ニュースリリース

第26回 東芝グループ環境展の開催について

2018年01月18日

 当社は、当社グループの最新の環境調和型製品、環境負荷低減に向けた活動などを一般展示する「第26回東芝グループ環境展」を、2月1日(木)と2日(金)に当社の川崎スマートコミュニティセンターで開催します。

 現在の国際社会では、「エネルギーの需要増加」「気候変動」「資源の枯渇」や「都市への人口集中」など、環境問題と深く関わりのある社会課題が日々深刻化しています。
 2016年には国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」や、地球温暖化対策の新しい国際枠組みである「パリ協定」が発効するなど、さまざまな社会課題の解決に向けて国際的な動きが活発化するなか、グローバルに活動する企業にも積極的な対応が期待されています。
 当社グループは、「地球と調和した人類の豊かな生活」をめざす長期的な環境目標「環境ビジョン2050」の実現に向け、「社会インフラ」「エネルギー」「電子デバイス」「デジタルソリューション」の4つの注力事業領域における環境調和型製品・サービスや高効率モノづくりを通じて、これらの課題の解決に取り組んでいます。

 今回の環境展では、「低炭素社会への貢献」を中心とした切り口で環境施策の事例を社内外のステークホルダーの皆様にご紹介します。
 
 当社グループでは今後も本展示会など当社グループの環境経営に対する理解を深めていただく場を提供していきます。

主な展示内容

 社会課題の解決をめざす環境経営の姿のほか、「社会インフラ」「エネルギー」「電子デバイス」「デジタルソリューション」の各注力事業領域における環境調和型製品・サービスや高効率モノづくりの事例について、「低炭素社会への貢献」を中心とした切り口で41テーマを展示します。

1.全体方針/施策ゾーン
 日々深刻化している社会課題やそれに対応する「SDGs」や「パリ協定」などの国際的な動き、東芝グループの環境経営における長期目標である「環境ビジョン2050」や中期目標「第6次環境アクションプラン」、環境活動における各種表彰などをご紹介します。

2.社会インフラゾーン
 多分野の蓄電用途に貢献する二次電池や、エレベーターの省エネ多台数運行管理システム、鉄道システム向けバッテリーソリューションなどのインフラソリューション、新電動パワートレイン用発電機や高効率熱源機などの環境調和型製品を紹介します。

3.エネルギーゾーン
 大規模な電源需要に応える「基幹発電」、自然エネルギーを有効活用する「再生可能エネルギー」、電源の安定供給を支える「送配電・蓄電」の事例のほか、IoT技術を使った「デジタル現場支援サービス」や二酸化炭素の資源化を実現する新規開発技術などを紹介します。

4.電子デバイスゾーン
 あらゆるシーンで省エネに貢献するパワー半導体や高性能・低消費電力の画像認識プロセッサ、大容量エンタープライズ向けHDDなど、IoT社会、低炭素社会を見据え、見えないところで暮らしを支える各種デバイスやストレージソリューションを紹介します。

5.モノづくりゾーン
 廃熱回収効率向上による都市ガス使用量の削減や空調設備の省エネなどの国内外製造工場における高効率モノづくり、物流における環境負荷低減施策、次世代モノづくりIoTの事例などを紹介します。

6.ビジュアル&クライアントソリューションコーナー/リサイクルソリューションコーナー
 高い省エネ性能を誇る液晶テレビ、ノートPCやモバイルエッジコンピューティングデバイス、使用済みの太陽電池モジュールと二次電池を用いたリユース技術を展示します。

関連イベント

 環境展開催の当日、東芝未来科学館にて環境をテーマにした特別ツアーの開催を予定しています。

「人と科学のふれあい」をテーマに東芝グループの歴史、東芝製品の1号機から近未来の社会、生活シーンを見据えた先端技術まで展示紹介する企業施設。

※環境展の詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://www.toshiba.co.jp/env/jp/communication/2017/exh/kankyouten2017_j.htm