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2016年度　グッドデザイン賞の受賞について

　当社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度「2016年度　グッドデザイン賞」において、10件^注１のグッドデザイン賞を受賞しました。受賞商品は、受賞展「グッドデザインエキシビション2016」（2016年10月28日-11月3日に東京ミッドタウンにて開催）にて展示されます。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

「自立型水素エネルギー供給システム H2One^TM 車載モデル」
　2015年度グッドデザイン賞受賞のコンテナ式自立型水素エネルギー供給システムから、「場所を固定した安定なエネルギー供給」と「場所を限定しない移動体システム」という異なるニーズを的確に見分け、新たに車載モデルを開発。これまでの蓄積を活かしながら新たな価値提案となっている。それに併せて、貯蔵能力を維持しながらも小型化・軽量化をするなど、進化・分化を技術が支えている点も評価された。新たな使い方を喚起するものと期待される。

「防災無線戸別受信機　１ＫＤＫ－５Ａ」
　日常の中にスッキリと非日常への備えを溶け込ませる数々の工夫を高く評価した。「そういえばあれがあった」と思い出させる壁掛け利用やシンプルでアイコニックな形状。壁に掛けたまま行えるバッテリー交換や、触っただけでわかる整理された操作部、そこに添えられた点字表記、美観を損なわないケーブルの取り回しへの工夫など、驚くほどのアイディアを詰め込みながら、それを驚くほどすっきりきれいにまとめている。

 

「TransferJet^TM搭載SDHCメモリカード」
　カメラをパソコンやスマートフォンにかざすだけで大容量データが素早く転送できる画期的製品。革新的な近接無線通信技術「TransferJet」をもっとも実用的な形で製品化。一千万画素以上のスチルや4Kビデオ撮影などで大容量化するデジタルカメラの使い勝手を向上させる福音であり、無線LANが乱立するテクノロジー系取材現場にも革命をもたらしている。

 

「レグザクラウドサービス　「TimeOn」　みるコレ」
　（株式会社東芝および東芝映像ソリューション株式会社との共同応募による受賞商品）
　自動録画自体は新しくないが、好みにそったテーマの番組を自動録画し、番組の一部のシーンだけを再生してくれることで、時代に合ったメディア・スナッキングの方法を提案していることを評価。今までの自動録画と違って、自分が気になる役者やテーマなど、より内容の濃い仮想チャンネルが作れるようになった。

その他の受賞商品

株式会社東芝および東芝ライフスタイル株式会社との共同応募による受賞商品

　　・過熱水蒸気オーブンレンジ ER-PD7000

　　・コードレスサイクロン式クリーナー VC-CL1300

株式会社東芝および東芝メディカルシステムズ株式会社との共同応募による受賞商品

　　・全身用X線CT診断装置　Aquilion ONE /GENESIS Edition

　　・超電導磁石式全身用MR装置　Vantage Galan 3T

　　・プレミアム超音波診断装置　Aplio iシリーズ

　　・臨床化学自動分析装置 TBA-FX8

グッドデザイン賞とは

　グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザインの評価・推奨制度です。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまで40000件以上の商業製品やサービスなどが受賞しており、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

注１

10件の受賞商品の内、1件は東芝映像ソリューション株式会社との共同応募、2件は東芝ライフスタイル株式会社との共同応募、4件は東芝メディカルシステムズ株式会社との共同応募で受賞しています。