジェクト全体では、システムの設計・設定やデータを移行する作業の際、社内で当該製品の知見を有する者のレビューもしくは製品ベンダーの設計協力をいただくことを原則としていましたが、本事案は、データの保存期間の設定変更という補助的な作業と位置付けられていたため、社内の知見を有する者によるレビューや本機能に係る製品ベンダーの設計協力を得ずに進めてしまいました。
作業にあたってのテストも実施していましたが、不十分なテストデータを用いて実施したため、本事案を検知することができませんでした。
3.再発防止の取り組み
当社は以下の項目について再発防止徹底を図ります。
(1)管理プロセスの見直し強化および体制の強化
(2)テスト方法および検証環境の見直し等

