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環境省主催のオンライン展示会『ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン』に出展

2021年03月03日

 

当社は、環境省が日本の環境技術力と地球環境に対する取り組みを国内外に発信する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン -カーボンニュートラル社会に向けたイノベーション-」に出展します。本イベントは、2021年3月3日(水)~23日(火)にオンライン上で開催されます。

当社は、脱炭素社会の実現に向けたCO2の分離回収および資源化に取り組んでおり、本展示会において、以下2件の展示を行います。1)については、3月12日(金)13:00-14:00に、説明員が皆さまからの展示内容に関する質問にチャット機能を使ってお答えする予定です。

1)「資源循環」テーマに「Power to Chemicals(CO2の資源化技術)(*1)」を展示します。
内容:産業設備の排出ガスなどから分離回収したCO2を、再生可能エネルギーを用いて電気分解して得たCOを原料に有機材料を製造し、価値ある化学品や燃料へと活用する技術。

2)「活動支援」テーマの環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室ブースに「環境配慮型CCS実証事業 CO2分離・回収実証設備(*2)」を展示します。
内容:発電所から排出されるCO2を分離回収する大規模な実証設備を福岡県大牟田市に建設。バイオマス発電所から排出されるCO2を分離回収する世界初(*3)の大規模BECCS(*4)対応設備。

CO2電解セルと触媒電極

 

CO2分離回収実証設備

 

本イベントの詳細は下記の通りです。

■開催概要

催事名称:
「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン-カーボンニュートラル社会に向けたイノベーション-」

実施内容:
-技術や脱炭素等に向けた取り組みの展示
温室効果ガス削減、温室効果ガス削減、資源循環、ライフスタイル、活動支援の5つのテーマごとに、VRの展示空間に国内企業や団体による最先端の環境技術や脱炭素等に向けた取り組みを紹介します。

-オープンセミナーの実施
ASEAN地域における気候透明性活動の現況報告と合わせ2030年に向けた課題などについて、各国のキーパーソンを交えパネルディスカッションを行います。(環境省主催)

実施期間:
3月3日(水)午前10時~3月23日(火)午後11時59分までの21日間
※オープンセミナーは3月10日(水)午前11時~より開催

また3月11日(木)、12(金)には展示空間にて説明員が皆さまからの質問にお答えする時間も設けています。

公式ウェブサイトで詳細内容を御覧いただけます。
http://copjapan.env.go.jp/cop/virtualjapanpavilion2021/

参加方法:
ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンへは以下URLより登録して参加。
https://cluster.mu/e/e6f530e4-610a-4cd9-b254-e9f222c10550

オープンセミナーへは以下URLより登録して参加。
https://cluster.mu/e/c0e2224e-f9b1-4a94-8d7f-bc2f45fefba1

※どちらも無料で御参加いただけます。

協力企業:
国内約30社/団体予定

※これまでの国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)におけるジャパンパビリオンでの展示を行ったことがある企業や、環境インフラ海外展開プラットフォーム、あるいは環境経営促進プラットフォーム等の会員企業等に対して募集を行い、その結果応募のあったものが対象となっています。

■ヴァーチャルパビリオンイメージ
本ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンでは、アバターを使い、オンライン会場内を自由に移動できます。参加者同士のコミュニケーションも可能で、リアルな展示会とはひと味違った楽しみ方ができます。

 

会場イメージ

 

*1 http://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1903_02.htm  
      https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2020/10/pr3001.html
      https://www.toshiba-energy.com/info/info2020_1202.htm

*2 https://www.toshiba-energy.com/info/info2020_1031.htm

*3 当社調べ。2020年10月時点。

*4 BECCS:(Bio-Energy with Carbon Capture and Storage):CCS付きバイオマス発電